しつこく話題にし続けていた 映画、
「ハチミツとクローバー」(2006年 日本)
本日封切り!
あ、↑のクローバーハチミツは、Afternoon Teaで購入したものです。
小説や漫画が映画化される時、原作と映画はベツモノと
心に言い聞かせるのだけど原作が大好きな場合、
いつもついつい比べてしまって 複雑な心境になります。
原作の良いところを、工夫して2時間そこらに映像化する苦労は
大変なものだと思うのです。
この「ハチミツとクローバー」の原作は、
切なくてリリカルな恋物語であり、
自分の才能と将来、家族や友達との関係、といった
”自分探し”の成長物語であり、
同時にはじけたギャグ漫画でもあるところがスゴイんですよね。
羽海野チカさんの表現力や言葉のセンスには
心から感嘆してしまいます。
正直なところ、今回の映画化、原作のよさを
生かしきれていないとは思います。
でも、切なく甘酸っぱい片思いラブストーリーの部分と、
”自分の道さがし”部分を抽出して描いてあるところが
わかりやすかったです。
登場人物がリアルだったと思うんですよ。
実際にいたら、きっとあんな感じなんだろうな と思わせるような。
人付き合いが苦手でとっても内気なはぐちゃんと、
才気溢れる森田の、恋愛だけじゃない、
芸術家としての本能的な部分で惹かれあう様子も
ドラマチックでした。
(でも、私、抽象芸術ってよくわからん・・・)
そんな2人の前では無力な切ない竹本君は、
いちばん観客に近くて思わず応援したくなりますよね。
そして、傷ついても好きになることをやめられない
真山、山田さんの片思いも切なくて。
俳優さんたちは、それぞれ、役になりきってて よかったと思います。
原作のイメージとは違うんだけどねー(笑)
一番危惧していた 伊勢谷君の森田忍。
・・・かっこよかったです。
かっこよすぎです(笑)
もっとお茶目で子供でハチャメチャじゃないと!!
蒼井優ちゃんのはぐちゃん、一生懸命演じてる、
って感じがしました。
ちゃんと小さく見える!
(原作のはぐちゃんの設定、身長145センチ!)
しかし・・・真山は もうちょっと社交性のあるヤツですよ~!!!
あれじゃ、「僕の大事なコレクション」のジョナサンのコレクションみたい。
山田とのやりとりも、もっとなんちゅーか じれったい。
その山田も、もっと”おっとこまえ(女だけど男前)”な
性格で、サバサバしてるのに恋に不器用なとこがイイんだよね。
ところで、山田役の関めぐみちゃんって、
瞳が大きく見えるカラーコンタクトでも入れてるのかな??
ちょっと黒目が不自然で猫娘みたいでした・・・
手足がおそろしくスラリとしてて綺麗だったけど。
ああ・・・理花さん、映画じゃかなり冷たい人のようですが、
そうじゃないんです(涙)
そ・し・て 花本修司先生!!大人ですね(笑)
くわえタバコにヨレヨレぼさぼさで飄々としてて
いい感じでした。
青春してる彼らを 温かく見守ってる感じがよかったなぁ。
ところであのクロネコは監督の”コダワリ”だと
パンフに書いてあったけど、なんなんだろ・・・。
特にドラマチックな盛り上がりがあるわけじゃないし、
いかにも少女漫画なお話かもしれませんが、
若い頃の片思いや仲間との日々を思い出して
切なく胸キュン(笑)できる映画だと思います。
結局、よかったのか悪かったのか??と聞かれると
ホントに微妙なんですが・・・
もはや、原作を愛しすぎてて よくわからない(笑)
この映画単独で観たら 切なくて爽やかで良い映画だけど
ちょっとゆるーくて、表面的な物語に終わってしまった印象。
どうぞ原作の方も読んでみてください!!!と
声を大にして言いたい!
映画は映画で良いところもあるのですが、
それだけじゃないですから!!!
「ハチミツとクローバー」(2006年 日本)
本日封切り!
