虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

パップがでてくるケンタッキー

2012-03-10 01:25:38 | 南ア-生活-

さきほど、再開することとなった当ブログですが、

再開後、最初の話は、パップについて。

パップとは、南ア黒人の主食で、
水でとうもろこしの粉をこねてつくる食べ物です。
※ザンビアではシマと言われているそうです。

強いて言うなら日本でいうお餅のような食感でしょうか。
アフリカの協力隊員なら誰しもが知っている主食です。

さてそのパップですが、
南アのケンタッキーで注文できます。

その名も『KFCPapa』。

南アのチキンに、パップがついてきます。
ソースがついてくるので、それをかけて食べるのですが、
味は、普通です。
(普通という表現しかできないくらい語彙力ですみません。)

南アに来た際は、ぜひ挑戦してみてください。


コンビ代また値上がり

2011-12-01 08:52:02 | 南ア-生活-

今日から12月。

日本では、「師走」と言われ、
あちらこちらで慌ただしくなってきますが、
南アでもそれは変わりません。

特に南アでは12月は年度末にあたり、
ただいま一年の集大成にあたる学年末試験の真っ最中です。

私はというと、
テストの試験監督の手伝いをしたり、
子どもたちと一緒に折り紙を折ったりとそれなりに楽しんで活動しています。

そんな12月ですが、
今日からまたコンビ代が値上がりしました。※以下、いずれも片道です。

Kamhlushwa→Malelane
 R16→R18
Schoemansdal→Malelane
  R16→R18
Kamhlushwa→JeppesReef
 R19→R22 
(今日12月1日より施行)

いずれも昨年の12月(リンク)に引き続き、大幅な上昇額です。
私のようにコンビを日常的に使用しなければならない隊員にとって、
今回の値上げは、かなり苦しめられそうです。

前回の値上げの際、
コンビの利用者が減るという事態が発生したのですが、
(その人たちは、代替として安いバスに乗り換えている模様)
また今回も利用者が減ることになりそうです。

詳しくは、またコンビに乗るなかで、報告します。


これは何のため?

2011-11-30 08:35:09 | 南ア-生活-

Schoemansdal地区を歩いていると、
ふと見つけたあるもの。

分かりますか?
ちょっと近づきます。

もう分かりましたよね?

そうです。電線に靴が干してあるのです。

同じものをKamhlushwaでも一ヶ所見つけています。

どうしても気になって、近所の方に聞いてみたのですが、
いまいちで有力な回答が得られません。

当初は、大型クレーンなどが通れるかどうかを知らせるためかと、
勝手に解釈していたのですが、
この道は、大型クレーンが通る場所ではありません。

電気関係の会社に勤めておられる方、
またはご存知の方、ぜひご一報をください。


部屋から脱出できず

2011-11-20 15:37:32 | 南ア-生活-

ここ数日、Kamhlushwaは、
記録的な大雨で停電が頻発しています。

雨というよりむしろ霰のような
ものすごい勢いで雨が降り続いています。
※南アはいま夏なので霰はあり得ませんが。

ところで私の部屋は、
離れにあって、外からさらしになっています。
また、入口の戸は木でできています。

そのため、今回のような大雨が降ると、
戸に雨があたり、木が水を吸い膨張して、建てつけが悪くなります。

昨日は記録的な大雨だったため、部屋から出られませんでした。

いつもならホストファミリーに電話をして開けてもらうところでしたが、
昨日は、気付いた時点で彼らがみなで買い物に言っていたようで、
母屋にはだれもいず、誰も助けられない状態でした。

部屋のなかには、トイレもなく、台所もなく、
当然食料もなく、全く困りました。

しかも前日の昼も、夜もごはんを食べなかったこともあり、
これで24時間何も食べていない状態でした。

結果、ホストファミリーが帰ってきた午後2時半にようやく脱出成功。

ちなみに今日も同じように扉があかず、出られませんでした。
当然、夜中にトイレに行くこともできません。

いつになったら治るのでしょうか。


南ア産メイズがたりない?

2011-11-17 12:23:48 | 南ア-生活-

南ア人の主食であるパップは、
トウモロコシの粉を沸騰した水で溶かし、練ったもの。
※こちらではメイズと言います。

日本人でお米を食べないと食べた気がしない人がいるかもしれませんが、
南ア人にとってのパップも同じようになくてはならないものです。

これです、これ。

当然、南アでは大量に生産されています。
南アのとうもろこしの生産量は、世界でもトップ10に入っています。

先日のプレトリアニュースの記事で、
そのメイズが将来的に足りなくなるかもしれないというものを見つけました。

SA experiencing maize shortage-SABCnews-(英語)

記事によると、
トウモロコシが足りなくなる原因が
日本を含む諸外国への輸出が大幅に増えたからだと説明されています。
※日本はトウモロコシの輸入量世界第1位です。ほとんどアメリカからですが‥

特に名前が挙がっているのが、日本とベネズエラだそうです。
また記事では、今後、中国への輸出も激増しそうだと書かれています。

トウモロコシの輸出量に占めるアフリカ大陸以外の割合
6%(2007年)→84%(2011年)

南アで食糧危機が直ちに起こるとは思えませんが、
今後、生産体制を整えておかないと、いくら広大な土地を誇る南アであっても、
決して永年安泰ではないと考えされる記事でした。