目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「スピード・レーサー」 オタクやなぁ!!

2010年07月09日 | 映画タイトル さ行
日本のアニメ「マッハGoGoGo」のハリウッド・リメイク。
「スピード・レーサー」(Speed Racer 2008年・米)

オリジナルのアニメは記憶にないのですが
主演のエミール・ハーシュが気になるのと、
オタクなウォシャウスキー兄弟がどのように
映画化しているのか興味があって観てみました。

天才レーサーのスピード(エミール・ハーシュ)は
レース中の事故で亡くなった兄を継ぐべく
家内工業的レーシングチームで走っている。
スピードの才能に目をつけた大企業家が
彼をスカウトするが、レースの裏に渦巻く
思惑や陰謀に巻き込まれ・・・。

極彩色の目まぐるしい非現実的レースシーンには
目がチカチカします。
映画館で観たらもっと面白いんだろうけど
家のテレビで観てても、全然面白くないし興奮もしない。

でも、ついつい最後まで観てしまったんだよなぁ(笑)
悪に負けずに勝利を目指す主人公の
王道的サクセスストーリーと家族愛。
お約束のレース展開も、最後の方では
ちょっとはらはらして熱中してしまったり(笑)

原作は全然知りませんが・・・けっこう忠実みたい。
(横目で観ていた旦那は再放送で観ていたらしい)
でも、テジョ・トゴカーンと妹がハルコに
武者モーターズって・・・国籍不明。
謎のニンジャも襲ってくるしさ。

キャストもスーザン・サランドン、ジョン・グッドマン、
クリスティーナ・リッチ、真田広之もチョイ役で出演
などなど、豪華。
エミール・ハーシュは、生かされてなかった気がする。
こういうヒーローものはあまり似合わないような。

「マトリックス」は「1」しか
面白いと思えなかった私ですが
「バウンド」や「Vフォー・ヴェンデッタ」には
しびれます。ウォシャウスキー兄弟!

この「スピード・レーサー」では
思いっきりオタク魂を注入してますよねぇ。
好きなことが存分にできて幸せだろうなぁと思います。
でも、135分は長すぎる。
もっとコンパクトにして欲しかった!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドラマ 「天使のわけまえ」 | トップ | 「彼女のこんだて帖」 角田光代 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