SIDEWALK TALK

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経絡秘孔

2023-11-10 08:08:00 | 健康・病気
Letter腰をいわしてしまった。
いわゆるギックリ腰。
歩行することもままならない。


苦しんでると、友達からLINEがきた。
ギックリ腰を告げると、
オススメの鍼灸院を紹介してくれた。
僕はマッサージやあん摩の類いがどうも苦手で、
鍼灸院や整体にいったことがなかった。
しかし痛みに耐えきれず、出かけることにした。


鍼灸院を訪れると彼女が電話しいてくれたらしく、
さくさくっと施術室に通された。
うつ伏せに寝かされ、診療がはじまった。


なんせ初体験。
そしてうつ伏せ。
何をされてるのかわからない。
電気が流れたような、
超音波を当てられてるような。
ともかく小一時間施術してもらった。


どうやら腰痛の施術に加えて、
身体の歪みも正してくれたようだ。
とはいえ北斗神拳の経絡秘孔のように
一突きで劇的回復というわけにはいかない。
しばらくは療養生活が続くんだろうな。

裸の瞳

2023-03-29 09:43:39 | 健康・病気
Letter春めいてきて暖かくなるのはうれしいんだけど、
五十路を過ぎて、
花粉症という柄にもないものを発症するようになった。
症状は目の痒みとまぶたの腫れで、
鼻系のトラブルはない。


右眼周辺の腫れ(ただれ)がとくにひどく、
まるでシャブ中みたいで、
人前に出るのがはばかられるほどだ。
コロナ禍まえは、
夜でもサングラスをかけて出歩いていた。


かかりつけの町医者で目薬と軟膏を処方してもらって、
指導された用法・用量を無視してつかっている。
その甲斐あってか、
症状がひどかったのは2~3週間で、
最近はかなり沈静化してきてる。


「花粉症は人生の敗北者だ」
と、ある後輩が嘲っていた。
そう揶揄していた彼奴も
この春から花粉症になったらしい。

名医の金言

2022-12-14 10:06:35 | 健康・病気
Letter長年にわたる暴飲が祟って、
当然ながら肝機能の数値が悪い。
ここ数年は要再検査の通知が必ず同封されている。
で、僕はかかりつけの町医者で
エコー検査をしてもらってる。


診断結果は脂肪肝。
しかしこの先生、ご自身も相当な愛飲家のため、
断酒や節酒はおろか、休肝日さえも指示しない。
先生の治療方針は、
どうやったら飲み続けられるかにフォーカスされている。


数年前は「蒸留酒を飲め」。
去年は「炭酸割りを飲め」。
で、今年は「飲むまえにお茶かスープを飲め」。
うーん、これは名医の金言なんだろうか?

酸いも甘いも

2021-05-14 21:27:50 | 健康・病気
Onion最近、紫玉ねぎの酢漬けというか、
オイル漬けというか、
ピクルス的なものを家に常備している。


ハムサンドに加えてもよく、
シーチキンと和えてもよく、
お刺身に乗っけるだけでマリネにもなる。
まったくのスグレモノである。


これだけ便利で美味しいのに、
作り方は超イージー。
玉ねぎを放射状に切って酢に漬けて、
オリーブオイルと塩を加えて冷蔵庫で冷やすだけ。
日持ちもするし、酢だから健康にもいいと思う。


いろんな食材と相性のいいこの紫玉ねぎの酢漬け、
もちろん単体でお酒のおつまみとしても機能する。
まさに酸いも甘いも噛み分けた逸品なのである!

