Kentaro Nishino's Official Blog

画家 西野健太郎のアトリエ日記

猫のオーダー新作

2018年11月29日 | 新作、制作過程
オーダーで描いている猫の新作です。

この作品は、オーダー頂いた方の飼っていらっしゃる猫を題材に、牡丹の花の庭で3匹の猫たちが戯れている様子を描いています。

飼われている動物の絵は滅多に描くことはありませんが、野生動物を描く時とはまた違った思いがあります。

ご家族の一員である動物たちを描く時には、その動物たちの模様や表情、仕草などの特徴を捉え、飼い主と共にどのように過ごしているかを想像しながら描いています。

家族をテーマにした作品が多い中で、人と共に生きる動物たちもまた、同じ大切な命だと思います。






ペガサスの新作

2018年11月26日 | 新作、制作過程
オーダーで描いているペガサスの新作です。

空想上の生き物を描くのもオーダーならではの作品です。

馬を描くときには、地元の乗馬場で見に行くこともあります。

目が優しく、見ていると穏やかな気持ちになります。

普段あまり描かない動物を描くのも、表現の幅が広がり勉強になります。




ウサギのオーダー原画

2018年11月24日 | 新作、制作過程
オーダーで制作中のウサギの新作です。

子ウサギがモチーフで、あとはお任せというシンプルなご要望です。

ラベンダーのピンクをベースに黄色など可愛らしい色彩に描いています。

オーダーでは珍しい動物など様々な動物をモチーフに描いています。

来月開催されるジャパンアートエキスポでもオーダー原画を受け付けておりますので、ご相談頂けましたら幸いです。



ジャパンアートエキスポ出品作品3

2018年11月21日 | 新作、制作過程
最後の3作品目にご紹介する作品は、霧の森を背景に遠吠えするオオカミを描いた「森の詩」です。

木の枝で別れたクルミの木の形をそのまま使い作品を作っています。

木の淡い色合いに合わせて水墨画のようなイメージのオフホワイトと黒のシンプルな色使いです。

今回こだわった背景の色はパーチメンント(羊革紙)と言う古代から使われている紙の色を再現した独特のオフホワイトで、作品のクルミの木を見た時からこの色を使おうと決めていました。

山奥に広がる静かな森の中で、クルミの木が見守ってきた森の主 オオカミの記憶を表現しています。

作品の大きさは額を含めて82 × 49cm、重さは4.5キロほどで飾りやすく、独特の形のクルミの木は美しい木目で他にはない作品です。







ジャパンアートエキスポ出品作品2

2018年11月19日 | 新作、制作過程
2作品目にご紹介する作品は夜明けの山の頂で遠吠えをするオオカミを描いた「夜明けの遠吠え」です。

曲がったクリの木の形に合わせて描いたオオカミの作品を収めています。

力強いクリの木目の中で、厳しい自然の中で生きるオオカミの力強さを表現しました。

作品の大きさは額を含めて89.5×48.5cm、重さは4.5キロほどで、曲がった形は生命力を感じ飾ると存在感があります。