秋の虫の声が🎵 <処暑>
暦の上では本日8/23が二十四節気の「処暑」。
<処暑(しょしょ)とは、暑さが和らぎ涼しさが感じられる頃>
ここしばらく35~36度の日中の気温が当たり前となっていた今夏、
週末は雷雨もありいくらかむしっとした暑さが和らいだ夜だった。
外へ出るとなんと秋の虫たちのコンサートが始まっていた♩ ♬♩ ♬
ソロ演奏ではなく 四重奏以上の心地よい調べが聞こえてくる♩
暦どおりの秋の訪れだなぁ。
猛暑続きでうんざりしていたが、季節が一歩前に進んだんだなぁ。
週末に山歩きをしてきたが、日差しがあると真夏の暑さではあるが、
稜線を吹く風に秋を感じた。
稜線に咲く花も夏の花から秋の花へとバトンタッチが行われていた。
例えば、タカネマツムシソウ、ウメバチソウ、ミヤマトリカブト、
トウヤクリンドウ、タテヤマリンドウなどの紫系統の花が見頃となっている。
夏には真っ白な花を咲かせていたヒョウタンボクなどは、
真っ赤な宝石のような実を緑の葉の上に輝かせていた。
下界の町で夜を迎えて、秋の虫たちが心地よいメロディーを奏でているのを聴き、
日中はまだまだ最高気温が35度前後となっているが、
確実に季節の移ろいが自然界では進行している事を実感した。
そして、カレンダーに目をやると8月も残りわずかとなっている。
学生時代、夏休み最後の日の夕方に
なんとも例えようがないせつない気持ちになったものだが、
久しぶりにそれと似たような感覚を覚えたのであった。
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