SIDEWALK TALK

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忘れられたフォトグラフ

2013-11-14 10:33:03 | 写真
僕のデスクのセンター引き出しは浅くて、使い勝手が悪い。
だから知らず知らずのうちに使わなくなっていた。
今般、思い立ってデスクの整理をしてみた。


Photo90


すると例の引き出しからは、過去の健康診断の結果報告書、
送られたまま読んでない佐野元春FC会報誌「Café Bohemia」数冊、
若くして鬼籍に入った友だちの母君からの便りが数葉、
そして昔の写真がでてきた。


写真は1990年前後だと思う。
亡父と仕事で訪れた香港でのツーショット、
20年来のガールフレンドたちとの写真、
初めて韓国晋州に出かけたときの一枚...and more


僕は物持ちが悪い質だから、
若いころの写真はほとんど持っていない。
だから、この写真たちの邂逅は意外だった。
若いある時期のメンタリティと呼応して、心が図らずも時めいた。
忘れられたフォトグラフ、今まで君をさがしていたんだぜ!

つくしんぼ

2013-03-25 15:21:49 | 写真
Horsetail朝晩は冷気を感じることもあるけど、
ここんとこ日中はぽかぽか陽気、
めっきり春めいてきた。
会社敷地内の一本桜も満開に咲き乱れてる。


会社のお花見の予定を4月8日と早々に発表してしまっている。
お花見は意外と寒いので少しでも暖かくなってからという配慮と
肝心の仕事の納期とかを考慮しての開催日決定だったんだけど、
完全に時機を見誤った。
ま、花より団子だから、これでいいのだ!


会社内の奥は原木置き場、いわゆる土場になってるんだけど、
土場のわずかしかない土の部分につくしが芽吹いていた。
そのことに初めて気づいた。
おそらく昨年以前も生えてたんだろうけど、
まったく知らなかった。


つくしを実際に見るのは久しぶり。
20年ぶりくらいだろうか?
桜の「どうだ!春だぞ」っていうこれ見よがし感もいいけど、
野辺にひっそり芽吹いたつくしも春を仄かに感じられて気分がいい。
ガラにもなく、ほっこりした...

Four Days a Week

2012-09-20 11:55:37 | 写真
Kiribako3今週は祝日が2日もあるから、工場の稼働日は4日。
あっという間に、過ぎちゃうだろうな。


経営者としては、休みがないくらい仕事をしたい。
本来なまけ者の僕とすれば、休みは休みでうれしい。
ありがちなジレンマなんだけど、ここんとこ仕事が暇だから、
いまは馬車馬のように働きたい。


ある商談が進行中で、決まるように毎日念じている。
詳細は触れられないけど、儲け云々だけじゃなく、
このプロジェクトは震災復興の一助にもなる。


来週は、忙しい毎日を過ごしたいな。


お中元

2012-07-05 10:20:03 | 写真
Leonidas2時節がら、お中元やお歳暮のやり取りが少なくなった。
景気の低迷と人間関係の希薄さがその大きな理由だと思われるが、
20年ほどまえからこの傾向はあったと思う。


それは、「公」と「私」の区別の明確化だったと思う。
個人経営の会社は別として、
取引先の部長さんや担当者が会社の方針で贈り物を受け取らなくなった。
一見正しいようにも思えるけど、贈る側とすれば別に見返りを期待しているわけじゃない。
素直に「いつもお世話になります」という謝意を表しているだけだ。


こないだ、大学時代の後輩女子から、お中元なのかな?
チョコレートが贈られてきた。
ちょっと前に食事をご馳走した、そのお礼らしい。
僕がチョコ好きなのを覚えてくれてたのもうれしかったけど、
美人からの贈り物はやっぱ心がときめく。


義理とか、しがらみとか、仕事上とかじゃなく、
やっぱ季節のご挨拶は贈りたい人には素直に贈った方がいい。
もらった方は、今回の僕のように、幸せな気持ちになる。
とはいえ、僕が今年、お中元を贈ったのは会社関係も含めて10人ちょい。
ま、その分、全力で選んだつもりです。


労働災害

2012-05-26 11:00:13 | 写真
Obinoko弊社のような工場では、会社の中の最悪事というのは労働災害、
つまり怪我や事故ということになる。
怪我をすれば一番痛いのは本人だから、
起こしたくて起こす人はいない。
それでも起こってしまうのが労働災害だ。


きのう、製材所でアクシデント(事故未遂)があった。
稼働中の帯鋸が、継ぎ目から切れてしまった。
幸い怪我人はなかったとはいえ、
帯鋸での事故は大怪我、もしくは命に関わる事故になりかねない。


帯鋸を包むカバーは、敢えて木製になっている。
これは切れた鋸が木板に引っかかって止まることを想定していて、
一見頑丈に思える金属カバーだと鋸が撥ねて危険だからだ。
今回も、この木製カバーで事なきを得た。


安全については、用心してもしすぎるということはない。
さらに気を引き締めて社務にあたらなければ!
と、再認識させられたアクシデントだった。


花冷え

2012-04-09 12:32:34 | 写真
Hanami2012金曜の午後、急に思い立って、
翌日土曜に会社のお花見をおこなった。
弊社は敷地内に、お花見をするためだけに、桜を1本植えている。
けど、ここ2年ほどは仕事の都合でやってなかった。


ウチの会社のお花見は、就業時間内におこなう。
要するに給料払ってお花見するわけで、
桜や酒宴の好き嫌い関係なく、全員強制参加ということになる。


ま、やってよかったかな。
にしても、花冷え。土曜日は、ホント寒かった。
女子社員の大半は震えてた。
余ったおにぎりやお酒がお土産になったのも、結果オーライ。


今年の花冷えにはホント懲りたから、
来年は、王道の焼き肉じゃなくて、おでん or モツ鍋にしようと思う。
覚えてればね!


