Kentaro Nishino's Official Blog

画家 西野健太郎のアトリエ日記

ジャパンアートエキスポ出品作品2

2019年05月17日 | 新作、制作過程
3、4作品目にご紹介する作品は、シナの木の輪切りを使って制作した 「寄り添うひととき3」、「寄り添うひととき4」 フクロウ2羽の作品です。

前回も出品したシナの木の輪切りを使ったシリーズで、2羽のフクロウが顔をすり合わせて寄り添う仲良しな雰囲気を、丸い形で包み込むように表現しています。

背景の葉などの描きこみを多くし、深い森で暮らす様子を描いています。

シナの木は年月が経つと木の色は徐々に濃くなり、より味わいがある作品に変化していきます。

木の皮もそのままの残した丸い形は、部屋を優しい雰囲気にする効果があります。

暮らしの中で目に止まる場所に飾っていただけたら幸いです。




「寄り添うひととき3」右、 額装サイズ : 530×320mm
「寄り添うひととき4」左、 額装サイズ : 470×300mm
アクリル、キャンバス、シナの木(フクロウ、原画)









ジャパンアートエキスポ出品作品1

2019年05月15日 | 新作、制作過程
今月末から開催されるジャパンアートエキスポに出品する作品を順番にご紹介します。

今回は祈りをテーマに、オオカミの遠吠えを描いた2作品「月夜の祈り」です。

オオカミの表情と吐息を描く「祈り」シリーズは自身のオオカミ作品でも代表的な表現で、静寂を表す漆黒の背景の中で表現しています。

この2作品は並べると対になり、向かい合う2頭のオオカミが同じ月の下で遠吠えし合い、命の遠吠えが共鳴するように表現しています。

額には趣のある木目と色合いのカツラの木を使い、漆黒の夜空を引き立てています。

自宅の階段の踊り場に飾ってみましたが、1つでも存在感があり、2つを飾ると繋がりが生まれるようです。




「月夜の祈り1、2」 (オオカミ、原画)
アクリル、キャンバス、カツラの木、額装サイズ : 1050×330mm







ジャパンアートエキスポ出品作品完成!

2019年05月13日 | 展覧会
今月末から開催予定のジャパンアートエキスポ出品4作品が仕上がりました。

長年、人気のシリーズとして描いている「祈り」をテーマにしたオオカミの2作品と、寄り添う2羽のフクロウの2作品です。

この4作品は東京、大阪で開催予定のジャパンアートエキスポ(アールビバン株式会社主催)に出品します。

また順次、新作紹介にて出品作品について詳しくご紹介していきます。



「月夜の祈り1」 (オオカミ、原画)
アクリル、キャンバス、カツラの木、額装サイズ : 1050×330mm
800,000円(税込)




「月夜の祈り2」 (オオカミ、原画)
アクリル、キャンバス、カツラの木、額装サイズ : 1050×330mm
800,000円(税込)




「寄り添うひととき3」 (フクロウ、原画)
アクリル、キャンバス、シナの木、額装サイズ : 530×320mm
480,000円(税込)




「寄り添うひととき4」 (フクロウ、原画)
アクリル、キャンバス、シナの木、額装サイズ : 470×300mm
480,000円(税込)


NHK金沢で収録

2019年05月10日 | 取材
NHK金沢放送局の夕方ニュース番組「かがのとイブニング」にゲスト出演させていただくことになり、収録が行われました。

新しくなった木の温もりのあるスタジオに作品を並べさせてもらい、インタビュー形式でエアーブラシの技法や木を使った作品について説明させていただきました。

エアーブラシ体験もしていただき、とても楽しい時間でした。

何度もリハーサルを重ねながら進めますので、番組制作というのは本当に大変な作業だと改めて感じます。

お世話いただいた熊谷キャスターには本当に感謝致します。

5月14日(火)午後6時10分~番組中に石川県内で放送される予定です。(※ 災害などの緊急時には放送中止となる場合がございます。)









新作の額装

2019年05月07日 | 新作、制作過程
ゴールデンウィーク中は子供たちが風邪をひいてしまいほとんど出かけられずにいました、、

看病の妻の代わりにご飯を作り続け、連休中に少し料理の腕が上がったような気がします。


今月末から開催されるジャパンアートエキスポに向けて、額装を行なっています。

メインの作品になるオオカミ連作「祈り」は、背景が黒いのでアクリルの中に少しでもホコリが入ると目立ってしまうので、窓を閉め切ってホコリが入らないように気をつけます。

額に使う木の硬さによって、作品を止めるネジも使い分けています。

木とも合っていい仕上がりになりそうです。