きもの和らいふスタッフブログ/札幌を中心に北海道で振袖をレンタル&販売の日々

大正元年創業の老舗呉服店とは思えない(◎_◎;)スタッフのゆるーい日常を綴っています。

しゅしゅっ

2013年08月07日 | はんどめいど

いわゆる“シュシュ”です。

端布で手作りしました。

・・・何の端布かっちゅうと、
色合いで判りますでしょうか

そう、“振袖”です。

ですから、当然、正絹。絹100%です。

振袖の試着(フィッティング)の場合、
先に『ヘア・メイク体験』で、
髪をアップにして、髪飾りも着けるので、
問題は無いのですが、

一般呉服の場合、
髪の長いお客様には、髪をまとめていただくことがあります。
そんな時に重宝するのが“シュシュ”です。

オーダーレンタルの振袖が仕立て上がってくると、
残布を貰い受け、
暇を見付けてチクチク縫っています。

たくさん出来上がると、店舗に配布しています。

お客様からご要望があれば、差し上げています。



帯広イベント

2013年08月06日 | ご案内
今週末、8月9日(金)10日(土)11日(日)
の3日間、帯広市のとかちプラザ1階ギャラリーにて、
KimonoWalker振袖
新作新柄 先行発表会in帯広
を開催致します。

見飽きたチラシ)失礼
この先行発表会は、全国に先駆けて北海道からスタートしています。
北海道と言っても広いので、
7月13日の札幌から、旭川、函館、帯広と4箇所開催です。

次のイベントからサービス内容が変わります。

また、春の販売会と、今、開催している夏の販売会で、
人気の美容室は、成人式当日の予約が
もういっぱいになってしまうかも・・・です。

成人式って、同じ日の、同じ時間に、
一斉に振袖着て集うわけじゃないですか
それでいて、
振袖を着付けられる人(豪華な飾り結びが出来る人)、
ヘアセット(あげあげもりもり)が出来る人、
(まぁ~大抵は美容師さんなんだけど)・・・って、
案外と少ないんですよ。

是非、是非、
弊社のチラシにて、提携美容室さんもチェックしてみて下さい。


よい子はマネしないで(染色の巻)

2013年08月05日 | 日記
数年前の話ですが、
母のキモノを整理したときに、
白地に黒の、絽の小紋があって・・・、
そもそも、母はモノを大事にしない
白地なのに、ガード加工もせず、
小紋だから普段に着るのはよいけど、
シミもそのままに、箪笥に入れっぱなし・・・。
こんなに汚れてちゃ、もう着られないよぉ~
(今どき、シミ抜きも染め替えも高価なんだから
と、捨てようかと思ったのですが、
待てよ・・・と、
どうせ捨てるならちょっと実験してみよ

というわけで、
まず、キモノを全部解き、洗濯機で2度洗い、
更に、シミの酷い箇所は漂白剤を綿棒でたたき、
すすいで、乾かないうちにアイロンでのばし、
(よい部分だけ使って)手芸の材料にはなるかな・・・
くらいまでキレイにしました。

更に、(ここからが大胆
洗濯機の中に40リットルのゴミ袋を2枚重ねで入れて、
その中に上の生地を入れ、大きな鍋に湯を沸かし、
手芸用の染料DYLON(ダイロン)マルチの、
28番ゴールドを2個を使って、お湯染めしました。

染料を熱湯で溶き、生地が入ったゴミ袋に注ぎ、
袋の口を縛って、洗濯機を回すのです。
(袋が破れないよう、洗濯機にもお湯を入れます。)
その後、ゴミ袋を解いて、染液を流し、
水洗いして、定着剤に浸け、脱水して、アイロンかけし、
仕立て直して、

こんなカンジです。

生地アップこんなカンジです。色は1枚目の画像が近いです。

シミや汚れは、全く目立たなくなり、
着用可能です。

でも、これは“どうせ捨てるなら”と試してみたことなので、
決して“おすすめ”は致しません。
むしろ、“マネしないで”下さい。







浴衣用アクセサリー(帯飾り)

2013年08月02日 | 日記
振袖イベント(in函館)で
本部スタッフの半数が不在なので、
事務所はとっても静かです。

社長さまが(事務所の人数を間違ってる
大量の焼きたてホカホカおやきを買ってきて下さり、
ひとり3個ずつ食べても余る数で、
私は2個でじゅうぶんです。)
これを消化するために、
ちょっと、倉庫で掘り出し物探し(運動)をしました。

店頭に出していない浴衣用の帯飾りを発見しました。

こんなのや、あんなの、



これなんかも、浴衣用だと思います。


んもうシーズン終わっちゃうじゃないか。
お値下げして店頭に出してよぉ~

・・・と言っておきましたので、よろしければ、
お店を覗いてみて下さい。




琉球硝子の帯留

2013年08月02日 | 日記
私物ですが、
お気に入りの“帯留め”です。

“琉球硝子”の帯留めです。

以前、弊社で「万国津梁うりずん展」(沖縄の染め織りだけを集めた催事)を開催した時に
琉球絣を購入したのですが、
その時に作家の方からいただいたものです。

入っていた箱に“琉球硝子”についてのうんちくが書いてあり、
(詳細は覚えていないのですが・・・)
塩で洗って天日に干してどっちかの方角に置いてから
使って下さい()というような内容だったので、
なかなか使えずにおりました。

ある日、私よりもずっとずっとずぅーっと“ものぐさ”な店長が
この帯留めの色違いを着けていました。
「ねぇ店長、その帯留め、使う前に色々面倒なことしなきゃいけないんでしょ
あぁ~何か書いてあったね。
「やったんですか
やるわけないっしょ
「えーやらなくていいんですか
いいっしょやんなくてぇ。
「なんだぁ、やらなくていいのかぁ。」
あんたの何色
「赤です。」
あんたはやらなきゃダメだわ。
「えっどうしてですか
赤だから。私はいいの、青だから。
「えっ関係あるんですか
さぁ、知らない。でも、アンタはやらないとダメさ。
・・・というやりとりがあり、
更にしばらくこの帯留めは使えずにおりました。

結局、“ものぐさ”な私は、
塩で洗ったり、天日に干したりすること無く、使っています。