先週の旅は休暇も兼ねて、留学したこともあるハワイに行ってきました。
住んでいたのは半年ほどでしたが、10年ぶりに訪れて懐かしい気持ちでした。
奥さんは初めてのハワイでしたが、サンフランシスコに留学していたときの共通のアメリカ人の友人がハワイに住んでいるので、尋ねてきました。
友人のボーイフレンドのご実家でバーベキューを頂きながら楽しい時間でした。
今回の旅の目的の一つでもあったコアの木を使ったハワイのアートを見に行きたいと、マウイ島ラハイナの町を訪れました。
ラハイナはアートギャラリーの数がとても多く、どれも親しみやすい絵ばかりです。
コアの木はハワイ原産の木で、深い光沢を持ち、古くからハワイの王族のために用いられた高級木材です。
今では数が少なくなって貴重なものとなっています。
以前から作品にコアの木を使ってみたいと思い、地元のアーティストがどのように使っているのか、またその文化も知ることができて、またいろいろな作品のアイデアが出てきました。
画家を志すきっかけになったハワイの自然に再び触れることができて、10年前の原点と、今の作品スタイルが合わさって、また新しい作品を生み出せそうです。
「オーシャンベッド」91.4×121.9cm、アクリル、キャンバス、2004年作
ハワイの自然からインスピレーションを得て描いた作品。金沢市所蔵