休肝日を、と彼女は言った

2018-07-13 09:46:22 | 健康・病気
Blood_pressure2オッサンになると、カラダのあちこちにガタがくる。
筋力も落ちるし、関節の可動域も狭くなる。
無駄な抵抗だと知りつつも、僕は毎朝、
簡単なストレッチとワークアウトをチマチマとやってる。


年に1度のドックの他に、
2ヶ月毎の血圧検診、
半年おきの歯科検診も受診している。
高血圧症は遺伝的要素が大きいと思うし、
歯の方はガキのころからやたら悪かった。


さらに、3年ほど前に腰をいわせた。
脊柱管狭窄症。
簡単にいえば、オッサン版ヘルニアらしい。
そのリハビリで、朝のジョグ&ウオークも日課になった。


こう言うと、なにやら健康オタクみたいだけど、
日々の晩酌は欠かしたことがない。
こないだ、高校時代のマドンナから
「たまには休肝日を」とうれしいメッセージをもらった。
よくよく考えたら僕の休肝日は年イチ、ドックの前日だけ。
「ある意味すごい」と、彼女は半ば呆れてた。

セカンドオピニオン

2018-06-20 13:13:20 | 健康・病気
Coastlineすっかり持病と化した左アキレス腱痛。
忘れたころに、突然やってくる。
発症すると、いつも僕は、
高校の1年後輩の整形外科医に診てもらう。
原因は、オーバーワークやオーバーユースじゃなく、
僕の足の形状にあるらしい。


凹足...つまり扁平足の逆らしい。
数ヶ月前、その凹足のアーチ部分を保護するために、
後輩のすすめで靴の装具(専用インソール)をオーダーメイドした。


装具を使用するようになって、
アキレス腱の調子がすこぶるいい。
以前は、痛みはなくても、何らかの違和感があった左足の踵。
それが解消されたかにみえた。
ところが昨日、やつが例によって何の前触れもなくやってきた。


普段なら後輩主治医に診てもらうところだけど、
友だちが他院の整形外科で勤務医をしていることを思いだした。
セカンドオピニオンも悪くなかろうと、
友だちの勤務する病院に出かけてみた。


レントゲンやエコーの結果、彼は言下にこう断じた。
「オマエはさ、足の形が悪いんだよ」
「よくならないよ、あきらめな」
「装具つくって、バンテリンでも塗っておいたら」
鎮痛剤とか、湿布とか、処方してくれんのかーい!


果たして、後輩主治医の見立ては正しかった。
病院の帰りの道すがら、僕はドラッグストアで
友だちオススメのバンテリンを買った。

禁煙ファシズム

2018-05-31 14:57:26 | 健康・病気
世の中の風潮とはいえ、嫌煙運動がかまびすしい。
近ごろ、僕は喫煙愛好家の人たちが気の毒でしようがない。
たかだかタバコで、
あそこまで肩身の狭い思いをしなくはいけないんだろうか?


自宅ではベランダに追いやられ、
外でもコンビニのゴミ箱前の灰皿に止まり木し、
空港や駅ではまるで監獄のような喫煙スペースで
タバコを燻らせている。


とはいえ、僕自身はまったくタバコを吸わないし、
受動喫煙も真っ平ゴメンだ。
タバコがこの世から絶滅してほしいとも思っている。
それでも.....だ。


ポイ捨てや他者の迷惑を顧みない喫煙不適格者は御免被りたいが、
マナーを守って喫煙している人までを必要以上に煙たがるのはどうだろう?
ここんとこ特に、嫌煙権を主張する多くの人たちが「公権力」を使って
喫煙を規制する動きが加速しているような気がしている。


タバコはあくまでも合法的な嗜好品であり、
吸っている人たちは自分の健康と引き替えに
税金を納めているともいえる。
嫌煙運動まっ盛りのこのご時世に、白い目でみられながら、
隠れるようにタバコを吸ってる愛煙家の人たち。
微笑ましくもあるし、健気でもある。


行き過ぎた禁煙ファシズムに陥らずに、
もう少し温かい目で彼らを見守ってもいいような気がしている
今日この頃だ。

アキレスの踵

2018-03-12 17:39:28 | 健康・病気
Coastlineアキレス腱周囲炎。
すっかり持病になってしまった。
脊柱管狭窄症の後遺症だと、
僕は勝手に素人判断している。


