村上龍の絵本「盾SHIELD」は、サッカー・プレイヤー中田ヒデとの交流から生まれたのだと、或るTV番組で、著者本人が語っていた。
中田は、こわもてのイメージがあるが、付き合ってみると、実は彼ほどナイーブで、優しく、心配りのある人は居ないそうだ。
しかし、ピッチの上に立てば、外人のボディアタックにも負けない屈強さを持ち、メンバーを先輩と言えども容赦なく叱咤し、監督とも激論(喧嘩?)し、無責 . . . 本文を読む
絵本を買った。
絵本を買うのはいつ以来だろう?小学生?
しかし、とおり一辺倒の絵本ではない。作者が村上龍といえば、単純なお子ちゃま向けの絵本でないということは容易に想像つくと思う。
人の中心にある核(コア)…それを人は心とか精神と呼ぶ…は、デリケートで、やわらかく、傷つきやすい。
それを人は色々な形で守っている。そのプロテクトするための手段を、龍さんは「盾・SHIELD」という言 . . . 本文を読む
大腸に異物がある。
ポリープという名の異物が。
バリウム検査で、この奇妙なる物が自分の腸の中で育っていることを知った。
より詳しく検査するために、内視鏡検査を1週間ほど前に行った。
この検査は相当に厳しい。
表現は、一言で済む。「痛い」
グニャグニャと湾曲している腸に、基本的には真っ直ぐのカメラを押し込んでいくのだから、痛いのは当然かもしれない。
グッ!とのけぞって痛みを . . . 本文を読む