香港での慌しい日々(1泊2日)を終えて、シンガポールへ飛んだ。
シンガポールには夜に着いて、翌日ミーテイング、そしてそのまま空港に行き、深夜便で帰国だ。こういうのを所謂1泊3日と言うのかな?!
重要なミーテイングを終え、フライトの時間まで余裕があるのでラッフルズ・ホテルの有名なLONG BARに行った。
やはりラッフルズは特別な存在だ。ビクトリア調の建物を見るだけで少女のようにロマンチックな気分になってしまう。
ラッフルズのLONG BARは、いまさら説明する必要もないが、シンガポール・スリングという有名なカクテルが生まれた場所だ。
それ以上に僕を刺激するのは、ラッフルズに長期滞在したサマセット・モームが、いつもこのBARで小説を執筆していたという事実だ。
何度もこのBARには来た事がある。印象に残っているのは、昼下がりに一人で来て、落花生をかじりながらウイスキーのロックをちびちび舐めて、何時間も小説を読みながら粘った時のことだ。
シンガポールは勿論、亜熱帯の暑い国だけど、昼間からやや薄暗いBARが涼しくて心地良かったという感覚が今でも残っている。
さて、久しぶりのLONG BARだ。時間が、丁度、DINNERを終えて、次に少しお酒を引っかけたいという時間帯だけに、滅茶苦茶混んでいた。客の殆どは欧米からの観光客だ。
欧米人の観光客って、特にアジアの暑い国にくるとどうして服装がこんなにダサいのだろう。Tシャツか、アロハのような柄物のシャツ、時に短パン、或いはよれよれのチノかジーンズ、靴はスニーカーというよりは運動靴といったほうがよいシロモノを履いている老人が多い。
床に撒き散らされた落花生の殻に滑りそうになりながら席に着く。
凄い喧騒。まるでここはディズニー・ランドかと見紛うごときだ。
インド系のウエイターのお兄さんは、お盆の上に山ほどのシンガポール・スリングを積み上げて、各テーブルに運んでいる。
そうか、ラッフルズは観光地なんだ、という当たり前の事実を再認識した。
僕の過ごした幸福な昼下がりは、たまたま観光客が少ない時期か、時間帯に当たっただけだったんだ。
しかし・・・・。シンガポール・スリングは甘すぎて僕の好みに合わないからパスして、バーボンのロックを舐めつつ、落花生を齧りながらこの場に居ると、いつしか観光客の喧騒を忘れ、段々と気分が良くなってくる。
これが、このBARの持つ独特の磁場なのだろうか?
ここよりも洒落たBARは、シンガポールにも、勿論日本にもたくさんあるけど、でもLONG BARは何故か気持ちが良い。
それは僕だけの思い込みによるものなのか?
一度、眞山の松尾店長に意見を聞いてみたいものだ。
シンガポールには夜に着いて、翌日ミーテイング、そしてそのまま空港に行き、深夜便で帰国だ。こういうのを所謂1泊3日と言うのかな?!
重要なミーテイングを終え、フライトの時間まで余裕があるのでラッフルズ・ホテルの有名なLONG BARに行った。
やはりラッフルズは特別な存在だ。ビクトリア調の建物を見るだけで少女のようにロマンチックな気分になってしまう。
ラッフルズのLONG BARは、いまさら説明する必要もないが、シンガポール・スリングという有名なカクテルが生まれた場所だ。
それ以上に僕を刺激するのは、ラッフルズに長期滞在したサマセット・モームが、いつもこのBARで小説を執筆していたという事実だ。
何度もこのBARには来た事がある。印象に残っているのは、昼下がりに一人で来て、落花生をかじりながらウイスキーのロックをちびちび舐めて、何時間も小説を読みながら粘った時のことだ。
シンガポールは勿論、亜熱帯の暑い国だけど、昼間からやや薄暗いBARが涼しくて心地良かったという感覚が今でも残っている。
さて、久しぶりのLONG BARだ。時間が、丁度、DINNERを終えて、次に少しお酒を引っかけたいという時間帯だけに、滅茶苦茶混んでいた。客の殆どは欧米からの観光客だ。
欧米人の観光客って、特にアジアの暑い国にくるとどうして服装がこんなにダサいのだろう。Tシャツか、アロハのような柄物のシャツ、時に短パン、或いはよれよれのチノかジーンズ、靴はスニーカーというよりは運動靴といったほうがよいシロモノを履いている老人が多い。
床に撒き散らされた落花生の殻に滑りそうになりながら席に着く。
凄い喧騒。まるでここはディズニー・ランドかと見紛うごときだ。
インド系のウエイターのお兄さんは、お盆の上に山ほどのシンガポール・スリングを積み上げて、各テーブルに運んでいる。
そうか、ラッフルズは観光地なんだ、という当たり前の事実を再認識した。
僕の過ごした幸福な昼下がりは、たまたま観光客が少ない時期か、時間帯に当たっただけだったんだ。
しかし・・・・。シンガポール・スリングは甘すぎて僕の好みに合わないからパスして、バーボンのロックを舐めつつ、落花生を齧りながらこの場に居ると、いつしか観光客の喧騒を忘れ、段々と気分が良くなってくる。
これが、このBARの持つ独特の磁場なのだろうか?
ここよりも洒落たBARは、シンガポールにも、勿論日本にもたくさんあるけど、でもLONG BARは何故か気持ちが良い。
それは僕だけの思い込みによるものなのか?
一度、眞山の松尾店長に意見を聞いてみたいものだ。
往復ともここに泊まりました。
中庭のプールがとても印象的でした。
二間続きの部屋にも驚いたし、天井で回っている
シーリングファンも異国情緒がありました。
懐かしいです。
とても、キレイな街だしもう1度行って見たいと思う国です。
龍さんの小説にも、一時、ラッフルズがよく出てきましたね。
タイトルそのものの小説もあったような記憶が?その小説も読んだことのある記憶が?でも内容すっかり忘れてしまっているのに、愕然。(認知症のはじまり?)
シンガポールは僕にとっては、旅行で行く所ではなく、少し生活者に近い感覚でこの国を見ています。
お暇なら、10月2日のBLOG見て下さい。
ツノ坊との記念すべき旅行ですね。
いつも、アツアツ、ごちそうさま。