GX-DVI/US2でお困りの方へ

2015-02-03 00:11:43 | 機材
この程、バッファロー製のディスプレイ増設アダプターを購入し、ディスプレー2台で楽しむ予定が、
普通に付属のドライバー1.40をインストールしても動作がおかしく、すぐにフリーズしたり、勝手にシャットダウンしたりと、機能してくれません。購入して間もないので、返品する覚悟で、購入したヤマダ電機に、仕事の帰りに立ち寄りました。店員さんに聞くと、「購入する際はユーザーのレビューを見てからにしたほうが無難ですよ」とアドバイスされました。レビューには困っている方の書き込みが満載でした。ケーブルもD-subからDVIに変えてみたほうが良いかも。アダプターを介するとうまくないかも知れませんよ。と店員さんからアドバイスを受け、帰宅後ケーブルを変え、ドライバーも付属のVer1.40ではなく、古いVer1.20をダウンロードして再度インストールし直した所、今のところ普通に動作してくれています。


20150202



金属製三脚流用

2014-04-06 22:25:14 | 機材
タカハシ製の赤道儀EM-10を購入して26年が過ぎました。
作りがしっかりしているので、お気に入りの機材です。
そのEM-10。昨夜の観望会ではそれほど強くない風なのに、鏡筒が振動して、惑星がブルブルと震える始末でした。手で揺らしてもグラグラする感じでした。そのぐらつきがどこから来るのか検証してみると、木製の三脚と赤道儀を搭載するパーツからくるものでした。レンチで強く締め付ければ、回避できると思いましたが、
今あるEQ6PROの金属製の三脚が流用できないかどうか載せてみた結果、
なんと、固定のネジ山もぴったりで、固定に成功しました。
ケンコー・トキナー製の三脚が流用できたのには驚きました。
タカハシ製の純正の三脚だと89000円とありますので、痛い出費をせずに済みました。
しかも手で揺すってもびくともしない赤道儀に甦りました。
もっと早く閃めいていれば・・・・・。








EQ6PROの最新マニュアル完成

2013-03-24 17:07:52 | 機材
ケンコー・トキナーのサイトに行きましたら、
最新のマニュアルがアップされていましたので、
お知らせしておきます。

下記のサイトで確認して下さい。
ダウンロードできます。

マニュアルが見つからないという意見を頂戴しましたので、
流れを説明します。

1.ケンコー・トキナのサイトに入る。
2.望遠鏡
3.EQ6PROの製品紹介へ
4.仕様のページをクリック
5.カタログダウンロードをクリック

http://www.kenko-tokina.co.jp/optics/tele_scope/sky_explorer/.html


EQ6PROの極軸合わせ方法

2012-03-15 23:01:00 | 機材
表題の件ですが、何度、取説を読んでも理解しがたい極軸あわせだったので、自分流にセッティングしました。その方法を下記に記述します。(この時、赤経軸と極軸望遠鏡の平行調整は済ませておく)

1.撮影日のポラリスの位置が、南中する時刻をステラナビ等で調べておく。(撮影地の緯度、経度を会わせておく)
2.極望を覗き、赤経軸を回転しながら、南中する位置にレクチルパターンの丸い穴をセットする。
3.あらかじめ調べた南中時刻を、赤経の指標に(赤経目盛)セットし、ねじで固定する。
4.極軸をあわせる時間に、赤経の目盛りをずらし、そのレクチルパターンの丸い穴にポラリスを入れる。

昨日、このやり方でテスト撮影を試みましたところ、アランメント無しで、1000ミリの直焦点撮影を行ったところ、30秒でも点に写ってくれました。

ギャラッド彗星


オリオン座M42



ケンコー製 スカイエキスプローラー(EQ6PRO)の検証報告

2012-03-04 15:53:51 | 機材
SXP赤道儀の代替機として購入した、ケンコー製Sky Explorer EQ6PROの赤道儀が、2/21日に届きました。
昨日から色々と触っていて感じたことを少々記述します。
本体の重量は、これまで手にした赤道儀では最大の16.2キロありました。
三脚は8キロあり、組み合わせると24.2キロになりました。(ウェイトは含まず)
公称では23.5キロと多少あわないものですが、ずしりと重い感じです。

まずは三脚から。
見た目の印象ですが、作り的には多少の荒さ塗装のムラが目立ちました。
一部刷毛で修正した箇所も。
ボルトやナットはステンレス製のようですが、磁石がくっつきました。(錆びる)
パイプの足ですが、こちらは純ステンレス製のようです。新品なのに一箇所凹みを見つけました。
内側なので、配送上での傷ではないようです。
凸凹があり、塗膜の滑らかさが伺えません。塗装の仕上げの工程が少ない印象。
問題のガッチリ感ですが、三脚からのぐらつきは皆無でした。
アクセサリーのトレイについても特に問題なしです。

