結局、ブルース・ウィリス主演の『 16 BLOCKS 』を観ました。
酒浸りの窓際刑事ジャック(ブルース・ウィリス)は、
夜勤明けの退署時に、16ブロック先の裁判所への証人の移送の仕事を押しつけられる。
メンドくて断るジャックだが、分署長からの命令に逆らいきれず、しぶしぶ承諾。
証人エディ(モス・デフ)を車で送るジャックだが、交通渋滞に嫌気がさし、途中で酒屋によってしまう。
その隙に何者かがエディを殺害しようと襲いかかる。
間一髪でエディを救ったジャックの応援要請をきいてジャックの元相棒の殺人課刑事フランク(デビッド・モース)のチームがやってくるが、今日のエディの証言は彼らの不正を暴露するものだった。
フランクのチームはエディを殺害しようとするが、ジャックはかつての刑事魂を取り戻して抵抗し逃亡する。
16ブロック先ってことは、1ブロックは徒歩1分程度で移動可能だから、
歩いても15~20分の距離だと思う。
そのわずかな距離での追跡劇は、意外にスリリングでオモシロかった。
警官の不正云々というお決まりのプロットながら、ブルースの演技により退屈することはない。
『ダイ・ハード』以来の思わず“やっちまった”(or 撃っちゃった)パターンは痛快でさえある。
いつも “やっちまった” あと困っちゃうんだけど、
この巻き込まれパターンはブルースの得意技。
しかも『 24 -TWENTY FOUR 』形式?で、ほとんどリアルタイムにストーリーが流れていくために、
リアルな緊迫感を感じることができる。
チャイナ・タウンでのロケも一発撮りなのか、
通行人たちの視線が「何かやってるのかな」という野次馬的なとこがあり、全員がエキストラじゃないと思われる。
この撮影方法も、街のリアルな空気感を醸しだしていた。
最近、ちょっと老けてきたブルース。
でも、そのウデが錆びつくことはない。
低予算?でも、ブルースの演技力で一流の作品に仕上がってるとこはサスガ!
ラストシーンはヒューマンタッチで、いい気分で劇場を後にできた。
観て損はないと思います。
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まっすん
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