火曜日 午後4時過ぎ
レイジがまたやって来た
ちゃんと宿題も終わらせたらしい
少し肌寒かったので 釣りはヤメ
キャスティング練習をすることにした
レイジは 何か言いたそうに モジモジしている
「どないしたんや?」
「え~っとな え~っと ウェットフライ作りたいねん」
雑誌で見たウェットフライを巻いてみたいと言う
色とりどり綺麗なマテリアルに魅かれたらしい
当然と言えば当然だ ドライフライは本物に似せて地味だから
「めっちゃ難しいぞ ドライをもっと巻いてからじゃないと出来ひんわ」
「でもな〰ぁ…」 と、もじもじ
とりあえずキャスティング練習
子供は覚えるのが早い しかし、忘れるのも早い
前回 綺麗に振れていたのに
今日はダメだ
リーダーがクシャクシャ もつれた糸をほどくのも自分でやらせる
「お~い!」遠くから声が聞こえる
自転車に乗った男の子が手を振って こっちに向かって来た
レイジの友達 名前はゲン
「僕も釣りさせて おっちゃん教えて」 照れくさそうに言った
「よし!竿持ってきたるわ レイジ ちょっと教えてやって」
先輩レイジが 教えている
用意が出来た ゲンに少し教える
「ゲン こう握って こうやって投げてみ」
「こう持って、こうやるん?!」
「おっちゃん これでええか?」「こうやって投げたらええか?」
ゲンは質問と確認を 矢継ぎ早に繰り返す 期待と不安?
とにかく、おしゃべりの好きな子供だ
慣れてくると 人懐っこい笑顔で質問と確認を繰り返す
誉めてやると 嬉しそうのだが少し照れ臭そうな表情でうつむく
少しの間 静かになる 面白い男の子
子供たちが家に帰る時間まで もう少し時間があったのでタイイングをしよう
始めて手にする マテリアルに興奮しながら
質問を投げかけてくるゲン
レイジは先輩面し 私が教えた事をゲンに講釈する
同級生同士、始めたのはレイジが先 先輩である
ゲンもそれを納得してるようだ
思わず笑ってしまう
前回、レイジに使わなくなったバイスをやった
ハックル 大きめの針 スレッド ボビンホルダー マテリアルを少しづつ 分けてやった
フィニッシャーは フライの雑誌から出ている 宇奈月小学校のフライ教室を参考に
ボールペンの芯を抜いただけの ハーフヒッチャー
あとのツールは100均で買ってもらうように言った
羽根は、道端に落ちているモノを拾ったら良い
神河町は自然の宝庫
私の子供の頃 山に近い道に行けば野鳥の羽は落ちていた
レイジが嬉しそうにナイロン袋から鳥の羽を取り出す
ちゃんとパッケージされ 数種類のウイングが入っている
「どうしたん?これ」
「子供会で ヨーデルの森に行って フラミンゴや変わったニワトリがおっって
その周りにいっぱい羽根が落ちていたねん ゲンちゃんと全部拾って来た
道端には 落ちてへんねんもん」 *ヨーデルの森とは神河町にある農村公園
と、得意顔
「凄いやん!良かったな」
得意顔が笑顔に変わる
そこで、レイジのたくらみが理解できた
ウェットフライ なるほどな!
「よし、ウェット巻こか」
拾って来たウィングで巻いてやりたかったが
少し小さいフライになりそうだったので
私のマテリアルから 二人にカラーを選ばせて巻いてやることにした
#8 テールはレッド 金のティンセルボディー スロートは黄色 ウィングはブルー
子供達の選んだオリジナルウェット
2本巻いてやりたかったが もう帰る時間
どっちが持って帰るのか二人で相談 レイジが権利獲得
レイジのフライコレクションが増えた
いつか使う事を楽しみにしているんだろうな
「また来てええか?」とゲン
自転車に乗った二人
「さようなら」
よし! ちゃんと挨拶しない奴にはおっちゃんは教えてあげへんからな
「またおいで! 今度は釣り教えてあげるからな」
嬉しそうな笑顔はこの町の宝物だ
ずっと大切に守っていかないと
レイジがまたやって来た
ちゃんと宿題も終わらせたらしい
少し肌寒かったので 釣りはヤメ
キャスティング練習をすることにした
レイジは 何か言いたそうに モジモジしている
「どないしたんや?」
「え~っとな え~っと ウェットフライ作りたいねん」
雑誌で見たウェットフライを巻いてみたいと言う
色とりどり綺麗なマテリアルに魅かれたらしい
当然と言えば当然だ ドライフライは本物に似せて地味だから
「めっちゃ難しいぞ ドライをもっと巻いてからじゃないと出来ひんわ」
「でもな〰ぁ…」 と、もじもじ
とりあえずキャスティング練習
子供は覚えるのが早い しかし、忘れるのも早い
前回 綺麗に振れていたのに
今日はダメだ
リーダーがクシャクシャ もつれた糸をほどくのも自分でやらせる
「お~い!」遠くから声が聞こえる
自転車に乗った男の子が手を振って こっちに向かって来た
レイジの友達 名前はゲン
「僕も釣りさせて おっちゃん教えて」 照れくさそうに言った
「よし!竿持ってきたるわ レイジ ちょっと教えてやって」
先輩レイジが 教えている
用意が出来た ゲンに少し教える
「ゲン こう握って こうやって投げてみ」
「こう持って、こうやるん?!」
「おっちゃん これでええか?」「こうやって投げたらええか?」
ゲンは質問と確認を 矢継ぎ早に繰り返す 期待と不安?
