キッズ空手教室

古武術功心道 功心道空手少年部

上の子と下の子

2008年11月13日 | 指導者として思う事
今回は、『上の子、下の子』について・・

兄弟、姉妹で下の子が赤ん坊の時、両親が掛かり切りになるので、

上の子が荒れるというふうによく聞きますが、

私は少し考えが違います。


自分の三人の子供(一番上はもう成人です)を見てきて、

また、学生時代から先輩方の空手道場で指導を手伝い、

現在も空手道場で指導し、そして当運動教室での指導を通し

子供たちを見てきた経験上です。


空手道を通してが大半で、あと子供が幼少のころ我が家が

保育園状態(毎日みんなが遊びに来ていた)だったので、

入れ替わり立ち替わりやってくる子供たちに接していた。

このような経験です。





下の子がまだ小さくて、自分より圧倒的に弱い立場にあるときは、

親と一緒の感覚で世話をしたり、かわいがったりしていますが

弟(妹)が少し成長してきて自我に目覚め、自己主張してくると

圧倒的に弱かった相手が自分と対等になってくる。

でも、親としてはどうしても下の子に掛かり上の子に我慢を

させてしまうことがある。

そこで上の子が混乱します。

圧倒的に弱く自分が守っていた下の子が、ライバルになってくる。

自分の言う事を拒否したり、ある意味攻撃もしてくる。

親もどちらかというと下の子をかばう。

「ちょっと!分が悪いぞ!」


ですから、下の子が赤ん坊の時より少し成長し自己主張

してくるころが、上の子が神経質になったり精神的に不安定に

なってくるのだと思います。



いろいろなことに揉まれ、教室内ではいろいろな個性の同世代や

先輩と接して、またぶつかり合って成長していって欲しいものです。


「がんばれ!少年少女たち」





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写真は滋賀県彦根の幼稚園のモニュメント

「この二人素敵です!」




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