視覚障害者きうっちの自立への道

視覚障害者きうっち(S52年生)が気の向くままに日々の生活をツラツラとつづるブログ

いよいよ手術の日

2009-10-22 14:11:22 | その他
 今日はいよいよ手術の日。ところで手術手術と言ってはいますが
その肝心の手術の内容をキチンと紹介していなかったような気がするので(少なくともここ最近は)
今回ここで改めて説明しておこうと思います。

 今日行う手術というのはノドの真ん中に空いている『針の穴』のようないくつかの小さな小さな穴を埋めるためのもの。
そのいくつかの針のような小さな穴を下のような手順で埋めていく処置をします。

1.まずノドを中心に部分麻酔をする
2.次にノドの中心(つまりいくつかの針のような穴が空いている場所)を『クチビルの形(または船底の形ともいうかな?)』に切り開く
3.その切り開いた傷口の上の部分の皮膚と下の部分の皮膚を縫い付けてノドの中心に空いていた穴を完全に閉じる

…ま、今回受ける手術を簡単に説明するとこんな感じになるかな?
というよりも自分の脳ミソではこれ以上難しい説明はできないといった方が正しいのかもしれませんが(苦笑)。

 で、上のような手術を今日は午前10時頃から行いました。
ただ手術といっても実に簡単な部類に入るものでだいたいものの1時間もかからなかったと思います。
正直、手術の準備段階で右腕に打った天敵とノドへの麻酔が一番痛かったかな……それから手術中は基本的に気管の近くをいじられるので
むせこむのを抑えるのに結構必死でしたね。自分がむせた瞬間に手術を担当していた先生の手元が狂ったらそれこそ大変だ!と思って中々せきこめませんでしたし、
そのおかげで手術中は意外と緊張しっぱなしだったような気がします。

 そして手術後は、基本的に安静でしかも3時間くらい何も食べられない事もあり『どうせ暇を持て余すくらいなら』という事で
そのままベッドでグーグーと昼寝してしまいました。でも昼寝していた時間は3時間ではなく結局4時間だったような(苦笑)。
それにしても昼寝から目覚めてみたらノドの傷口、縫ったところが結構痛むんですよね。ズキンズキンするというよりはジンジンするというような感じで。
…こんな祇園での痛みの表現で伝わり切るとは思えないですが(苦笑)。今はまだ我慢できていますけど、
食事や何かで飲み込む動作をするたびに結構痛みがきてるので、これがもっとひどくなるようだと今後、痛み止めを考える必要があるかもな~。
でも痛み止めって『座薬』なんですよね……あのお尻の穴から突っ込む……正直、座薬にはあんまりお世話になりたくないなぁ(苦笑)。
さてこの痛み、今夜以降どうなる事やら……。


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