閃光の太朗くん

2011-10-16 15:37:43 | 写真
Tarokun力不足は否めないんだけど、なんやかんやあって、
僕はボーイスカウトのベンチャー隊長を拝命している。
日本連盟のベンチャースカウトの進歩プログラムが大幅変更されたとかで、
きのうベンチャー隊指導者講習会があり、参加してきた。


大幅変更といわれても、そもそも僕は現行のシステムもろくに知らない。
名ばかり隊長で、ド素人と変わらない。
そういう意味では、真っ白な状態で受講できたかな。


プログラムの変更点はともかく、
講習会のほとんどの部分はあるスカウトの体験談に時間を割いていた。
そのあるスカウトとは、わが団の太朗くんだ。
太朗くんは、大の大人を向こうにまわして、
彼の海外ミッションの報告とスカウトの最高峰「富士章」獲得への道程ついて卓話した。


二十歳とは思えないほど堂々としていて、
他団のリーダーはうらやましく思っただろうな。
僕も、誇らしかった。


太朗くんは医大生で、本業の方も大変だろう。
学生だから、海外ミッションに参加したり、東北にボランティアにいくのも、
時間的にも金銭的にも簡単じゃないだろう。
それでも、常にポジティヴにスカウト活動をおこなっている太朗くんは眩しすぎる。


わが団のベンチャー隊は30名超という、他団がうらやむ人数を誇っている。
この講習会を機に、僕ももう少しガンバらなきゃと思わされた一日だった。
もちろん、太朗くんの力を借りて... (^_^;


アドリブ

2010-11-23 11:58:53 | 写真
Bs_hyokeihomon先月、大分県スカウトフォーラムが開催され、
K 君をリーダーとする、わがベンチャー隊のグループが最優秀に。
12月の全国スカウトフォーラムに、県代表として出場することになった。


僕は図らずも VS 隊長という役を拝命してるんだけど、
僕には過分な役回りとしかいいようがない。
スカウトたちに分け与えられるものは何一つもっていないし、
スカウト活動のシステムすらろくに理解していない。


だ・か・ら・
県代表という栄誉は、彼らが自身の力だけで勝ち取ったものだ。
親はなくても子は育つ、の典型例かな?


さて、この快挙を市役所に表敬訪問して発表した。
K 君をはじめ4名のスカウトで教育長をご訪問した。
冒頭部分、K 君は S 副長の準備した原稿を棒読みするだけだった。
なにか通り一遍な感じがして、イマイチ面白味に欠けていた。


表敬訪問の最後、教育長がスカウトたちに決意表明を求めた。
シナリオになかったことだ。


ここで、K 君のアドリブが炸裂!
目を見張るほどの内容で、
高1でこれだけの挨拶ができるのか
と、驚かされた。


これなら全国大会にいっても大丈夫だ!
スカウトたちの検討に期待したい。
相変わらず、僕にはしてあげられることはないけどね。


クレーム

2010-02-05 14:29:00 | 写真
Jointed_board「含水率」なんていうレアな単語は、
普通のひとなら、一生使わなくても穏やかに暮らしていける。
けど僕ら桐屋は、四六時中、この含水率 に目くじらを立てている。


「含水率」とは、読んで字のごとく、
物質に含まれる水分の割合のことである。
桐材の場合、この含水率が低ければ低いほどよい、とされている。
要するに、めちゃめちゃ乾燥しているのがいい材料 、ということなのだ。


弊社は、桐のピン板(Paulownia Joint Board)を中国(河南省)から輸入している。
ここ数回、ピン板の含水率が異常に高かったようで、
しばらく置いていると、板が反ってくる
この時点で反るならまだ許せるが(ホントは許さないけど)、
製品(桐箱)になってお客さまへの納品後に蓋が反る
という事態が続発している。
早速、中国側にクレームのメールを、画像を添付して送った


クレームなんてのは、言う方も言われる方もいい気分はしない。
仮に金銭でフォローしてくれても、失った信用は取り戻せないもんな。
結局、4月ごろ、現地にいくことになりそうだ


春菊サラダ

2009-12-04 12:54:22 | 写真

Crown_daisy


ガキのころ、
花壇の水遣りも生き物係もしたことがなかった。
そんな僕が、土いじりをするとはな。


拙宅の猫の額ほど -タタミ2畳ほどか?- の菜園には、
いま春菊が植わっている。
正確には、お義父さん&お義母さんに植えていただいた。
さらに正確には、知らないうちに植えられていた。
以来、水遣りと草むしりが僕の日課となった。


春菊にも色々あるんだろう。
ウチのは、お店で見かけるのとちがい、
小っちゃくて、生で食べてもえぐみというかクセがない。
ハッキリ言って、美味いです!
僕的には、シーザーサラダドレッシングで食べるのが気に入ってる。


本来嫌いなはずの土いじりも、春菊サラダのお陰で苦もなくできている。
ていうか、ヒヨコ草(雑草)を取るのが楽しくてしかたがない。