あ、↑のクローバーハチミツは、Afternoon Teaで購入したものです。
小説や漫画が映画化される時、原作と映画はベツモノと
心に言い聞かせるのだけど原作が大好きな場合、
いつもついつい比べてしまって 複雑な心境になります。
原作の良いところを、工夫して2時間そこらに映像化する苦労は
大変なものだと思うのです。
この「ハチミツとクローバー」の原作は、
切なくてリリカルな恋物語であり、
自分の才能と将来、家族や友達との関係、といった
”自分探し”の成長物語であり、
同時にはじけたギャグ漫画でもあるところがスゴイんですよね。
羽海野チカさんの表現力や言葉のセンスには
心から感嘆してしまいます。
正直なところ、今回の映画化、原作のよさを
生かしきれていないとは思います。
でも、切なく甘酸っぱい片思いラブストーリーの部分と、
”自分の道さがし”部分を抽出して描いてあるところが
わかりやすかったです。
登場人物がリアルだったと思うんですよ。
実際にいたら、きっとあんな感じなんだろうな と思わせるような。
人付き合いが苦手でとっても内気なはぐちゃんと、
才気溢れる森田の、恋愛だけじゃない、
芸術家としての本能的な部分で惹かれあう様子も
ドラマチックでした。
(でも、私、抽象芸術ってよくわからん・・・)
そんな2人の前では無力な切ない竹本君は、
いちばん観客に近くて思わず応援したくなりますよね。
そして、傷ついても好きになることをやめられない
真山、山田さんの片思いも切なくて。
俳優さんたちは、それぞれ、役になりきってて よかったと思います。
原作のイメージとは違うんだけどねー(笑)
一番危惧していた 伊勢谷君の森田忍。
・・・かっこよかったです。
かっこよすぎです(笑)
もっとお茶目で子供でハチャメチャじゃないと!!
蒼井優ちゃんのはぐちゃん、一生懸命演じてる、
って感じがしました。
ちゃんと小さく見える!
(原作のはぐちゃんの設定、身長145センチ!)
しかし・・・真山は もうちょっと社交性のあるヤツですよ~!!!
あれじゃ、「僕の大事なコレクション」のジョナサンのコレクションみたい。
山田とのやりとりも、もっとなんちゅーか じれったい。
その山田も、もっと”おっとこまえ(女だけど男前)”な
性格で、サバサバしてるのに恋に不器用なとこがイイんだよね。
ところで、山田役の関めぐみちゃんって、
瞳が大きく見えるカラーコンタクトでも入れてるのかな??
ちょっと黒目が不自然で猫娘みたいでした・・・
手足がおそろしくスラリとしてて綺麗だったけど。
ああ・・・理花さん、映画じゃかなり冷たい人のようですが、
そうじゃないんです(涙)
そ・し・て 花本修司先生!!大人ですね(笑)
くわえタバコにヨレヨレぼさぼさで飄々としてて
いい感じでした。
青春してる彼らを 温かく見守ってる感じがよかったなぁ。
ところであのクロネコは監督の”コダワリ”だと
パンフに書いてあったけど、なんなんだろ・・・。
特にドラマチックな盛り上がりがあるわけじゃないし、
いかにも少女漫画なお話かもしれませんが、
若い頃の片思いや仲間との日々を思い出して
切なく胸キュン(笑)できる映画だと思います。
結局、よかったのか悪かったのか??と聞かれると
ホントに微妙なんですが・・・
もはや、原作を愛しすぎてて よくわからない(笑)
この映画単独で観たら 切なくて爽やかで良い映画だけど
ちょっとゆるーくて、表面的な物語に終わってしまった印象。
どうぞ原作の方も読んでみてください!!!と
声を大にして言いたい!
映画は映画で良いところもあるのですが、
それだけじゃないですから!!!
本当に、甘酸っぱい作品でしたね。
竹本くんをはじめ、真山くんもあゆちゃんも切なかったです。
花本先生のくしゃ~とした笑顔には、なんだか癒されました!
