いつも言っていますが、
私の活動は、巡回型。
ということで、いろんな学校、いろんな先生、
そして、いろんな子どもたちに会います。
子どもたちにとっては、
普段は全く見ることもない、外国人ですから、
なかには、緊張する子どもたちや
どんな人だろうかと興味深々の子どもたちもいます。
私も人間ですので、初めての子どもたちで、
緊張することもあるので、
いろいろ秘策を考えていくようにしています。
これを専門用語で、「アイスブレーク」といいます。
というわけで、
今日から気が向いたときに、
私が南アに来てから、
私がよく使う「アイスブレーク」のしかたを紹介します。
今日は、しょうもないクイズです。
早速ですが、問題から。
問題1
次の空欄に+、-、×のいずれかをいれて、
式を完成させなさい。
(同じ記号は、何度でも使ってもいいです。)
①1 1 1 1=1
②1 1 1 1=2
③1 1 1 1=3
④1 1 1 1=4
せっかくなので、
みなさんもお考えください。
解けましたでしょうか?
まず、子どもたちにルールを説明するために、
④を使います。
④1+1+1+1=4です。
簡単ですね。
その上で、
①~③を子どもたちに考えさせます。
いろんな求め方がでますが、
あっていれば、すべて正解です。
一応、正解例を出しますと、
①1×1×1×1=1
②1+1-1+1=2
③1×1+1+1=3
です。
もちろん別解もあります。
そして、次の問題を出します。
問題2
次の空欄に+、-、×のいずれかをいれて、
式を完成させなさい。
(同じ記号は、何度でも使ってもいいです。)
⑤1 1 1 1=10
これもせっかくなので、
みなさん挑戦して下さい。
ヒント:ちょっと工夫が必要です。
これには、子どもたちも相当苦戦します。
ヒントを出しても、
なかなか正解が出せません。
その上で、
私が答えを示します。
正解は、
⑤1 1-1×1=10
一瞬、「えっ?」という表情のあと、
何人かの生徒が「あぁ~」と納得の表情。
その後、他の生徒が、
「何で、何で?」と周りに確認します。
みなさんは、もうお気づきですよね?
これ、1 1を11とみるわけです。
そのあと、
「先生、ずる~い」という反応と、
「おもしろい」という反応が半々くらいでしょうか。
南アの小学生には、結構受けます。
しょうもないクイズですが、
こうやって、私は、子どもたちと遊んでいます。
また、別の機会があれば、
他の方法を紹介できればと思っています。
ブログをご覧のみなさんのなかで、
また子どもたちと楽しめるアイスブレークの手法をご存知の方、
ぜひ教えてください。
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