ウサギ親子の新作

ウサギ親子の新作「いっしょの月夜」は、月光に光る雪の上でウサギの親子が寄り添いながら月を眺める様子を描いた作品です。

額には皮が残り少し曲がったハナの木を使い、木にできた“うろ”のように切り抜き、木の中から冬景色を眺めるようなイメージで制作しました。

この作品は、現在エポック社から発売のパズルにも採用された絵柄で、木の形に合わせて新たに描きました。




「いっしょの月夜」（ウサギ、原画）
400×245mm（495×330mmハナの木額）
アクリル、キャンバス




エポック社から発売のジグソーパズル

フクロウ２羽の新作

２羽のフクロウの新作「夢の中」は、月光の下で２羽のフクロウが寄り添いながら眠る様子を描いた作品です。

顔を寄せ合い、同じ夢の中にいるような表情で表現しました。

額にはクルミの木を丸くくり抜き、２羽のフクロウを包み込むように表現しています。

目をつぶっている表情を出すのは、開けているより難しいかもしれないと今回制作していて感じました。

目を開けている時には光の位置などで感情を表現できますが、目を閉じていると光がない分、仕草などで表現しないといけないからです。

どんな夢を見ているんだろうと想像させるような表情に仕上がったのではと思います。


「夢の中」（フクロウ、原画）
270×270mm（370×360mmクルミの木額）
アクリル、キャンバス

6月JAE出品作品

6月に東京と大阪で開催予定のジャパンアートエキスポ出品作品2点が仕上がりました。

フクロウとウサギの家族が寄り添う小さめの作品です。

素朴な優しい形の木を使い、それぞれの家族の温もりを表現しています。

また順次新作についてご紹介していきます。


「夢の中」（フクロウ、原画）
270×270mm（370×360mmクルミの木額）
アクリル、キャンバス
460,000円（税込）


「いっしょの月夜」（ウサギ、原画）
400×245mm（495×330mmハナの木額）
アクリル、キャンバス
500,000円（税込）

動物園の個展延期について

石川緊急事態宣言の延長で新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、いしかわ動物園が6月13日まで臨時休園となり、来週19日から予定しておりました動物園での個展についても延期させていただくこととなりました。

開催日程、ワークショップについても感染状況を見ながら現時点でまだ決まっておりませんので、今月末には発表できるかと思います。

ご迷惑をおかけしますが、もうしばらくお待ちください。

ノアの方舟の大作完成！

昨年から制作を始めていたノアの方舟の大作が完成しました。

聖書の一節で、洪水が去り、ノアとともに陸地に降りた５０種類１００頭（匹）の動物、昆虫たちが寄り添い喜び合う姿を描いた作品です。

ノアの方舟とともに、陸地が見つかったことを知らせたオリーブの葉をくわえたハトや、祝福の虹などを背景に描いています。

自身のテーマにもしている家族愛を入れ、人間と同じように動物たちもある家族を思う姿を表現しています。

以前の小さいサイズから色を変えて、パンダやオランウータンなど新しい動物も加え、奥行きのある作品に仕上がりました。

この作品は、今月19日から開催のいしかわ動物園での個展にて展示します。



「新しい世界のはじまり - ノアの方舟」 930×1230mm、アクリル、ジークレーキャンバス