当時人気があったのが「隠密剣士」。残念ながら酔いどれの家にはまだテレビさんが来ておらず、これがまたちょうど夕飯時で友達の家に見に行き晩御飯をご馳走になりながら見たもんです。家の親に黙っていき、友達の家ではいやな顔をされながら見てました。なにせご飯そっちのけで見ていたもんだから‥。帰ると親に大目玉、散々な思い出のテレビシリーズでした、たしか日曜の六時ではなかったかと‥。
缶けり、かくれんぼ、チャンバラごっご、パッチ等かな~。なにせこずかいが10円だったのでそれもめったにもらえない。なにか自分たちで創造して、チャンバラごっこの刀などはその辺に落ちていたきのぼっこだった。それでも楽しかったな~。
昔々、昭和30年代、もう半世紀になってしまったのか~、家々にまだテレビが普及していない頃のお話です。子供達は学校が終わると暗くなるまで外で遊んでいたものです。何をしていたのかな~?思い出しながらお話します。
「う~ん、それじゃ少しとうやんの子供の頃のお話をしよう」「面白いのそれ~、心配だな~」「う~ん、そういわれるとな~?」
「どうしてとうやんは嘘話ばかりするかな!」「どうしてだ面白かったろ」「ふん、面白くない、たっちは怒ってます、プンプン!」
「むかし~、むかし~浦島は~」「今度は浦島太郎でしょう!」「残念でした、昔々の浦島さんのお話です」「うそだ~、とうやんの嘘つき~!」