そして、藤原兄弟!ウケました・・・(^^)
自分、観終わってからこれがコミックの映画化だ
って知ったくらい漫画に疎いんですけど;;
他の方の感想を拝見してると、原作のよさが
完全には出てないみたいですね。
それなりに青春映画としては良くできていると
思いました。伊勢谷君はカッコいいですねぇ
確か芸大生でしたよね。実際も^^
原作も機会あれば読んでみたいですね。
自分の大好きな漫画や小説が映画化されるといつも複雑な思いになりますよね。
思い入れが強いだけにどうしても辛口になってしまいがちだし・・・。
原作未読の方たちにもハチクロワールドの良さが伝わっているようなので、その点はうれしいです~!
漫画にはもっとコミカルな要素があるんですね。
映画は笑うシーンがあまりにも少なかったので
もしやとは思たのですが……。
そうそう、ぼくも『ぼくの大事なコレクション』を思い出しました。
あの猫なんですが、
猫に演出すると言うのはとても難しく、
(トリュフォーの『アメリカの夜』にそれで苦労するシーンがあります)。
それでもどうしても入れたいということで、
監督がCGを使ったのでは?と思いました。
TBさせて頂きました。
僕的にはこの映画もかなり好きでしたが、
こちらの記事を読ませていただくと
原作はさらに好きになりそうな気がします☆
早く読んでみたいです!
コメントありがとうございます。
藤原兄弟が、設定こそ違えど、原作どおりだったのには笑いました(笑)
遠い日(?)の青春を思い出すような切ない映画でした。
>kazuponさん
こんばんは!
うーん そうなんですよね。あの雰囲気をそのまま映像化すると
コメディになってしまいそうで(笑)
そう!伊勢谷くん、芸大出身らしいですね。
「雪に願うこと」でかなり惚れました。
原作、かなり少女漫画ちっくな絵柄ではあるけど
機会があったら読んでみてください。
>ミチさん
そうですねー 2時間にまとめるのは無理があるかもしれません。
だいたいが こんな感じの片思いクロスオーバーストーリーだし。
原作は今急展開だし。切ないよー(涙)
原作ファンもさらに増えると良いな。
>えいさん
ねー。あの真山のコレクションはちょっと怖かったです(笑)
ああー 猫に演技させるのは難しいのですね・・・。
でも、あそこだけ異質なタッチのクロネコ、
不思議でした。
>こーいちさん
TBありがとうございました。
私はとにかく原作にベタぼれなんです(笑)
でも、映画を気に入っていただけてナゼか私まで嬉しいです。
ちょと出てきた にゃんさぶろう も、
実は素敵なエピソードがあるんですよ。
機会があったら読んでみてください!
マンガでは、私は はぐちゃんより山田さんのほうが好きなんです。
真山君も、髪型、着ている服、そっくりなんだけど、あまりにオーラが無さ過ぎ...トホホ。ちょいとショボイよ...真山君。
『何でオレなんだよ』と真山君が言った時、『何でアンタなんだよ』と心の中でツッコミました。
原作と映画はベツモノ、う~ん なるほど。
あの雰囲気だけを閉じ込めた映画なのかも。
TBする記事を思いっきり間違えました。。。
削除できるようでしたら消しちゃってください(泣)
竹本くんのバイトがツボでした。
原作でも出てくるのでしょうか?あのバイト。
確実に原作大人買いしそうです。
雰囲気はあるんだけど、何かが足りないのですね。
原作の切なさと、妙な擬音が乱れ飛ぶ
(たしーん とか スターンッ とか ちゃみーん とか(笑))
ギャグ漫画部分とのギャップがまた良いのですよ・・・。
真山・・・ストーカー度合いが酷すぎますね。
ルックス的にはよかったんだけどなぁ。
>チェブさん
はーい 削除しときましたよん。
原作では、竹本くんじゃなくて、森田がにゃんざぶろう・・・
あの妙なウェービーな髪型の秘密は 原作を読むべしっ!
男も惚れるにゃんざぶろうなのだ。
原作と映画は別物だと思って観ましたが、
やっぱり全9巻をまとめるのは難しいですよね。
凝縮版ってかんじでしょうか。
もうちょっとギャグの部分あってほしかったなあ。
伊勢谷くんにはちょっと無理かなとも思ったり。
あと、個人的に、花本先生は白シャツのイメージで、
茶系の洋服ばっかりでちょいと残念でした。
もうすぐ終わるという原作の行方が気になります!
TBさせてください☆