朝が明けて、そろそろお食事の時間。
エサを求めて、飛び立つ準備をしています。
白い点のように見えるのが白鳥ですが、小さくてたくさん居る雰囲気が伝わらないかな?
白鳥は、一斉に飛び立つのではなく、次々、順番に羽ばたき始めます。
1羽だけ、2羽一緒に・・・時には5~6羽一緒に・・・。
そうして、少しづつ、川から居なくなっていくのです。
今、永山新川の上流に向かってレンズを向けていますが、
この下流にも同じくらいの白鳥が居ます。
「神様」によると、3~4000羽は居るらしい。
「神様」は、大きな望遠レンズをつけたカメラを三脚に固定して、
ポイントを決めて、レンズに白鳥が飛び込んでくる瞬間をねらっています。
それでも、「なかなか上手くいかんな。」と嘆いています。
私は、白鳥の動きを見ながら、コンデジで出来るだけ大きく撮れるように、
接近して来るのを待ちます。
でも、飛ぶ鳥を撮るのは至難の業。
もちろん私も、なかなか、上手くいきません。
やたらと撮りまくっても、結局、良さそうな写真は数える程度。
7時近くになると、風が強くなり、雪も降って来てました。
神様も「今日は、ここまで。」と帰って行きました。
私も、職場の近くのコンビニでコーヒーを飲んで、暖を取りました。
ふふふ・・・。
朝早く起きて、寒い思いをして、ろくな写真は撮れなかった。
この後、仕事だというのに・・・。
「馬鹿みたい・・・。」
そう言って笑っている自分が・・・愛おしい。
写真の結果がイマイチでも、寒くて体の芯まで冷えてしまっても、
白鳥を追いかけている時は、夢中で楽しくて、私の心も一緒に空を飛んでいた!
今シーズンは、もう無理かな?
もう一度行きたかったけど、シベリアへ渡る時期が迫っている。
今年の秋にも南下する途中に渡って来る。
その時は、もう少し上手に撮れるかな?