2007・8・25 2日目 核心部縦走の前に
夜明けと奥穂山頂のパノラマ
未明の白出のコル。周囲はまだ暗いが常念岳後方の空が早くも朱色に染まり出す。
いよいよ今日は今回の山行のクライマックス、「ジャンダルム~天狗の頭~間ノ岳~西穂」の岩稜縦走だ。静寂の朝がはやる気持ちを鎮める。
ご来光を迎える。奥穂への登りの中腹でである。
しばし、足を止め厳粛な気持ちで東の空 . . . 本文を読む
07’・8・24~26 穂高の岩稜縦走 <槍穂完全縦走完結編>
今回の山行は過日実施した(7/31~8/2)槍穂完全縦走の続きだ。(台風5号の影響で「槍~大キレット~北穂~白出のコル」までで無念の打ち切りだったので)
↑クリックでご覧いただけます↑
今回のコースは急峻でやせた岩稜の登下降の連続で、危険度においては国内でも第1級の難コースであるが、岩と展 . . . 本文を読む
2007・8・24~26 槍穂の完全縦走後半
ナイフリッジの馬の背。高度感がたまらない。
岳沢~前穂~吊り尾根~奥穂~涸沢岳~奥穂~ジャンダルム~天狗岳~間ノ岳~西穂~焼岳~上高地へのラウンド。
「槍ヶ岳~大喰岳・中岳・南岳~大キレット~北穂~涸沢岳~白出のコル」まで来たところで前回は台風5号の影響で計画を断念し打ち切りにしたので、その続きである。
たった今帰宅した . . . 本文を読む
07’8・2 穂高よ、さらば またくる日まで
いよいよ今回の縦走記の完結編である。(台風の影響で打ち切りとなった後半部分は必ずリベンジする)
これまでいくつかのパートに分けて掲載してきたので、その軌跡を一括してまとめておく。 各項目をクリックしてご覧ください。
槍ヶ岳<槍穂縦走1日目>
槍ヶ岳の朝<槍穂縦走2日目ーA>
槍のテッペン<槍穂縦走2日目ーB>
槍~南岳稜線漫歩< . . . 本文を読む
2007・7・31 槍穂縦走1日目に槍沢で出会った花たち
槍穂縦走3日目完結編<この後台風で打ち切りになった部分はリベンジします>につなげる前に、1日目<クリックできます>・2日目の快晴を思い出しながら北アルプス盛夏の高山植物の花たちをご覧いただきほっと一息ついてください。
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07’8・2 台風に阻まれた槍穂の縦走
北穂から涸沢岳は大キレットより距離は短いが、急峻な岩稜の登下降の連続だ。クサリ場や鉄梯子、悪場が連続し、大キレット同様気を抜けるところが少ない。やたらなところで立ち止まってはいけない。休憩は最低コルを過ぎたところで取るのがいつものパターン。涸沢槍は絶壁をトラバースして巻いていていくが、常に落石の危険性がある。3,000mの岩稜縦走は、体力以外に岩登りの基本 . . . 本文を読む
07’・8・1 大キレットを通過し北穂山頂で迎える夕景まで
大キレットもいよいよ大詰め、北穂山頂直下に近づき後方を振り返ると南岳でお別れしていた槍の穂先が再びその姿を現す。
見慣れた大好きな山岳展望に今年も出逢えて、至福のひと時を味わう。
槍、大キレット、そして穂高LOVE!!である。
果てなき思い 槍への尾根を 切り立つ岩に 山の男の胸おどる♪
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大キレット越えダイジェストからの続き・詳細です。(07’8・1)
初日7/31に槍ヶ岳。翌8/1に槍から北穂までの行程だ。南岳までは既にレポUP済みなので、大キレットから。
南岳小屋を過ぎ、一気に急峻な岩壁を下る。そして大キレットの最低コルへ。そこからまた急峻な岩場を登り返し、北穂高小屋の真下に這い上がり北穂山頂に立つ。
槍から北穂までの縦走路、メインは大キレットだ。この景色がた . . . 本文を読む
07’・8・10~12 南アルプス山行メモ
はやくも山は紅葉の奔<はし>り
足元に、草紅葉!
