今日は、Schoemansdal地区の学校。
前タームに、算数フェアを実施した学校の5年生のクラスです。
(算数フェアについては、こちら)
今タームも予定通り、同様の企画を計画しています。
ただし今回は、前回とは組む学校を変える予定です。
それにより、新たな知恵が出てくることを期待しています。
また前回はテスト問題を私が作成しましたが、
今回は、両校の先生に担当してもらうことにしました。
そうすることによって、私が帰国後も続く可能性を高めるためです。
双方の教師が実際に問題を作成してくるのかは、不透明ではありますが、
今後の活動に好影響を与えるべく、
かげながらのサポートをしていきたいと思います。
さて、話は変わりますが、
今日は、割り算のShortMethodについて。
日本だと、(3桁の数)÷(2桁の数)は、
一の位が0とかにならない場合は、筆算を使用すると思いますが、
南アでは、ShortMethodとLongMethodという2種類の方法を使います。
LongMethodは、日本で言うところの筆算なので、割愛します。
次にShortMethodについて。
写真をみてください。
これだけで、どのようなやり方か分かりますでしょうか。
申し訳ないのですが、面倒なので、説明は省略します。
(どうしても気になる方はご連絡ください。)
この方法は、正直、私には分かりにくい。
何をどうしたのか、あとで見直すのも難しいため、
私は、あまり薦めませんが、
南アの先生たちは、かなりの頻度でこの解き方で教えます。
彼ら曰く、筆算だとノートの見栄えが良くないからだそうです。
日本にはない解き方とは言え、(私が知らないだけだったらごめんなさい)
この解き方を日本で紹介することはなさそうです。
ちなみにこの先生、昨年も割り算について議論しています。
(過去の記事はこちら)
この単元の指導法は、昨年より改善されていました。
教師の努力と適応能力に感激した、一日でした。