今週は、
Schoemansdal地区の学校を訪問する予定ですが、
先週やり残したPrismとPyramidの授業を、
先週のJeppesReef地区の学校で終わらせようと思い、
今日一日延長して、JeppesReefの学校にいました。
とりあえず、先週のおさらい。
さて、子どもたちは、柱と錐の違いを理解できたのでしょうか。
空間図形の把握は、日本でも南アでも難しいのは、同じです。
先週、実際に作ったのを確認しながら、
今日は、現地の先生からの提案で、
絵から「辺」「面」「頂点」の数を考える授業を行いました。
彼の提案では、当初、絵から考えさせることを大切にしたいから
具体物は、見せたくない(というか作りたくない)との意向でしたが、
やはり理解に時間のかかる児童用に、
具体物を作っておいた方がいいと提案したら
「じゃあ、作っといて。」とあっさり任せられました。
実際、私が作ると、気にいってバンバン授業に取り入れていきました。
さて、今年に入り、
この先生とは、何回か(おそらく5、6回目)組んでいるので、
最近、少しずつ息が合ってきて、
彼の授業の特徴を生かしながら、私が補足する形式をとっています。
最近、やりだしたのは、
私が書いた(もしくは作った)事柄(もしくは問題)を、児童に説明すること。
これは、事前にかなりの打ち合わせが必要ではありますが、
私が作成した問題や教材の意味を
充分に理解しているかどうかを確かめるのに役立っています。
実際、彼の提案で、授業の内容を変更することもしばしば。
こういうことができだしたのは、
ひとえに彼の努力のたまもので、私にとってもうれしいことです。
では、肝心の授業内容はどうだったかというと、
やはり立体図形を書くことに子どもたちは苦手意識を持っていて、
教科書(または黒板)からのコピーでは、正確に描けませんでした。
この描き方の説明の時間もなかったため、仕方ないのでしょうが。
それでも少しでも多くの児童に分かってもらえるように、
これからも先生と授業研究を行おうと思います。