虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

しょうもないクイズ

2010-10-21 13:14:45 | 南ア-算数-

いつも言っていますが、

私の活動は、巡回型。

ということで、いろんな学校、いろんな先生、
そして、いろんな子どもたちに会います。

子どもたちにとっては、
普段は全く見ることもない、外国人ですから、
なかには、緊張する子どもたちや
どんな人だろうかと興味深々の子どもたちもいます。

私も人間ですので、初めての子どもたちで、
緊張することもあるので、
いろいろ秘策を考えていくようにしています。

これを専門用語で、「アイスブレーク」といいます。

というわけで、
今日から気が向いたときに、
私が南アに来てから、
私がよく使う「アイスブレーク」のしかたを紹介します。

今日は、しょうもないクイズです。

早速ですが、問題から。

問題1

次の空欄に+、-、×のいずれかをいれて、
式を完成させなさい。
(同じ記号は、何度でも使ってもいいです。)

①1 1 1 1=1

②1 1 1 1=2

③1 1 1 1=3

④1 1 1 1=4

せっかくなので、
みなさんもお考えください。








解けましたでしょうか?

まず、子どもたちにルールを説明するために、
④を使います。

④1+1+1+1=4です。
簡単ですね。

その上で、
①~③を子どもたちに考えさせます。

いろんな求め方がでますが、
あっていれば、すべて正解です。

一応、正解例を出しますと、
①1×1×1×1=1
②1+1-1+1=2
③1×1+1+1=3
です。

もちろん別解もあります。

そして、次の問題を出します。

問題2

次の空欄に+、-、×のいずれかをいれて、
式を完成させなさい。
(同じ記号は、何度でも使ってもいいです。)

⑤1 1 1 1=10

これもせっかくなので、
みなさん挑戦して下さい。






ヒント:ちょっと工夫が必要です。










これには、子どもたちも相当苦戦します。

ヒントを出しても、
なかなか正解が出せません。

その上で、
私が答えを示します。

正解は、
⑤1 1-1×1=10

一瞬、「えっ?」という表情のあと、
何人かの生徒が「あぁ~」と納得の表情。

その後、他の生徒が、
「何で、何で?」と周りに確認します。

みなさんは、もうお気づきですよね?

これ、1 1を11とみるわけです。

そのあと、
「先生、ずる~い」という反応と、
「おもしろい」という反応が半々くらいでしょうか。

南アの小学生には、結構受けます。

しょうもないクイズですが、
こうやって、私は、子どもたちと遊んでいます。

また、別の機会があれば、
他の方法を紹介できればと思っています。

ブログをご覧のみなさんのなかで、
また子どもたちと楽しめるアイスブレークの手法をご存知の方、
ぜひ教えてください。


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