ももたろうシネマ&トーストマスターズ・クラブ

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ツレがうつになりまして

2011-10-26 | 映画た行
つれがうつになりまして

見るまでずいぶん悩んだ
私もうつ病だった。

 これは追及しない映画だ。
追求してはいけないと思う。

うつになった理由などもういいのだ
なってしまったのは仕方ない
これからどうするか
それが大切だ
がんばって、がんばりすぎた人が
なった病気なのに
土足で踏み込み
(がんばれ)という友人?には
ひどく腹がたった。
何があなたにわかるんですか?と言いたかった。

私も苦しんだ
でもそれを見ていた周りの人も苦しんだ
すこしであっても、偏見を減じてくれた
この映画に感謝します。

とても泣けた。
あの頃はもう
こんな幸せな日が来るとは思えなかったから。
 堺君が辞表をセンチ単位ではかって
一晩苦しみながら書くシーンが
私はそんな事はしなかったけれど
苦しみがわかって、胸にせまって
何ともせつなかった。
映画がすんでも
 誰も席を立つ人はいなかった。
もう解き放とう
あの映画のシーンのように
私は旅にでる!!
実際今週高知に行きます(笑)


また逢う日まで

2011-10-26 | 映画ま行
また逢う日まで
白黒

ベッセルおおち
監督 今井正

1950年3月21日に公開された日本映画。
ロマン・ロランの『ピエールとリュース』を翻案し、
戦時下における若者たちの悲劇を描いた恋愛映画。
主演の岡田英次と久我美子によるガラス越しのキスシーンは、
日本映画史において最高の名シーンとして有名なのだそうだ。

ストーリー

昭和18年、空襲下の東京で、2人の若い男女が出会う。
田島三郎は空襲警報が鳴り響く地下鉄ホームで美術学校の生徒・小野螢子と出会う。
軍国主義に何の疑問も持たない法務官の父と陸軍中尉である兄に嫌気をさしていた三郎は、母と2人暮らしながらも明るく希望を抱いて生きる螢子に惹かれ、
2人の純真な恋は日ごとに高まる。
やがて戦況は悪化。ついに三郎に召集令状が届く。

感想
 当時の空気が伝わる。現在からすると時はゆったり流れ
携帯など無い当時の恋のもどかしさがよく出ている。

 テレビで拝見していた大泉滉さんが友人役で出ていた
なつかしか~~
 私は戦争を知らない世代だし、戦争の時代の
男女の恋愛が私にわかるとは思えない。

 しかし主演はロマンチックな美男・美女だ。

この戦中のすれ違いドラマは
駅がよく出てくるヴィヴィアン・リーの(哀愁)とか
(カサブランカ)(慕情)
(風と共に去りぬ)色々あるが
これは今井監督による戦禍の和風メロドラマだ。


 ひとことメモ
岡田英次は1959年、フランスのアラン・レネ監督の映画
『二十四時間の情事』に出演したこともあるそうだ。

あぜ道のダンディ

2011-10-26 | 映画あ行


ホール・ソレイユ

あぜ道のダンディ

140本以上の映画に出演していると言う光石研さん主演映画

生年月日: 1961年9月26日
出身: 日本/福岡
(あぜ道のダンディー)は、
商業映画デビュー作「川の底からこんにちは」で絶賛された、
気鋭の若手監督・石井裕也の最新作だ。

ストーリー
主人公宮田淳一(光石)は、
大学進学を控えたふたりの子どもと暮らす、
運送会社勤務の50才の彼は妻を亡くしていた。

 はたから見れば“サエないおじさん”の宮田だが、
つ足りの子どもの前では男らしい男を気取ってきた。
子供はそれをわかってはいるが、お互いコミュニケーションが
うまくない。
しかし、宮田はある日、自分はガンだと思いこみ、
中学時代からの親友・真田(さなだ)に心境を吐き出す。


感想
 ゆるい。期待はゆるいと思っていたが
思った以上にゆるかった。
 インタビューによると
光石さんいわく、
「今作で中年男性の不器用な生き方や父親の愛情を体現する。
現代の若者に対して伝えたいことは、
「ちゃんとおじさんにも歴史があって、おじさんも若かった。
おじさんだっていろんなこと考えているし、
おじさんだってちゃんと生きているんだ、
楽しみもあるんだ。で、お前らもいずれおじさんになるんだから、
覚悟しとけって(笑)。
でも、おじさんも結構楽しいもんだよって、言ってあげたいですね」
と笑顔で語ったそうだ。
 前作(川の底からこんにちは)で、すごく笑わせてもらったので
ちょくし期待したけども
今作はあまりそれはなし。
 つきつめない映画とでも申しておきましょう。