ラッセンの絵を紹介いたします。見ての通り、海とイルカの絵が多いです。
すごく神秘的な絵で配色もきれいですので私は好きです。人間が一切登場しないのがなお、いいですね。
きっとラッセンは自然が大好きなのでしょう。
「Freedom」
嵐がたけり狂う波からイルカが行きよいよく飛び出し、舞っています。
手前には逆に波に乗ろうとするイルカがいます。
イルカの波乗りでしょうか?あぶないな。
よい子のみんなはこんなマネしちゃいけないよ。
「Dawn of Pele」
さんご礁がある水道水よりも透明度の高い海中でイルカやツノダシが優雅に泳いでいます。
人間のじゃまの入らない聖域なんでしょうね。熱帯魚屋さんの水槽みたいですね。
「Waikiki Romance」
ワイキキ・ビーチに打ち寄せる波。夕日のほのかな光が波を通り抜けているところは
海の透明度が高いことを現しております。
対岸の高層ホテルの窓からもれる光と波から反射するきらめきが、
まるでクリスマス・イルミのようにきれいです。
昨年はあまりいい想い出はなかったケド・・・・。関係ないか。
」
「Moonlight Journey」
月の光りに照らし出されるイルカたち。
不自然な程、海中の泡が丸くイルカのスピード感がまったくありません。
まるで時がとまっているような・・・・、
ということはカップルのイルカがデートをしているところを描いたのかも知れないですね。
どことなく、イルカの表情が楽しそう。なのでやはりデートの絵だな。
「Escape」
まるで、太古の夕日のようです。人間いないし。
海の青と夕日の赤が見事なコントラストです。
打ち寄せる波の音しか聞こえない。
静寂な絵に見えますが、反面、海の激しさも感じられる絵ですね。
でも、なぜ、タイトルが「Escape」なのかわかりません。
作者の現実からの逃避?