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今時、「本読みながら歩いていたら交通事故に遭う」からか、小学校の校庭の片隅からいなくなった?
薪を背負いながら読書をしている少年時代の像で知られる二宮尊徳(通称 金次郎)は、江戸時代後期に農村復興に従事し、日本中の600以上の村々を甦らせることに成功しました。尊徳は、その勤勉さなど道徳的な面ばかりがクローズアップされることが多いのですが、飢餓に苦しむ農村を、報徳の教えによって救った事業家として注目されます。
報徳の教えとは、尊徳が独学で学んだ神道、儒教、仏教などと、農業の実践から編み出した、豊かに生きるための知恵です。
尊徳が、復興すべき村々に入って最初にやったことは、飢餓が迫った者たちのうち、特に病身や老齢で働けない者を一か所に集めて、食事を与えることでした。ここで、尊徳は「出せるものは少ししかない。しかしこれが精一杯である」と現状を正直に村人に説明し、その不足についても詫びました。そして、「今日は何もする必要はない。空腹に耐えさえすれば、必ず生きながらえる。生きていれば、次の収穫で体力を元通りにして、再び村を甦らせることができる」と人々に語りかけたそうです。
尊徳は復興計画」の最初、村人に多くの事を求めませんでした。今、最も大切なことは何か。とにかく最初に必要なのは、体力を維持することであり、全てはそこから始まるのだということです。人間というのは、どんなに努力し続けても前進出来ないと、身体的にも精神的にも疲労して何もできなくなります。何もやる気の起きない人間をその気にさせることは至難の業です。
二宮尊徳が優れていたのは、「お前たち、とにかく仕事をしろ。収穫を上げろ」と叱りつけたのではなく、気力を失った人々に、「こうすれば結果が出る」という、具体的な方法を教えた点なのです。
やられ放題の外交、アジア各国に押されっぱなしの経済、震災・・・。
今、窮地に立っている日本を救うために、
二宮尊徳のような救世主が現れてくれないものでしょうか?
強烈なリーダーシップで今の弱り切っている日本を正しい方向へ舵取りしてくれる。
国民を正しく導くことができる求心力を備えた政治家・・・・・でてきてくれんやろか・・・本当に!