続いて赤道儀本体ですが、16.2キロありますが、移動には気にならない重さです。
これまで手にした赤道儀では、一番しっかりしていて、ガッチリした構造と重さが感じられました。
見た目の印象ですが、こちらも三脚同様、塗装のムラや構造の荒さが目立ちます。
組み合わせ部の滑らかさもありません。
はじめに高度調整から。
ネットではかなりきつく閉められているという書き込みもありましたが、
私のロットは滑らかで、簡単に緩める事ができました。
高度調整のクランプは1ヶでも良いと思いましたが、2ヶ付いています。
まあ特に問題なし。
極軸望遠鏡は標準で付いてますが、自分で調整が必要ということで、マニュアル通りにやりましたが、
イマイチ理解できていません。
レクチルパターンはビクセン同様シンプルなもの。
これでは高精度の極軸あわせができるのか、ちょっと不安がよぎります。
この辺は高橋のレクチルパターンを見習うべきかと。
このレクチルパターンでは、早見表を使い、その日のポラリスの南中時刻を割り出し、
目盛環て導入するやり方が便利そうです。
極軸望遠鏡のカバーはプラスティック製なので、毎回まわすとプラスティックが減り内部が汚れてくるのがマイナスです。
でも機能上は問題なし。
赤経の回転は滑らかでこれまた問題なしですが、クランプを締め付けてもギヤの遊びが感じられるところがとても気になります。
これが自分で調整できればよいのですが。
クランプの締め付け具合も特に問題なし。
次に赤緯軸ですが、こちらは回転が少し硬い感じがしたので、自分で芋ねじ等で調整した結果、
スムーズに回転するようになり、一応問題なし。クランプの締め付け具合も問題なし。
アリミゾ対応のプレートですが、こちらは少し問題があります。
アリミゾに見られるグラツキがあり、アリミゾは好きにはなれません。
ここは高橋のようなプレート方式に変えるべきかと。
アリミゾでは、16キロのオライオン同架するのにはちょっと怖い感じがします。
一番目に付いた改良点としては、ウェイトシャフトの軸とその軸穴の隙間です。
この隙間の影響でぐらつく心配も考えられるので、
この隙間を何とか埋めてもらいたいものです。

いま所有する反射望遠鏡のSE200N(8キロ)を搭載してみたところ、ガッチリと固定できていました。
手で押してもSXP赤道儀にみられたグラツキはゼロ。
これなら多少の風が吹いてもびくともしない印象です。
16キロのオライオンを搭載しても、いける感じがしました。
全体的な物づくりとしての完成度としては80点ぐらいでしょうか。
ここら辺は、ビクセン製品や高橋製品のような完成度の高い製品とは見劣りがしますが、
この機材の良いところは、自分で調整しやすいというところでしょうか。
まあ自作したと思えば、上出来の機材です。残りの2割は自分仕様ということで割り切れますし。
何かトラブルが発生しても、すぐにメーカーに出すのではなく、自分で調整できるメリットがあるように思えました。機械いじりが好きなユーザーにはメリット大です。
ハンドコントローラーを使用しての機能面につきましては、
まだテストしていないので、また改めて記述します。
まずは製品についての検証報告ということで。

※マニュアルも、もう少し分りやすく立派な冊子にして欲しいところです。
 (改訂版が出るそうですよ)




SXP赤道儀の経過報告

2012-02-19 14:35:58 | 機材
今週の木曜日に、購入先から検査合格品のSXPが届きましたので、早速SE200Nを同架して揺れを検証した結果、あいも変わらず、軽く押してもグラグラとゆれるロットでした。ということは、最初に届いたロットも合格品ということなので、結果的にSE200Nクラスの8キロの機材を搭載して天体写真をやろうとする機種ではないことが分りましたので、今後検討している方は参考にして下さい。
5~6キロぐらいまでの機材で、天体写真と自動導入を楽しみたい方にはベストな機材です。
ということで、今回EM10よりワンランク上の機材を考えていた私としては、やむなく売却しました。
33万していたものが19.8万の売却金額でした。もっと慎重になるべきでしたが、まだ新製品なので、ネットで調べても紹介している記事は見当たりませんでした。お馬鹿な買い物をしてしまいました。
でも一言言いたい。16キロ搭載なんてうたい文句はやめて欲しいです。確かに16キロを搭載してバランスがとれてモーターにも影響は無いのかもしれませんが、天体写真にも眼視にも適切ではありません。むしろ高橋製作所のように、EM10で約7キロとうたっていても、まだ余裕が感じられるスペックにしてもらいたいものです。(EM10に8キロ載せてもまだ余裕あり)


