ものづくり・夢工房     久保田技術研究所

バイク CB72 CB250 CYB350、yamaha YR2C等、旧車のレストアと、新幹線等のものづくりについて

Benz Patent-Motorwagen part4

2015-06-21 | ベンツ1号車の製作

シートを製作する。写真のようなレザーの下の木で出来た台が魅力敵です。シートの後方は角ではなく美しいカーブを描いている。

シート一つにこだわりを感じる。この部分はおそらくカール・ベンツは家具屋さんに注文して作っているように思う。これは木で出来た

フロアーも同じである。 私たちは専門家に作って頂くのではなく自分たちで作っていきます。

 シート台座の後方のカーブになっているところは3mm厚の板を5枚重ねて曲げました。 最初は水分を含ませるとおれることなく綺麗に曲がります。

 

底板にバッチリ合いました。 エポキシ接着剤で貼り付けます。シャコ万力で強く締め込みます。

 

シート台座の形が出来てきました。カールベンツの車に少しずつ近づいています。

 

 

この床は我々が作リました。材料はホームセンターに売っているパイン材です。オイルステンを塗ると格調高くなってきます。 

少しずつ書き足して行かせて頂きます。

 

 本の紹介:カールベンツについての伝記は少ないです。この1冊は本人の考え、奥さんのすばらしさ等感動すべく内容で、カールベンツを「ものづくりの神様」と崇めるぐらいすばらしい発明家でありエンジンニアです。一読されると虜になりますよ。

 

文庫 自動車と私 カール・ベンツ自伝 (草思社文庫)
カール ベンツ
草思社
文庫 自動車と私 カール・ベンツ自伝 (草思社文庫)
カール ベンツ
草思社
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Benz Patent-Motorwagen Part3

2015-06-13 | ベンツ1号車の製作

ベンツ1号車

  エンジンの部品がそろってきた。 今回クランクケースを整形し、より本物らしくなってきた。

全体的な形は次のようになります。

クランクケースにサフェーサーを吹きつけ下塗りをしました。

上部の写真ではクランクが木で試作しています。

今回クランクを切削しました。

25mm厚の鋼板をマシニングセンタで切削しました。クランクピン・クランクシャフトは「やきばめ」にします。

この写真は博物館のレプリカの写真です。クランクの美しさも負けないように最終的にはバフ仕上げします。

次はコンロッドを製作します。

 本の紹介:カールベンツについての伝記は少ないです。この1冊は本人の考え、奥さんのすばらしさ等感動すべく内容で、カールベンツを「ものづくりの神様」と崇めるぐらいすばらしい発明家でありエンジンニアです。一読されると虜になりますよ。

文庫 自動車と私 カール・ベンツ自伝 (草思社文庫)
カール ベンツ
草思社
文庫 自動車と私 カール・ベンツ自伝 (草思社文庫)
カール ベンツ
草思社

 

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ベンツ・パテント・モトールヴァーゲンの製作 Part2

2015-05-31 | ベンツ1号車の製作

ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン

部品が少しずつできてきました。  

エンジンのクランク部分です。  

鋳造で作りたいところですが木型が大きく複雑になるため、今回各部品を作り溶接でくみあげることにした。

点火プラグ

 

エンジンが出来てきました。この後クランクを削り出します。コンロッドも削りだしです。 

板バネはs45Cで作っています。この後焼き入れをして堅くします。

フロアの板はパイン材(安物)ですがオイルステンを塗って高級感を出してます。この後蝋びきしてピカピカ高級家具風にします。

ステップも実物通りに出来ました。                        写真はフライホイールの木型です。

フライホイール径は650mmです。レーザー加工機でコンパネをきって木型を製作中です。鋳造するために抜け勾配を付ける加工が必要です。砂型は業者にお任せします。 旋盤加工は径が大きいため大きな旋盤のある業者に外形仕上げをお願いします。

前輪の取り付けパーツと後輪板バネ取り付けパーツです。少しずつできてきてます。

 完成まで遠い道のりです。頑張ります。

ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン の製作

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ベンツ・パテント・モトールヴァーゲンの製作 Part1

2015-03-07 | ベンツ1号車の製作

ベンツパテントモトールヴァーゲンを原寸大で製作をしています。

この車は1886年に製造され、内燃機関で 走行するように設計された世界初の自動車です。車両の費用は 1885年に$1,000だったそうです。この 車両はカール・ベンツが1886年1月29日に出願しています。 

フレームの製作から入りました。 トヨタ博物館の展示車から寸法を取らせて頂き図面にしています。エンジンの内側(シリンダヘッド内)等は外見から想像して図面にしています。図面も途中です。少しずつシャーシ、エンジン部品ができてきました。

フレームの製作: パイプに砂を詰めてバーナーであぶりながらゆっくり形に合わせて曲げていきます。popヨシムラ(吉村秀夫)さんが手曲げ集合マフラーを作っていた方法です。外形42mm肉厚2.6mmの鋼管も問題なく曲がりました。曲げる時の注意として曲がる方向内側はあまり熱してはいけません内側より2/3外側を熱するとうまくいきます。

 

板バネも作りました。焼き入れはまだです。真ん中に見える円筒状のものはシリンダ、等エンジン部品です。

いい加減な図面途中ですが中の構造等は想像です。ピストンのみ市販のものSR600のものを使います。ボアは96mmです。ストロークは140mm、約1000ccのエンジンになります。

これからフライホイールの木型を作り鋳造します。直径は600mmです。写真に見えるクランク・コンロッドも製作していきます。

右は後輪です。今リムを製作しています。タイヤはソリッドでウレタンゴムで製作します。木型はレイザーで切って作ります。

ハンドルです。 右がトヨタ博物館にある実物(複製車)左が製作したもの ハンドルノブは製作した方は細くなってしまいました。形も少し違いました。後日作り直します。

 

 

 

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