上野公園内、新たにリニューアルオープンした東京都美術館にて「二科展」に行きました。
入り口から館内です。綺麗になっていました。 ↑ ↑ ↑
【浜の娘】 K・N 氏 作
いきなり、かわいいおねえさんが・・・・・、という訳ではありません。
描き方、表情や特に目。かなり修正しています(下の写真)。
表情は人によって千差万別。気分によって大きく変わってきます。
漁業を手伝っている浜っ娘のひと時の休憩の一こまでしょう。
一仕事を終え、ほっとした表情で海を眺め、楽しそうに何かを考えています。
顔の修正がしつつ、絵を仕上げた痕跡があちこちに見られますね。わかりますか??
何?わからない?ではもっと拡大いたしましょう。
修正は表情だけではなく、色使いにもされています。
太い筆を使って細かい線がないのにまるで写真のようにとらえられています。
頬の赤みなんて絶妙ですね。海の仕事をしつつもお化粧はしっかりとしています。
惚れちゃいそうですね。やっぱりそこか!
【命の水】 H・N 氏 作
コップをもった女性。澄んだ水に光があたり、バックにはブドウ、ワインの熟成所、グラスに注がれた
ワイン・・・・・。おいしいワインにはおいしい水・・・・。
まさにワインは「命の水」ですね!この方はワイン好きだと思います。
個人の嗜好で作品を取り上げてしまいました。
【オホーツク】 Y・T 氏 作
オホーツクの冷たそうな海が深いブルーで表わされ、ひと筋の日の光りが差し込んでいて、
神が舞い降りてきそうな神秘的な絵になっています。
私の将来はこの絵のようでありたいです。いや、させます!!
【踊】 K・K 氏 作
バレリーナが舞っています。「赤」は照明の色でしょうか?それともバレリーナ達の熱意のあらわれ
なのでしょうか?人生、やりたいことは真剣勝負ですね!