SXP赤道儀返品

2012-02-12 21:21:53 | 機材
本日、CP+に参加しまして、ビクセンのブースを尋ね、
展示されていたSXPのグラツキ感をテストしてみたところ、
私の物とはまったく違い、グラツキ感は違うものでした。
先週、横浜のヨドバシカメラにおいてあるSXDの赤道儀でも
機種は異なるものの、同様のグラツキ感はなくガッチリ固定されていましたので、
やはり私の所に届いた機種は調整が甘いものと判断しました。

昨日、この件について購入先の誠報社に問い合わせしたところ、
現在ある在庫と交換してくれる話になり、
着払いで昨日誠報社に返品しました。
一応、今ある在庫も梱包から開封して、テストしてから送ってもらう手はずになっております。

誠報社に「私と同様のクレームがありましたか?」の問いに、「ありません」と。
その後、STAR BOOK TENで自動導入のテストをやりましたところ、
アライメント3つほどでも、ドンピシャで中央に入ってきました。
さすがにこれには感動しました。
オプションでのデータ記憶は10個までと寂しいものだったので、
もっと拡張してもらえるよう、ブースの担当者にお願いしておきました。
とりあえず、交換機が届き次第、またテストしてご報告いたします。

前回のカメラに続き、またも不良品にあたってしまいました。




オライオン30センチを搭載してみた

2012-01-22 19:52:28 | 機材
SXPの赤道儀が16キロまで搭載可能ということで、15キロあるオライオン30センチを同架してバランスをとってみました。付属ウエイト1.9+3.7キロだけではバランスがとれず、ダンベル6キロを加えてようやくバランスが取れた状態の画像です。これでがっちりしていれば、30センチでの直焦点撮影が楽しめますが、ぐらつき感が酷くて撮影は無謀な感じです。眼視でもゆらゆらと揺れます。但し、このバランスで自動導入すると、気持ちの良い滑らかな動作です。ここは観望会用の自動導入機と割り切って利用すれば、SXP赤道儀の価値が見出せそうです。




アトラクス三脚仕様のSXP赤道儀

2012-01-15 21:27:24 | 機材
前回は臨時措置でピラー脚に搭載しましたが、本来はこの画像のように、アトラクスの三脚に搭載する予定でした。昨日、近所のD2で締め付け用のボルトM10(1.5)と蝶ねじ、50ミリのワッシャを購入し、問題なく三脚に固定できました。但し、この場合、水平調整は不可能になりますので、水平調整を可能にする場合は、三脚にツノを立てる必要があります。鏡筒は8キロのケンコー製SE200Nを搭載していますが、微風が吹いただけで星がブレて話になりません。実際に手で揺らしてもグラグラします。今回購入した理由は、自動導入を楽しむのではなく、30センチで16キロのオライオンが搭載できて、尚且つ、ノンタッチガイドで3分も追尾してくれる赤道儀を探していたのですが、がっかりです。





ビクセン赤道儀SXP

2012-01-11 01:02:56 | 機材
本日、ビクセンのSXP赤道儀が届きました。
早速、いまあるアトラクスの三脚に搭載してみましたが、
ここで問題が発覚。
赤道儀を三脚に固定するボルトが付属していないのです。
何でだろうと、説明書の本体付属品のページみても書いてないのです。
気になって三脚の画像をみると、どうも固定ボルトは三脚の付属品のようです。
やはり三脚とセットで購入しなさいということか。
しかたが無いので、次にオライオンを搭載しているビクセンのピラーに載せてみると、
なんとボルトがM10で、固定できました。
やはり納得がいかない点が一つあります。
赤緯のクランプは問題なくがっちり固定しますが、
赤経のクランプを締め付けても甘さが残り、がっちり感がありません。
EM-10はどうかと組み立てて比較してみたところ、
EM-10のほうがクランプの締め付け具合はがっちりしていて、びくともしません。
このへんはSXD、SXWとあまり変化の無い作りです。
SXPは搭載荷重が16キロとあり、
一応オライオンが16キロなので、搭載してもギリギリのようですが、
今日触れた感蝕では無謀のような気がしました。
EM-10は搭載荷重が約7キロとありますが、多少オーバーしても大丈夫な作りです。
まずはピラー脚に固定できたので、三脚の購入は控えて正解でした。
アトラクスへの搭載も、一応台には載りますから、
後は長い締め付け用のM10ボルトを買ってくれば、固定は可能な感じです。
あと、店員さんは、付属で単1電池8本用の電池BOXが付いているといっていましたが、
梱包内には見当たらず、説明書を読んでみたら、オプションであることが分りました。
今日は三脚に搭載してみての印象だけですから、
STAR BOOK TENコントローラーの報告はまた改めて。
ぶ厚いマニュアルをパラパラとめくりましたが、
はたして全ての機能をマスターできるか不安です。