しっぽなのうつうつ

お写真、勉強中♪

勝手に個展開催「オホーツクに誘われて 2022秋」~裏話

2022-11-06 16:27:46 | つぶやき
前記事では、旅の記録が面倒になってしまい写真だけの投稿にしました。
ですが、写真は他にもたくさんあるので、補足説明と一緒に追加掲載いたします。

旅の始まりは雨に降られることもあり、前途多難な感じでした。


雨と霧の紅葉

それでも、野付半島に着くころには青空も見えて良かったのですが・・・。野付半島は、湾と海に挟まれた地形で、とにかく風が強いのです。


野付半島ネイチャーセンターからトドワラまでは、遊歩道を20分ほど歩きます。写真のように、昼間は木道の下も土が見えていたのですが、夕方もう一度行くと潮が満ちて海の上状態。


風に体が押されて海に落ちそうで、ちょっと怖かった!(白いズボンの女性は、しっぽなではありません笑 観光客です。)


午前中にトドワラまで歩いた帰り道、シカが目の前に現れてビックリしました。

野付半島は風が強すぎる上に、夜は強い雨が降って来て、仕方なく網走方位面に戻ることにしました。
車中泊は斜里の道の駅。


早朝2時半ころ、空に星が見えて慌てて撮影場所を探して、路肩から畑の向こうを撮っている途中でウトウトしてしまい、空が白んでも露光を続けてしまいこんなことに・・・。


鱒浦港の赤い灯台は、可愛らしくて気に入りました。前記事の一番目の写真は出発翌日の朝。
この写真は三日目の朝です。堤防では、10名ほどの釣り人がアキアジを待っていましたが、この日は「まだ誰も当たりはないね。」とおじさんが言っていました。


写真では小さい影で分かりにくいですが、灯台の下に釣り人が数名います。


最後の夜は良く晴れてくれたので、星空を期待して能取岬で過ごすことにしたのですが・・・。


試し撮りなどしているうちに、不気味なほどに静かだった岬の駐車場には、入れ替わり立ち代わり若者が訪れて、そのたびに車のライトが撮影の邪魔をしてくれるのです。若者たちは星を見て、ワーワー、キャーキャーと楽しそうでした。流れ星も良く見えたし。


黒いベンチコートを着て暗闇に立っていて若者に気づかれたら驚かれると思い、「ここに人が居ますよ。」という合図のために、撮影中だったけど懐中電灯を点灯したら、こんなの撮れた。

若者たちの賑やかさに、おばさんカメラマンは場違いな気がして、岬を後にしました。
行き先は、以前天候が悪くて撮影できなかったサロマ湖のキムアネップ岬です。
誰もぃないキャンプ場は静かすぎて怖かったけれど、星は綺麗でした。


分かるでしょうか?長時間露光をすると、ノイズが凄いんですよね。上の2枚、星の軌跡写真もよく見るとすごいノイズ。ブログに上げると、何故か目立たなくなっていますが。以前からノイズは気になっていたけど、さらに悪化した感じ・・・。カメラのセンサーが劣化してきたかな?これは、20分、20分、15分の露光写真3枚を合成しています。


キムアネップ岬は静かでよい所でしたが、もう少し高い位置から湖を撮れたらな・・・と贅沢な事を考えてしまいます。

そうして、その朝、帰路についたのです。
旭川までの道のりは眠くて眠くて、休み休みの行程でしたが、事故なく無地に着きました。900㎞を超える走行となりました。

ということで、道東の旅の投稿は以上になります。

次回は、雪の風景になるでしょうか?
タイヤ交換は済んでますから、雪やこんこん、いつでもこ~い!!!


では、また。

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勝手に個展開催(笑)「オホーツクに誘われて 2022年秋」

2022-11-04 19:14:09 | つぶやき
飽きもせず、再び道東を訪れて写真を撮って来たましたので、個人展覧会として貼っときます。


「小さな港の朝」


「ウミネコのじゃれあい(野付半島にて)」


「トドワラの夕景」


「トドワラ」とは、野付半島にある立ち枯れたトドマツ林の跡、のことです。


野付半島からみる国後島は、本当に手が届きそうな近さで驚きます。
この距離感が、さらに望郷を誘うのだろうな、と勝手に想像してしまいます。現実に起きている紛争も、遠い国の事ではない・・・、と実感して心が震えます。


