つれづれ草々

田舎者の日記です。最果ての地で西島秀俊さんをひっそり応援しています。

ドラマについて

2018-04-06 14:01:08 | 日記

西島さんは出演していないのですが、先日、BSの向田邦子作品特集で、『あ・うん』を観ました。

小林薫さんと串田和美氏、田中裕子さん、演出は久世光彦さん版です。

田中裕子さんの昭和の人妻の儚さや凄み。友人の妻と雖もこれは惚れると納得させられます。

小林さんと串田氏の、旧友同士の関係性も、本当に納得させられます。

向田さん脚本、久世さん演出の黄金コンビのドラマは、昭和の説得力が大きくて。

 

松本清張氏のドラマを平成版にすると無理矢理感が出るのと同様、

向田作品も平成版にすると妙な臭みが出てしまいます。

やはり昭和には昭和の世界があり、

平成には平成の世界があり、

大正、明治にもそれぞれの世界があり、

江戸以前にもそれぞれの世界があり。

 

大正を覚えている方はもう数が限られているでしょう。

その時代を覚えている方がもういない時代のことは、

現在まで残されてきた記録や文献から想像し、創造していくしかないのですが。

 

そうした中で、観る者を納得させる説得力を持たせる力量のある制作側の方々や

演者の方々が存在するお陰で、その時代の物語を味わうことができるのです。

 

ぼろくそに言われる作品にも、それを観た誰かに何かの影響を与えたかもしれないし、

世間から大絶賛される作品も、誰かからは「こんなののどこがいいのかわからない」と言われるかもしれない。

 

大勢の人間が同じ生まれ方育ち方をしていない以上、

意見が一つに統一される筈はなく。

 

「自分はAにはこう感じたし、Bにはこう感じる」という思考の自由がある以上、

人に対して否定すべきではないし、人から否定されるべきでもない。

 

いいものはいい。

※個人的な感想です。

 

追記

向田作品では、ドラマ『空の羊』に西島さんが出演されていました。

四姉妹の次女と恋仲になる作家志望の男の役柄でした。

出演場面は少ないのですが、

あの頃の、自己中心的な非道さの雰囲気が漂う役、いいなあ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CM・他

2018-04-06 13:55:49 | 日記

久々の休み。TVを流していたら、二ノ国のCMで西島さんの声(&ちょっとだけ画面に西島さん)が聴けました!!(;▽;)

やったー!タイミング悪いのかずっとTVで西島さんに会えなかったから嬉しい嬉しい!

枯渇し過ぎて塵になりそうでした。

また頑張ろう。頑張って生きよう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする