キッズ空手教室

古武術功心道 功心道空手少年部

稽古

2010年06月04日 | 指導者として思う事
私は、教室での活動を「練習」ではなく「稽古」としています。

稽古とは 「古(いにしへ)を稽(かむがへ)ること」であり、理想的な形に近づくべく修練することであります。

古きを考え新しきを知るで「稽」には考えるの意味があり、学問や学習をするという意味があります。

日本古来の伝統的な武道や芸道の修行、練習のことを言い、これは単にくり返しを意味するのではなく、

技や芸に対する自己の確立や心の問題を考え、工夫していくことです。


しかし、理想的な形に近づくためには、同じ動作を何度も何度も繰り返さなければなりません。

そして、指導通りの動きが出来てくると後は自分で考え、工夫し自己の確立を目指します。



稽古とは、

「知ってる。」

「何回もやったことある。」

なんて言うものでは、決してありません。





何回も何回も繰り返し反復練習しなければ、稽古にはなりません。

そんなことを言っていては・・・

いつまでたっても理想的な形、動きには一歩も近づけません。絶対に!





私が理想とする形、身体の動かし方、身のこなしについては追々書いていきたいと思っております。





写真は・・流れるような(?)この動き・・
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