とにかく、おしゃべりの好きな子供だ
慣れてくると 人懐っこい笑顔で質問と確認を繰り返す
誉めてやると 嬉しそうのだが少し照れ臭そうな表情でうつむく
少しの間 静かになる 面白い男の子
子供たちが家に帰る時間まで もう少し時間があったのでタイイングをしよう
始めて手にする マテリアルに興奮しながら
質問を投げかけてくるゲン
レイジは先輩面し 私が教えた事をゲンに講釈する
同級生同士、始めたのはレイジが先 先輩である
ゲンもそれを納得してるようだ
思わず笑ってしまう
前回、レイジに使わなくなったバイスをやった
ハックル 大きめの針 スレッド ボビンホルダー マテリアルを少しづつ 分けてやった
フィニッシャーは フライの雑誌から出ている 宇奈月小学校のフライ教室を参考に
ボールペンの芯を抜いただけの ハーフヒッチャー
あとのツールは100均で買ってもらうように言った
羽根は、道端に落ちているモノを拾ったら良い
神河町は自然の宝庫
私の子供の頃 山に近い道に行けば野鳥の羽は落ちていた
レイジが嬉しそうにナイロン袋から鳥の羽を取り出す
ちゃんとパッケージされ 数種類のウイングが入っている
「どうしたん?これ」
「子供会で ヨーデルの森に行って フラミンゴや変わったニワトリがおっって
その周りにいっぱい羽根が落ちていたねん ゲンちゃんと全部拾って来た
道端には 落ちてへんねんもん」 *ヨーデルの森とは神河町にある農村公園
と、得意顔
「凄いやん!良かったな」
得意顔が笑顔に変わる
そこで、レイジのたくらみが理解できた
ウェットフライ なるほどな!
「よし、ウェット巻こか」
拾って来たウィングで巻いてやりたかったが
少し小さいフライになりそうだったので
私のマテリアルから 二人にカラーを選ばせて巻いてやることにした
#8 テールはレッド 金のティンセルボディー スロートは黄色 ウィングはブルー
子供達の選んだオリジナルウェット
2本巻いてやりたかったが もう帰る時間
どっちが持って帰るのか二人で相談 レイジが権利獲得
レイジのフライコレクションが増えた
いつか使う事を楽しみにしているんだろうな
「また来てええか?」とゲン
自転車に乗った二人
「さようなら」
よし! ちゃんと挨拶しない奴にはおっちゃんは教えてあげへんからな
「またおいで! 今度は釣り教えてあげるからな」
嬉しそうな笑顔はこの町の宝物だ
ずっと大切に守っていかないと
まさに映画の役者が揃いつつあり??
さしずめ、ゲン君=兄貴役??でしょうか。
そうすると、近い将来「彼女」の登場もあるのでしょうかな??
しかしながら、彼等の小学生ユニフォームの校章が、自分にはどうしても桜マークの中に「エサ」と書かれているようで仕方ありません(笑)
餌という言葉に敏感に反応してしまうフライ師は自分だけでしょうか・・・
乞うご期待!!
校章 エサですね
我が母校 寺前小学校の寺ですが 言われてみればエサに見えてきました
そうそう!今日、ビギマムにお邪魔しました。
市川のPRとC&Rエリアへの協力で伺いしました。とっても良いお店ですね!皆さんの溜まり場ってのも ママとお話して良くわかりました。田舎にはフライショップなどありません ほんと羨ましいです。それから、市川の良いところを切り取った写真(ちゃんと市川で撮影したものですので)と 募金箱を置かせてもらうこともでき非常に有意義な1日でした。これも皆さんのおかげです。これからもよろしくお願い致します。
最近のブログは魚の情報より楽しみです。
コメントありがとうございます。
子どもたちは 遊びの手段としてのフライフィッシング
エサ釣りと同じ感覚です
自然と付き合って行きながら 本物のフライフィッシャーに育ってくれれば良いですね。