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「あなたの長所と短所を挙げて下さい。」
そんなことがよくありますが、私はこの「長所と短所」という言葉があまり好きではありません。
本来、長所と短所は表裏一体であり、見方によっては長所が短所にも短所が長所にもなるからです。(見方を変えると言うのが難しいことですが・・・)
ですから私はこれらを「個性」としています。
功心道空手少年部の稽古において、普段学校や家庭ではなかなか表れないであろう個性を生徒が発揮してくれる事がままあります。
現在の学校教育においては、厳しい指導や本人に一歩踏み込んだ叱咤激励はなかなか難しいかと思いますので、教諭が生徒の個性をどの程度把握できているのか私には分かりません。
危機に瀕したり、プレッシャーを与えられたり・・・そんな状況に追い込まれたりすることがあまりないのではないでしょうか。
普段学校生活では都合が悪い事には目をつぶらざるを得ない状況が多いのが現実だと思います。
なにかと言うと「プライバシー」 ちょっと厳しくすると「体罰」 「暴言」なんて避難されたり・・・
教育者がどうしても控えめになってしまうのではないかと思うのは私だけでしょうか?
小学校、中学校の9年間は義務教育です。
親は子に教育を受けさせる義務を負っています。
ですから色々な考えの親がいて、さまざまな子供が集まりますので、最大公約数的指導になってしまうのは仕方のないことでしょう。
しかし、功心道空手少年部(キッズ空手教室)におきましては、一定の志のもと集まった子供たちと私が直接に日々接していますので、一人一人の個性を尊重し深く理解した上での指導が出来ていると自負しております。
稽古を通しての子供たちの隠れた(?)個性、様子はいつでも尋ねて下さい。
普段学校で「この子の長所はこうで、短所はこうこうしかじか・・・」なんて言われていても、
私は全く別の印象、意見、考えを持っているかもしれませんよ。
なぜなら目線が違うからです。