真っ赤に紅葉して つやつや輝いていました!
高山植物のお花も種類の入れ替え戦が進んでおりますが、足元から季節の移ろいを感じました。
バラや椿とかの花ではありません。紅葉した葉っぱです!
☆ちょっとしたスクープなので、メモ掲載を。大キ . . . 本文を読む
2007・8・10~12 南アルプスのど真ん中 蝙蝠岳・塩見岳・烏帽子岳に登ってきました。
またまた快晴に恵まれ、それはそれはボリューム感のある南ア独特の幾重にも連なる壮大な山岳風景を堪能してきました!
詳細は後日。先ずはちょっとだけ雰囲気だけも写真でご覧いただきましょう。
塩見岳の雄姿。左奥は北岳・間ノ岳。
カモシカ歓喜のジャンプ!
緑色に見えるのは前小河内 . . . 本文を読む
いよいよ南岳から大キレットを越えて北穂高岳までの部分の一番いいレポとなるところですが、
今仕事が忙しくてギブアップ状態。でも、楽しみに待っておられる方もいるので
取り急ぎ、雰囲気だけでも3枚の写真で。
この部分一番写真が多いので、一気にレポ出したかったのですが、しばし時間をください。
(時系列で見る迫力の映像はもうしばらくお待ちください。)
それではいってみよう!
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2007/8/1 3,000mの稜線漫歩
“槍ヶ岳~大喰岳~中岳~南岳”アルプスの風に吹かれて
こんなにいい天気の日、もっと槍ヶ岳での展望を楽しみたいところであるが、本日は大キレットを越えて北穂高までという日程だ。既に台風の影響で3,000mの稜線では風がかなり強い。先に歩を進める。
槍ヶ岳から北穂高への縦走は、正面に急峻な穂高連峰の岩稜の山塊を見て、右に(西)は笠ヶ岳、西鎌尾根から続く黒部 . . . 本文を読む
8月1日 東鎌尾根から槍ヶ岳のテッペンへ!
昨日、初日のうちに山頂を楽しんでいるが2日目は大キレットから北穂までの余裕の行程なのでもう一回山頂のロケーションを楽しむ。一粒で2度美味しいグリコだ。
東鎌尾根を槍に向かってGO!
モルゲンロートから僅か30~40分後には表情が一変する。
あのテッペンに向かって出発だ。今日も快晴、バンザイ!
実に気持ちのよ . . . 本文を読む
2007・8・1 槍穂縦走 2日目
槍ヶ岳、 夜明け前の眺望
早朝の神聖なる山の夜明け。夏山の1日が始まる。今日も快晴が期待できそうだ。
蝶ヶ岳の後ろに 富士山と南アルプスがシルエットで浮かぶ
レンズを退くと常念岳、蝶ヶ岳の後方に 八ヶ岳・富士山・南アルプスが並ぶ。
八ヶ岳をアップ
他の山もぐるりと見えているが、代表して針ノ木・蓮華、旭岳・白馬岳・鹿島槍 . . . 本文を読む
2007・7・31 上高地~槍沢~槍ヶ岳
日本近代登山の父、ウェストンは槍ヶ岳を「日本のマッターホルン」と称して 北アルプスのどこから見てもその姿を見ることができる。尖った槍の先端の如き鋭い頂を持つ名峰である。北アの全ての道は槍に通じる、といわれるようにその頂を中心に東西南北に広がる4つの尾根を持っている。東鎌尾根、西鎌尾根、北鎌尾根、そして南岳から穂高連峰に続く稜線という展望に優れた縦走路が続 . . . 本文を読む