10月23日(木)
今年一番の冷え込みの朝。
自宅周りの草木も、白く凍て付いていました。
美瑛のペンションに泊まった女の子と、美瑛の駅前で待ち合わせをしました。
彼女は、ペンションのご主人に車で駅まで送ってもらったのです。
「さて、どこに行く?予定は?」
「全然、決めてないんです!自転車で丘を見て歩こうと思っていたので・・・。」
「じゃあ、せっかく車があるから、少し遠くに・・・。」
ということで、美瑛の観光の定番、青い池へ。
もう、紅葉のシーズンも終盤で、寒さも増してきています。
けれども、観光バスが停まっていて、観光客が結構いました。
青い池についての、拙い知識を披露して、お互いに少し写真を撮り、近くを流れる美瑛川から山を眺めて、
「次は、もっと山に近づきますか?」
と、その後は白金(しろがね)温泉に向かいます。
紅葉はもう終わっていますが、頂上付近は真っ白で、彼女は、綺麗な山の景色を喜んでくれました。
さて、これからどうしましょう?
「お任せします。」ということで、やはり定番の場所へ。
ああ・・・、そうだった!
この時、悲しい出来事が・・・。
それは、言うまい!
言ってどうなる!!!
(実は・・・、ネズミ取りに捕まった!とほほ・・・。)orz
切り替え、切り替え!!!
まず、北星の丘で大雪山と十勝岳連峰を一望。
この日は晴天で、山を隠す雲は、欠片もありません。
「運がいいですよ。」
「そうですか、よかった。」
その後は、セブンスターの木、ケンとメリーの木と、やはり有名どころを回りました。
。
これは、”セブンスターの木”の近くの白樺並木。
ケンとメリーの木も、観光客が沢山見に来ていました。
白い山とセットで、今日来た人は、本当に運がいい。
記念写真を撮ってあげようと声をかけても、
「いいです、いいです!風景が一番!」と言って、拒否。
まあ、私も写真を撮られるのは苦手だから、無理強いはしませんが、
せっかく北海道まで来ているのに、いいのかな?と少し、心配。
次は、彼女のリクエストで、ぜるぶの丘へ。
ここからも、大雪山がきれいに見えましたが、残念なから、お花は皆無、、ははは。
良い時期だったら、一面のお花畑がきれいなのですが・・・。
もう、苗も綺麗に片付けられて、土は来年までお休みです。
そのあと、駅前に戻って昼食。
だって、ぜるぶの丘のレストランは、もう、冬季休業になっていたのですもの!
何を食べようかと二人で悩みましたが、二人ともお店を知らないので、駅前の食堂に入りました。
彼女は、つけ麺カレーうどん。
私は、カレーうどん<焼き麺>
あ~・・・、失敗した。
お昼ご飯を写真に撮るのを忘れた・・・。
私にとっては珍しい、観光地の外食だから、絶対撮ろうと思っていたのに・・・。
美味しかったけど、ボリュームあり過ぎて、夕食が食べられなかった!
つけ麺カレーうどん・・・スープカレーにうどんを付けて食べる感じ。
カレーうどん<焼き麺>・・・カレーうどんをラザニアのように、オーブンで焼く?
カレーうどんは、”美瑛の味”として、今紹介されているの。
ちなみに、富良野は、オムカレー
食事をしながら話をすると、彼女は、大学4年生。
(もっと、若く見える、清楚な雰囲気の女性です。)
来年卒業で、就職も決まっているから、今は時間に余裕があるようです。
北海道が大好きで、特に美瑛の風景がお気に入りだそうです。
ここに移り住みたいくらい好きで、就職もこちらにしようかと悩んだのだとか!
いつの日か、願いが叶うといいね!
就職したら、自由な時間は減ってしまうから、今のうちに何度も北海道に来るために、
夏場はアルバイト三昧をして、やっと来られたのがこの季節。
紅葉も終わって、少し残念だけれど、その少し寂しい風景もいいと言ってくれました。
故郷自慢の写真好きとしては、嬉しい言葉です。
お腹いっぱいになって、後は夕方まで、また、美瑛の丘巡り。
私の独断と偏見で、丘の農道を彷徨いながら、行き当たりばったりのドライブです。
美馬牛にある”ジェットコースターの道”から眺めた、風景。
風景を眺める女性。
写真を拒否していたので、隠し撮り(爆)
ブログに載せて、怒られちゃうかな?
顔が映っていないから、許してね!
走り回って、私も初めて来た丘の上から・・・。
まだまだ知らない風景が、この丘にはいっぱいある。
時々道に迷ったりしながら、晩秋の美瑛をドライブしました。
もっと素敵な場所に連れて行ってあげたかったけれど、何時も、行き当たりばったりの私が知っているのは、
何気なく通り過ぎる風景ばかりなのです。
途中、カメラや写真について、軽く語ったりして・・・。
思い出せば、ちょっと、ウザかったかな?・・・はは。
そうやって、当てもなく走り続けて、夕方、美瑛の駅へ・・・。
この日も、前日と同じペンションに泊まって、明日は富良野に寄ってから、札幌に向かうのだそうです。
来年の2月、冬の北海道に挑戦すると言っていました。
「案内します、連絡ください!」
「はい、お願いします!」
ペンションのご主人が迎えに来て、私たちはお別れしました。
拙い案内で、連れまわしてしまって、申し訳なかったな。
このあと、良い旅になりますように・・・。
カレーうどん、ごちそうさまでした!
(^.^)
帰り道、国道ではなく、丘の道を通って家路につきました。
丁度、日が沈むころ。
白い山は、ピンクに染まります。
ああ・・・、山が赤くなるよ、と教えてあげるのを忘れていた。
夕焼けに、飛行機雲が落ちていく・・・
彼女・・・赤い山・・・、見たかな?