虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

山登りは数学に似ている

2011-05-11 19:40:01 | 南ア-算数-

今日も、Schoemansdal地区の小学校。

今日のテーマは、Convert(単位換算)でした。

ℊと㎏、そして㎎の単位の変換をしました。

その教え方は、いくつかあるのですが、
今回は、先生と私で指導法を変えました。

詳しくは、省略。

指導法を変えることで、
数学には、いろいろな解法があるが、
必ず答えは、一つであるということを教えたかったわけです。

日本では当たり前に行われていますが、
南アでは、先生からの一方方向の解法で、
問題相互の関連性が弱いため、こうした基本的なことがおざなりになっています。

そこで、今回は、
以前に観た映画『容疑者Xの献身』で、
物理学者の湯川学(福山雅治)の

「山登りは数学に似ている。 頂上はひとつ。 そこに行き着く何通りの方法から、もっともシンプルで合理的なルートを見つけ出す」
という言葉を借りて、絵を描いて説明しました。

これが意外に好評で驚きました。

写真は、
重さの指導をするために、レンガとノートを持っている先生です。

重さのイメージをつかんでほしくて取り上げました。


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