今日は、Gr.1のたし算の話。
四則演算(+、-、×、÷)のなかで
最初に学習するのは、足し算です。
それは南アでも同じ。
ただ足し算の概念を子どもたちに理解させるのは、
そう簡単にはいきません。
特に、南アの一年生は、
就学時前の学習がほとんど行われていないので、
識字教育レベルから始めている点。
その上、家庭の教育力も期待できないため、困難を極めます。
例えば、この解答。
先生の指示を理解できていないので、
何を回答していいのか分からず、コピーすることしかできません。
1年生のクラスの児童数は、約40人。
日本とそれほど大差ないのですが、指示が伝わらず、
先生が一対一でつきっきりにならないといけない子がたくさんいます。
私は、日本で1年生を指導したことがないので、
日本の指導方法をここで実践できませんが、
子どもたちと一緒に勉強することで、動機つけになると思い、
こうしてときどき授業補助をしています。