夜明け前の故郷の街景
3月3日、ひな祭り
人形を飾ることも無く、お赤飯もちらし寿司も作らず、ひなケーキも桜餅も買わず・・・
ただただ、ごく普通に過ごしている私。
子供も居ないし、ひな祭りを祝う歳でもないし・・・でも、せっかくの伝統行事を無視するのは、なんだか心苦しいわ。
こうやって、季節の移り変わりを感じる感性が、どんどん失われて行くんだなぁ・・・
まあ、それもしょうがない。
歳をとると、何でも面倒くさくなっちゃうんだもの!!!
3月になって、もう冬景色も終わりだな・・・と思っていたけれど・・・。
今日、お休みの上に、結構冷え込むという予報。
ならば!と、またまた、早朝にお出かけすることにしました。
前回の記事に書いたことは、ど~んと心に重く、美瑛に行く気にはなれません。
おそらくこれから先、よっぽどのことが無い限り、撮影のために美瑛の丘に行くことないでしょう。
あの素晴らしい風景のお蔭で、私は、いっぱしのカメラマンになれたような錯覚を起こしていた。
でも、私が写真を撮り始めたのは、観光地の案内をするためじゃない。
では、私は何のために写真を撮って居るのだろう?
それが分からない。
誰にも見せない画像を貯めこんで、私は何をしたいのだろう?
考えても答えは出ないから、とりあえず出かける!(笑)
分かっているのは、写真を撮りたいと言う欲求がある!ということだけなんだもの。
上の写真は、旭川の隣町、東川町にあるキトウシ山から見下ろした旭川の街灯りと星空です。
もう少し上から見下ろしたいところだけれど、リフトが止まっているこの時間、雪山を登るのはしんどい。
いつかやってみたい、とは思っているけれど、歳をとればなおさらきつくなるからなぁ・・・
そうこうしているうちに、空が明るくなって来た。下弦を過ぎた欠けた月が、白く光っていました。
この時間を、東雲(しののめ)というのかな?
遠い景色を見ると、霧が出ています。
川辺に行けば霧氷が見られるかな?と期待して、山を下りました。
おお・・・もうすぐ夜明け。これは、曙か?
畑の中を通る小さな川があって、その岸辺に生えた木に、思惑通り霧氷が付いていた。
ホワイトバランスを勉強して、もっと綺麗に撮れるように頑張らなくちゃ!
ふり向けば、もう日の出!
こういう時のホワイトバランスが、どうしていいのか分からないんだよな・・・何が正解なのか・・・
同じ場所を引いて撮ると。キトウシも見えているのよ。
ここ、なかなか良い場所だわ!
でも、気付けば空には雲が広がっている。
霧も低く広がり始めていた。
これは、何を言いたいか?というと・・・
ミラーに霧の水滴が付き、それが凍って見えなくなっているの!
危険だわ!車が来てても、分からないじゃないのよ!!!
この辺の朝は、いつもこうなのだろう。気を付けて、ゆっくり走りましょう!
そして、霧から逃げて、南に車を走らせてみた。
旭川市西神楽の風景も、霧氷に覆われていました。
青空だと、もっと綺麗に見えるんだろうけれど、雲が晴れるのを待っている時間は無い。
家の近く、忠別川の河川敷でも霧氷がみられたけれど、早い時間に溶けてしまいました。
やはり、もう真冬とは違うんだな。
日中は、アスファルトが見えるくらい、道路の雪も解けるようになったしね。
季節は巡るな・・・
今の仕事を始めて、もうすぐ一年になる。
ふ~・・・
少なくとも、あと一年は続けるか・・・
今年、車検だしな・・・
頑張ろう!!!
トゲトゲも、もうすぐ溶ける!(笑)