「アキアジ狙い」
アキアジとは、鮭の異称です。


「ウミネコ散歩」
この秋は、よくウミネコを追いかけました。


「光のはしご」



「港町の秋」
網走市天都山・オホーツク流氷館の展望台から見た風景です。


天都山からは、網走湖(手前)と能取湖(奥側)も望めます。


「岬から見上げた白い月」


「ノトロの落日」


「星々を照らす灯台(能取岬)」


「キムアネップ岬の日の出(サロマ湖)」


「朝の祈り」

以上であります。
次回は番外編・・・?笑






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短い秋を楽しむ

2022-10-13 20:53:41 | つぶやき
サンゴ草を見に行く旅で、写真撮影の意欲が少し回復したのか?
お天気が良いとなんだかウズウズしてしまい、家事の合間にお出かけをして来ました。


初冠雪の後、大雪山の雪は少し融けてしまいました。



雪が降る前に、大雪山がよく見える場所をロケハンしておこうと、東神楽町の畑の中を走り回り、最後は東神楽の森林公園に辿り着きました。







今日の日中は暖かかったけれど、朝晩は冷えるようになりました。これからは、いつ雪が降るかと、タイヤ交換のタイミングに悩む日々が続きます。

この後、東川町の道の駅に立ち寄ったのですが、道の駅の隣にアウトドア用品のお店があり、その2階で写真の個展が開かれていたので立ち寄ってみました。

旭川の写真家 Nao Akimoto氏 主に星景写真を撮られている方で、展示作品はどれも素晴らしい風景でした。
旭川の街の中でも星を撮っていて、身近な場所で素晴らしい撮影をされていて、とても嬉しくなりました。

Photogallery はこちら

写真家ご本人がちょうど在廊されていたので、少しお話を聞かせてもらいました。撮影や編集のご苦労など、図々しい質問にも気さくに答えて頂きました。本当に素敵な方でした。

ご本人に了解を得ずリンク貼り、いいのかな?
事後報告で謝ろうか?
でも、ここを見に来たりしたら、恥ずかしいし・・・。

止めとこうかな?どうしょう!


では、また。

追記:
写真家さんに連絡し、リンク許可を得ました!
今回の個展のDM画像も頂きましたので、貼りますね!
お近くの方、是非見に行ってください!






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サンゴ草を見に行く旅④~帰路・総括

2022-10-07 20:00:02 | つぶやき
三国峠から層雲峡へ向かう下り坂では日差しがシラカバの黄色い葉を光らせ、松の緑と赤い木々も見られて、紅葉狩りを堪能することが出来た。

峠から行くと、層雲峡の入り口には、有名な観光名所「流星の滝」と「銀河の滝」がある。立ち寄ってみると、観光客で賑わっていた。
滝は高い崖から流れ落ち、私が到着した時間は完全な逆光。露光を調整するために三脚を立てては、他の人の邪魔になりそうなので、今日のところは滝の撮影は諦めた。
以前にも撮ったことがあるし、ここは、自宅からも気楽に来られるところなので、次は平日の朝にでも訪れてみよう。


銀河の滝の駐車場から見上げた風景。

長旅で疲れ果てていたので、どうやら撮影の気力は失せているようだ。温泉街でお茶でもしようかと車を走らせると、「天然温泉 日帰り入浴」の看板が目に入って来た。
「おお~!なんという魅力的なお誘い♪」
ということで、お風呂に入ってから帰宅することに・・・。

「層雲閣 グランドホテル」さん、日帰り入浴 700円 お得だ!
こちらの温泉には、1階の大浴場と5階にも露天風呂があり、今回は紅葉を眺めながらの露天風呂に入らせて頂いた。もちろん、同一料金で、二か所のお風呂両方とも入ることが出来ます。ほんと、気持ちよかった~!
ホテルの詳しい情報は、こちら

こうして、汗を流し家路についた。
車は、走行中にぶつかってくる虫や泥水のせいで無残な状態。旭川に着いて洗車してから帰宅した。


気持ちの良い疲れを残し、こうして、私の旅は終わりを告げたのであります。
「サンゴ草を見に行く旅」と題しながら、記事の後半はほとんとサンゴ草が出てこない笑 タイトル、完璧に間違っとるな~・・・デヘヘ

さて、10月5日、旭岳は初冠雪となりました。


本日10月7日、夜勤明けの帰りに、やっと確認出来た風景。いよいよ雪の季節が間近に迫る。

三国峠もスノータイヤが必要になり、気軽に然別湖に行く、というわけにはいかなくなった。層雲峡はまだ大丈夫だろうから、近いうちにまた行きたいけれど、予定が立つだろうか?

