啓蟄:
二十四節季のひとつで、冬ごもりしていた虫たちが地上に出て動き出す日とされています。
虫ではないが今年も恒例になったこの日に探すものがある。
それは、
そう、土筆! わが地方では「つくしんぼ」!
まったく気に留めない人は、足早に通り過ぎてしまう。
しかし、私はこの小さなかわいい子にいつも春の到来を感じる。
わが棲家では決まって毎年「啓蟄」の頃、地面から顔を覗かせる。
桜の華やかさはないが、まさに生命の躍動を感じるのである。
数日のうちににょきにょきと成長を果たすつくしんぼ。
いつもなら、大きくなりきる前に摘んで 袴を取ってちょいと料理して
春の野の味覚を楽しむところだが、今年はそんな動きがまだできない。
愛でることで、少しばかり元気を分けてもらおうと思う。
2008・3・5 啓蟄の日にて
メモ;ソメイヨシノ開花予報
今年、静岡の開花予想日は今月26日。
昨年の予想は何と13日だった。(実際は例年並みに落ち着いた)
さて、今年はどうなりますやら。これからのお天気と気温の推移次第。
つくし食べたことないんですよ。ほろ苦いと聞きました。
つくしの他、地面からすぐのところに咲く茎のほとんどないタンポポの黄色を見ると春だなあと感じます。
つくし・・・もう春ですね!
これから暖かくなって、お花たちも咲き誇ってくるでしょう。楽しみですが、この時期は花粉に耐えながら、出かけることになりますね。
陽光をいっぱい浴びたタンポポも春の象徴ですね!
私はまだ山には行けませんが、春探しは続けますよ。
花粉症対策を講じて山へのお出かけですね。お気をつけて。