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今日のころころこころ

2024・7・15 大地の芸術祭 / 越後妻有アートトリエンナーレ2024 BankART1929+みかんぐみ+神奈川大学曾我部研究室

3年に1度、新潟県の十日町市(川西・松代・松之山・中里、十日町)と中魚沼郡津南町に展開する世界最大級のトリエンナーレ「大地の芸術祭 / 越後妻有アートトリエンナーレ」。
9回目の今回は、41の国と地域から275組が参加し311点の作品が展示されている。
会期は7月13日~11月10日。火水定休。

妻有アーカイブセンターで鑑賞と昼飯と情報収集をして、当初の目的の松代エリアのBankART1929展示会場へ。



マーリア・ヴィルツカラの「ブランコの家」から坂を下る。







BankART1929+みかんぐみ+神奈川大学曾我部研究室。
BankART妻有2024「創造的修復と交信」。
2005年に築100年の農家を購入し、建築チーム・みかんぐみや作家たちとともにアートスペースとしてリノベーション。
しかし、地震や雪の影響や経年劣化によって老朽化が進む。そこを大改修ではなく、創造的補修で家の延命を試みる。

家としての機能とBankART1929が所蔵する作品の展示が交錯する。





















三階というか天井裏スペースを覗いてみれば、丸山順子の花が咲き、ヤング荘のヤング荘がある。



今回の補修は、雨漏り。


ただ塞ぐのではなく、そこから雨粒をたらしてみるのだった。

外にはプールがある。
豪雪地帯の昔の家には、雪かきや雪下ろしをした雪をとかすための融雪池があったという。
雪の無い季節は、農具や野菜の洗浄や観賞魚の養殖や防火用水などに使われてたという。
そこを改修。

家の延命を通じて色々と考えさせられるのだった。






コメント一覧

kinntilyann
彩女さま
こんにちはでございます。

やはり雪貯金が足りませんでしたか。。。
梅雨も明後日には梅雨前線がいくので、あとは照る一方になるかも。

越後妻有アートトリエンナーレの会場は、いわゆる僻地です。
高速道からも新幹線からも遠い場所です。実は私も初めての場所ばかりでした。
閉校した学校をリノベーションして様々に活用してるのは素晴らしい取り組みなのですが、それほどまでに高齢過疎化が進んでいるという裏返しでもあります。
でも車を運転しながらさもありなんとも思いました。
自給自足で大家族で死生観が現代とは違う時代には住むことができていても、今はかなり厳しい。
若い人が出て行ってしまうというけど、年寄りだって持病持ちになったり足腰が不自由になったりすれば住むことは難しい。
BankART1929の古民家がある集落の今現在実際に暮らしている家は三軒だったかな。そのうちの一軒は移住してきた写真家とのこと。写真家氏は、トリエンナーレが無い山村でも移住したかな?

「延命」という意味をつくづくと考えさせられます。

良い午後でありますように(⁠^⁠^⁠)/
otikomi
この梁になるような松の大木が、干ばつで枯れました。
いろんな思いをもって、しみじみと、しみじみと、拝見しました。
アートで「生きる家」にという決まりを、田舎にも作ってほしい。
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