長時間ドライブは疲れたけれど、もう次のお出かけを熱望している自分が居る。広い景色で空気を吸ってきたら、何となく、家の中が息苦しい。

最後に・・・

記事を進めるのに忙しくて、取りこぼした写真たちがいるので、貼っておきます。
今回の旅とは関係のない、身近で撮った物もついでに・・・


能取湖 卯原内サンゴ草群落地の東雲


ウミネコの後姿


ピントが悲しいウミネコ しっぽなは頑張った!苦笑


三国峠を下りる紅葉狩り


大雪遊水公園の影


大雪游水公園のブルーアワー

最後の2枚は、私にとって庭のような? 身近な息抜き場所です。


今回の投稿は以上となります。
最後まで見て頂いて、ありがとうございました。

皆様、お体に気を付けて・・・

では、また・・・


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サンゴ草を見に行く旅③

2022-10-06 15:22:02 | つぶやき
赤いサンゴ草と白いウミネコに後ろ髪を引かれて・・・え? どこかで同じ文章を見た気が・・・笑

とにかく、能取湖に別れを告げて、再びワッカ原生花園に到着した。


サロマ湖に落ちようとしている太陽が、雲ににじんでいる。


原生花園では、ススキが夕日に照らされながら揺れていた。

ススキに囲まれた遊歩道を歩いていると、サッと目の前を通る”何か”がいた。追いかけようにも、ススキの草むらに隠れた”その子”は、もうどこに居るのか分からない。
けれど、駐車場に戻ると、のんびり歩く”その子”が居た!


近づけば、逃げる。でも、お話したい!


目が合って微笑んでも、あなたは警戒の色を消さない。可哀そうだから、追いかけるのを止めた。


どこかの草むらで、あのキタキツネも夕日を見ているかな?これから、暗闇で遊びまわるのかな?


そして日は落ちていった。

どうしてか・・・、やけに寂しい気持ちになった。

気を取り直して、今夜の期待を胸に空を見上げると、雲が広がり始めている。
「サロマ湖の対岸に立って、北天を狙うつもりだったのに・・・。」

お天気は、深夜になるほど悪化する予報になっている。しばらく様子を見ようと、コンビニで買い物をして「道の駅 サロマ湖」で夕食を摂った。道の駅のトイレは綺麗で、車中泊の場所としては快適そう。でも、静かな山の中なのに、暗くなった空には、星がまばらにしか見えなかった。

「今夜の星景は、ダメかな・・・。」

気落ちしながらも、撮影候補地に考えていたサロマ湖畔・キムアネップ岬へとロケハンに出かけた。キャンプ場があるけれど、煌々とした電灯はなく、テントから漏れるのは可愛らしいライトの光。家族の賑やかな話し声も湖の風に流れていく。
星が見えたら、素敵な撮影場所になりそうなのに・・・。見上げると、遠い町の灯りに雲が照らされ、星を隠しているのが分かった。

「今夜は無理だ。」
天気は夜にかけてもっと悪くなるはず。深夜は雨の予報だ。

道の駅サロマ湖に戻り寝る準備を始めた。早朝からの撮影に、2時間の汗だくサイクリング、行ったり来たりのドライブと、体はクタクタだった。お天気が悪いと分かっていても、朝景に微かな望みを抱きながら眠りについた。

朝3時、セットしていたスマホのアラームで目が覚めると、外は雨。ブルーアワーの空を撮れるかもしれないと、早めの目覚ましにしたのに・・・。
それでも、日の出のころには雨がやみ、雲が薄くなれば朝焼けもあるかもしれない、と期待して、昨夜ロケハンしたキムアネップ岬に向かった。
キャンプ場の駐車場についても、雨風は強い。日の出の時間が近づいても、辺りは薄暗かった。

「これは、絶対、太陽の欠片も望めない。こんな雨じゃ、カメラが濡れちゃうし・・・。」
「もう旭川に向かって、層雲峡で遊ぼうか?紅葉は、まだ早いかな?ん~・・・、紅葉か・・・。」

紅葉の風景を思い浮かべていると、何故か、然別湖のことが頭に浮かんだ。以前から行きたいと思っていた湖だけれど、方角が違い過ぎる。
地図とマップアプリで場所や行程を調べると、早朝の、この時間から行けば無理じゃなさそう。帰りは、三国峠を通って層雲峡を経由して帰ればいいのだ!

