前記事で、しっぽな地方が全然揺れなかったと書きましたが、どうやら、結構揺れたらしい・・・。
職場に行って同僚の話を聞くと、「いやー、揺れましたね、怖かったですよ。」だって!
全然知らずに寝ていた、と言ったら「さすが!肝が据わってる!」と言われた。
ん?アタシはどんな人間だと思われているのだろうか?
その前の記事では、弱音を吐きましたね。
まぁ、ああやって、吐き出して、また、元気を取り戻しているのですから、どうぞ、ご心配なく。
いつものことです(爆)
みかんの丘に行くことが出来なくても、それはそれで、仕方のないこと。
もともと、遠い夢だと思っていた所だし。
ちーさんが声をかけてくれたから、グッと近づいた憧れだけど、そうでなければ、
あそこに行きたい、と願う心だけを日々の活力にして、<宇宙(そら)>のブログを見つめて、その更新を待つ生活が続いていただろうから。
そうだよ。
あの場所を身近に感じることが出来たのはちーさんのお陰。
「恋」などと馬鹿馬鹿しい事を「のたまう」おばさんを助けてくれて、励ましてくれた。
普通なら、気持ち悪い女、と 遠ざけそうなものなのに。
夢や憧れは、持ち続けることが出来る。持ち続ける事を許されている。
それでいい。それだけでいい。
寂しい思いは消えない。でも、もともと寂しい人間だ。
そこに熱い思いが宿ったのだから、本当にそれだけで幸せだ。
週末、気持ち悪いくらいの暖かさが訪れ、週の始まりは猛吹雪。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/fb/42b9b52f1944ebbbb5fd67d88149dd9e.jpg)
父は、こんな世界に居るのかもしれない。
周りは靄に包まれたようによく見えず、冷たい空気が自分を包んでいる。
どこかに逃げたいけれど、今居る場所が他より安全だと思えてしまう。
逃げたいけれど、何処にも行けない。
「助けて、助けて。」と人影に声をかけるけれど、「こっちにおいで。」と言われても、怖くてついていけない。
「大丈夫だから。」と手を引かれると、怖くて「やめてください、もういいです。」とその手を振りほどく。
そして、一人になって不安になって、また、「助けてください、助けてください。」と手を伸ばす。
不安なら、何も分からないのなら、助けの手を握り、すべて任せて身を委ねればいいものを、
それが出来ずに不安と恐怖ばかりを抱えている。
鼻と鼻がつく程に顔を近づけニッコリ笑うと、つぶらな瞳が笑い返した。
幼い頃、この人が怖かった。
機嫌を損ねないように、小さくなっていた。
酔った怒鳴り声が嫌いだった。
けれど、凛々しい制服姿は好きだった。
お父さん、私はあなたに似ている。
それは、悪いところばかり。
あなたを見ると、自分を見ているようで辛いのよ。
でも、大丈夫。ちゃんと手を差し伸べ続ける。
振り払われても、振り払われても、この手はあなたの手を引きます。
<宇宙(そら)に続く丘>に出会ったのも、あなたのことで悩んだのがきっかけ。
だから、感謝しています。
あなたのせいで、竹取庵に行けなくても、あなたを恨んだりしません。
あなたが居なければ・・・、
あの場所を知ることはなかったのだから。
あの場所を恋するようになる私は、この世に居なかったのだから。
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