ヨコハマトリエンナーレ2020-光の破片をつかまえるー。
会期は7月17日~10月11日まで。
メイク・オア・ブレイク(レベッカ・ギャロ&コニー・アンテス)は横浜の橋を気にかけてるようだ。
会場入り口には塩水の入ったスプレーボトルが並ぶ。
奥には横浜の川に架かるデフォルメされた6基の鉄製の橋。
水道橋・打越橋・太田橋・フランス橋・亀の橋・末吉橋。
鉄は錆びてやがては地に崩れ落ちる。
塩水はそれを加速させる。
来場者が塩水を噴射するたびに確実に鉄は錆びる。
それぞれの橋の傍らには詩とも物語とも弔辞ともつかないメッセージが積まれている。
鉄を素材にするアーティストは鉄を有機質とする。
けど今時のアーティストは軽やかだ。
この作品のこれからの展開も楽しみだけど、彼女たちはなんでこの6基の橋を選んだのかな?
久々に橋を目的に橋を渡りたいな。このフライヤーをもって。
ざっくりと展示を見終えて向かうは横浜美術館レストラン・ミュゼ。
レストラン・ミュゼは6月22日付で閉店してもう食事はできない。展示会場。
ジャン・シュウ・ジャン。
かつてのホールにはスクリーンが設置され人形たちが激しく踊る。
かつての厨房には劇中の主役たちが控える。
レストランの閉店は元々決まっていたのかな?それともコロナ禍の影響なんだろうか?