それにしても、キャンプしている人たち、この雨で朝ご飯、大丈夫かな?

余計な心配をしながらも、さっそくハンドルを握り、まずは佐呂間町を目指す。留辺蘂(るべしべ)、置戸(おけと)、陸別(りくべつ)、どんどん進み、足寄(あしょろ)の道の駅でトイレ休憩。
上士幌(かみしほろ)、士幌(しほろ)、鹿追(しかおい)から北上して山の中へ・・・。途中、ホワイトアウトと言わんばかりの濃い霧が立ち込め焦ったけれど、なんとか然別湖に到着した!まだ10時前だ~!


然別湖・・・奥の上から降りてきてる真っ白い霧、あの中を、車で走ってきたのですよ~!

空が霧で覆われた湖は、少し薄暗く残念。青空だったら、どんなに素晴らしいことでしょう!三国峠さえ越えられれば、そんなに遠くない。いつかまた来なくちゃ!
湖を、歩いてぐるっと一周、というわけには行かないので、少しだけ遊歩道を歩いてみた。




秋だな~、いいな~、お天気が悪くても、気持ちがいい~~~

然別湖に来たのは正解だった。でも、すごく疲れた、お腹が空いた!

然別湖畔のネイチャーセンターの2階にカフェがあった。「カフェ ムバンチ」
10時開店で、食事もその時間からOKというので、思い切って「ビーフシチュー」を注文した!
ずっとコンビニ弁当だったから、勢い余って奮発してみた。奮発と言っても、¥1100だけど・・・。


まず、一緒に注文したジンジャエールが運ばれて来たのだけれど、これが超うまい!よく見かける市販されている茶色っぽいジンジャエールとは色が違う。おそらく、生のショウガエキスを使っているんじゃないかな?ピリリと辛くて、すっきりとしていて、甘すぎなくて、のど越しさっぱり!
そして、ビーフシチューも絶品。ライスも選べるけれど、私はガーリックトーストを選択。これがまた、すんごく美味しいのよ!



まいった・・・、ここで、こんなに感動する食事をすることになるなんて・・・。
でも、考えてみれば、まともな食事は2日ぶり。なんでも美味しく感じちゃうのかな?
ついでに、湖畔のホテルで温泉も満喫しちゃおうかなぁ、なんて思ったけれど、そんなことをしたら帰りたくなくなりそうだから我慢した。

しばらく湖畔から景色を眺めてから車に乗り込むと、いよいよ帰路に着く行程に乗り出すことになる。

湖沿いを北上する道は狭く、対向車とすれ違う時は譲り合いながらの進行。右側の湖が見えなくなると道路が広くなった。そうして、国道273号に出ると三国峠に向かってひた走る。


この道はいつも、シラカバ並木に感動する。

峠に向かう山は、シラカバの黄色が目立つ紅葉で、峠から見下ろせば、太陽が雲に隠され暗い風景が広がっていた。



「紅葉には、まだ早いのかな?三国峠って、黄色い紅葉なのかな?」

日曜日ということもあり、峠の駐車場にはどんどん車が入ってくる。駐車スペースを空けてあげようと、そそくさと退散し、峠の短いトンネルを抜けると、すぐ近くに広いパーキングエリアがあり、そこから見た紅葉が綺麗だった。

もう少しお天気が良ければな・・・でも、やっぱりシラカバが多いんだな。

ここから層雲峡温泉に向かって、道は下り坂。実は、その間の紅葉が素晴らしかったけれど、駐車スペースがないので、そこは現場に居る者の特権。本物を見たければ、出かけるしかありません!あしからず。

3日間の旅なので、3回の投稿で終わらせようと思ったのですが・・・写真の整理が追い付かない!

仕事もあるので、ここで一度、区切らせて・・・
たぶん、あと一回で終わり!

つづく・・・

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