鎌倉へ行くと永福寺跡に寄りたくなる。永福寺跡に寄れば瑞泉寺さまへ寄りたくなる。
永福寺跡から通玄橋を渡ってゆるゆると坂を上る。
荏柄天神さまの御旅所。なんだろ?と思っていたんだけど、たぶん7月25日の神輿の休憩所のようでした(^^;
来るたびにどうしようか?と思うのだけど入ったことない甘味処さん。
瑞泉寺さまの前からも天園ハイキングコース入れるのだけど通行止め。台風被害からまだ復旧していないようだ。
臨済宗円覚寺派錦屏山瑞泉寺は夢窓疎石がこの地を禅院相応勝地と選び1327年に建立した。
足利基氏は夢窓疎石に深く帰依し、鎌倉公方代々の菩提寺となった。
錦屏山の山号の通りに鎌倉有数の紅葉の名所。ちなみに紅葉は12月です。拝観料は200円。
瑞泉寺さまばかりとは限らないんだけど、特に瑞泉寺さまに来ると真っ白な木々の中にお寺が浮かんでいるようだ。
初めて見たのは子供の頃だっけ?ずっとてっきり病気の木だと思っていたんだけど、鎌倉のどこのお寺だったかな?で、ウメノキゴケという地衣類で空気が綺麗な所でないと繁殖できないと聞いてから、環境汚染バロメーターと解釈してる。
階段をゆるゆると上る。
階段はふたつあるのだけど、この状態だとそのうちに通行止めの可能性もあるから上れるうちに苔生した方を上る。
山門をくぐってすぐのところの石は、亀と鶴。
らしいけど、亀はまぁ。
鶴は私にはよくわからない(^^;
角のとこの梅がこの間の台風でボッキリいっちゃったよ。
ああ確かに。
どうもいつもの台風の風向きとは逆方向から強烈に吹き付けたらしい。
瑞泉寺さまばかりではなくあちこちで木々が倒れたようだ。
書院庭園の起源となった岩庭へ。
この洞は人工的にくり抜かれた。
このお庭はこちら側から眺めるのではない。洞の中から眺めるのだ。西を眺めるのだ。
階段を上っていけば錦屏山の山頂に出て相模湾を見下ろす壮大な借景が広がるという。
くるたびに不思議な感覚になる。
私が鎌倉で2番目に好きなお寺さま。