脊柱管狭窄症という腰痛の病気を2年ほど前に患った。
主治医曰く(このドクターは高校の後輩なんだけど)、
「先輩、ヘルニアは若者の腰痛なんだけど、狭窄症はジジイの病気ですよ」
ということらしい。


発病したときも、腰の痛みはすぐ引いた。
それよか左ハムストリング痛や左足の麻痺に苦しんだ。
幸いにも、3ヶ月ほどの投薬やリハビリでほぼ完治した。
以来、再発防止にウォーキングをするようになった。
かれこれ2年ほどになる。


オーバーユースなんだろうか?
時おり筋肉痛や関節痛になるんだけど、決まって左足。
やっぱ後遺症なんだろう。
とりわけ、ここんとこ苦しんでるのがアキレス腱周囲炎。
数ヶ月に1度、何の前触れもなく、いきなりやってくる。


今朝も発症し、苦しんでる。
朝5時の時点ではなんともなかったのに、
7時前に起きたらいきなり鈍痛が走った。
主治医は患部を温めてストレッチと言い、
学年トップだった同級生医者は安静が一番だという。
どっちや?


アキレス腱の由来は、言うまでもなく、
ギリシャ神話の英雄アキレスが唯一の弱点がこの部位で、
踵を射られて死んだ故事にちなんでいる。
弱点だらけの僕に、さらなる弱点が加わった。
神の配剤だとしたら、あまりにもむごい仕打ちだ。

母と手をつなぐ

2016-09-12 14:41:52 | 健康・病気
Letter母が頸椎脊柱管狭窄症の手術を受けてから、
半年あまりがすぎた。
術後数ヶ月は入院していたのだけど、
いまは介護保険をつかって、
週2回のリハビリに通っている。
その送り迎えが、僕の任務になっている。


手術直後に比べるとかなり歩けるようになったのだけど、
杖をつかったとしても、まだひとりでの歩行は困難な状態。
で、僕は母の右手をとって歩行の介助をする。
その姿を近所や病院のひとから見られて、
僕は「三国一の親孝行息子」ということになっている。


先日、手をつないでの歩行中、
母は「アンタとは、子どものころも手をつないだことがなかった」とつぶやいた。
年子の妹がいたから、母はもっぱら彼女の手を引いてたらしい。
「この歳になって、まさかバカ息子と手をつなぐハメになるとは...」と呆れている。


そんな母の容態は、ここにきて停滞しているように思う。
パーキンソン病の疑いもあって、こないだ検査を受けた。
結果は今週末に判明するのだけど、
むしろパーキンソン病だったほうが、いまは特効薬もあるらしいから、
回復が早いと医者の従弟は励ましてくれている。


ともかく、いい歳したオッサンとばあさんが手をつなぐ姿などは、
ひとに見せるようなもんじゃない。
早いとこ回復して、ひとりでサクサク歩けるようになるのを願うばかりだ。

朝散歩ギア

2016-08-17 13:19:01 | 健康・病気
Letter今朝のウォーキングはおサボりした。
おととい、急に思い立って近場の山、
一の岳(犬ヶ岳)から求菩提山をトラヴァースしたんだけど、
そのダメージが残っていたからだ。
いわゆるオッサン体質、翌日よりも翌々日の方がキツいというやつ。


そんな今日、ウォーキングのための新しいシューズが届いた。
今月の13日、嫁さん実家ちかくをウォーキングした後、
ふとシューズのソールをみてみると、かなりの摩耗。
その日が僕の誕生日ってこともあって、
自分へのプレゼントとしてネット注文してたのが届いたというわけだ。


単細胞なもので、がぜん明日の朝が楽しみになった。
別に誰かに見られるってわけじゃないけど、
おニューを手にすると、やっぱテンションが上がる。
1年ちょいお世話になった旧シューズに別れを告げて、
新しいギアを装着して、あした僕は喜々として歩きだす。