SIDEWALK TALK

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たこパ

2024-07-02 09:13:50 | グルメ
Letter「たこパ」
いうまでもなくたこ焼きパーティの愛称で、
たこ焼きをつくって楽しむホームパーティである。


過日、幼なじみが拙宅に集って、たこパをやった。
当日は明石焼きにもチャレンジしてみた。
美味しかったし、楽しかった。
んで、またやろうといってお開きになった。


みんなでわいわい騒ぎながら、
みんなでたこ焼きをつくって、
みんなで食べるのが本来の姿のはず。
僕一人で買い物をして、
僕一人で段取りをして、
僕一人がたこ焼きを焼いた。
そしてみんなで舌鼓を打った。


これではまるでたこ焼き屋のオヤジのケータリング。
でも、これでいいのだ!

生まれてこの方

2022-07-28 09:24:08 | グルメ
PajamasJALショッピングのサイトにそそのかされて、
神楽坂[鴨匠]鴨しゃぶセットをポチってしまった。
じつは鶏肉の方が美味しいと思ってるんだけど、
なぜか鴨肉にはときめきを感じるんだよね。


いくら神楽坂の名店といっても、
お取り寄せの鴨肉は
お店で食べるそれには遠く及ばないだろう。
ネットショッピングの恐ろしさだよな。


商品情報の欄には、
白髪ネギと食べることがレコメンドされてる。
白髪ネギか...
大げさにいえば、生まれてこの方、
白髪ネギを切ったことがないんだよね。

本当の彼女

2021-03-08 20:24:40 | グルメ
Cohabitation小雨がそぼ降るなか、
彼女は、長い距離を歩いて、
ちゃんこ屋さんにやってきた。
お店の入り口で、ちょうど僕らは出会した。
日曜日の夜、幼なじみ3人で、
ちゃんこ鍋に舌鼓を打った。


彼女は今、僕と同じく独り暮らし。
いっそのこと一緒に住もうと
何度も同棲を持ちかけてるんだけど、
その都度、けんもほろろに断られている。


余談だけど、
そのちゃんこ屋さんは「たにあらし」という店名で、
創業者が元大相撲力士だったころの四股名に由来している。
そしてMLBのSFジャイアンツ傘下所属の
山口俊投手のご実家でもある。


彼女の今の仕事は、5時きっかりに終わるらしい。
最近、僕も5時ちょい過ぎには帰ってるから、
ちかぢか5時半に彼女と待ち合わせをしようと思っている。
今回はなぜかしおらしく控えめに飲んでいたけど、
本当の彼女は酒豪であることを僕は知っている。

ふきのとうで苦み走った男になる

2017-02-18 11:23:25 | グルメ
Fukinotou田舎育ちとはいえ、
僕は飲み屋街で生まれ育ったから、
野草や山菜にはうとい。
嫁さんは安心院という山あいの盆地の出身だが、
これまたこの手の知識はない。


けれど、嫁の実家にいくと、
お義母さんが山菜料理をだしてくれる。
結婚してはじめた食べたタラの芽の天ぷらは、
ホント美味だった。
そして今回、ふきのとうをいただいた。


ふきのとうは、雪解けを待たずに地表から顔をだす。
そう、春を告げる使者だ。
冬眠から目覚めたクマ(九州にはクマはいない)は、
最初にふきのとうを食べるといわれている。


ふきのとうといえば、
天ぷら、ばんけ味噌(味噌炒め)などが代表料理で、
いかにも「和」な感じだけど、
今回はちょっとイタリアンな
ジェノベーゼ風(ソース)にしてみた。


パスタに絡めれば、
イタリア人も「Mamma Mia!」と声を上げるだろう。
トーストにのせても、クラッカーにのせてカナッペにも。
そして、焼いた肉にもよく合う。
カルパッチョにトッピングしてもよく、
意外にも冷や奴にもマッチする。


当然ながら、ワインやビールにも合う。
どんなものでも酒の肴に変えてしまうミラクルソースだ。


この苦み走ったジェノベーゼ風ソースは、
苦み走っただけの男より使い途が多い。
役立たずの僕などと比べると、
遙かにスグレモノなのである。

飽食の僕

2013-06-17 10:07:28 | グルメ
Hamburg若いころは粋がってか?山芋千切り、モズク酢、冷や奴等、
シブい肴で酒を飲んでいた。
さらには、おツマミなしで飲むことがカッコイイと
勘違いしていた節がある。
最近はオッサンになっていくことと逆行するように、
お子ちゃま系メニューが好きになった。


昨夜は、お子ちゃま料理の王様、ハンバーグだった。
僕は、おろしポン酢とかキノコ系ソースの和風テイストよりも、
王道ともいえるデミグラスソースで食べるのがお気に入りだ。
デミグラスソースにタバスコを加える、これが僕的ストロングスタイル。


学生時代、大学のほど近くに「ナポリ」というハンバーグ専門店があって、
たまさかそこでランチをすることが僕らのささやかな贅沢だった。
800円前後だったと思うけど、学生にすればやはり高級ランチ。
意を決して、のれんをくぐっていた。


サークルの先輩、Kさんによく連れていってもらった。
K先輩は、でてきたハンバーグにタバスコを死ぬほどぶっかける。
僕も真似て、先輩ほどではないが、タバスコをぶっかけるようになった。
以来、僕にとって、デミグラハンバーグとタバスコは不可分なものになっている。


昨夜も、デミグラスソースにタバスコをぶっ込んだ。
ハンバーグ自体の美味しさに学生時代の淡い記憶が加味されて、
僕のデミグラハンバーグはさらに格別なものになった。