辷っているね!!2

2009-08-22 09:22:15 | 腰痛
前回紹介させていただいた整形外科で「腰椎辷り症」の患者様が翌日2回目の来院をされました。

朝の起きられましたか?

「ハイ、うそのように痛みがなくなりました。寝返りや座ったり立ったりができるようになりました。」

「今日は、私の定休日ですからお休みしましたが、明日から仕事に行っても大丈夫ですか?」

大丈夫です。家にいるより気が楽でしょう。

「わっははははは・・・」


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「腰椎辷り症」が原因で腰痛がでているならこんなに簡単に改善できないでしょう。

もちろん当院では「腰椎辷り症」のズレを直す(元通り真っ直ぐに?)治療は行いません。

痛みと辷り症は関係ないようです。しかし、お医者さんにレントゲンを見せられて「すべっています」「ずれています」といわれると印象が強く不安になります。

その不安は脳の緊張を招き交感神経が緊張し、組織の酸欠状態を引き起こし痛み物質が増えます。

「辷り症」「ずれている」と思っただけで痛みは増幅します。

治療かの一言が思わぬ結果を生むことになります。気をつけましょう。


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「腰椎辷り症」は一般のかたも多いですが、スポーツ選手も多いです。

小生も学生のころは「分離症、辷り症」と診断されました。

レントゲンを撮ると「テリアネック」といって犬のヨークシャテリアの首から頭のような形をした映像がみられました。

典型的な「腰椎分離症」の映像です。これをみたときは人生最大の危機ででした。(笑・当時19歳)

もう運動はできない身体になってしまった。そう思うと同時に部活から開放されるという安堵の思いもでました。

そのうち治療もせずにいつのまいにか動けなかったほどの腰痛が治ってしまいました。

あれだけ痛かった腰痛はなんだったんでしょうね?


拳骨


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