久しぶりにバイクにまたがり、聖徳太子の御廟(お墓)の前を通り過ぎ、太子町の山の中までやって来ました。
水も空気もきれいで別世界です
この先で泥んこの急こう配になり、しかたなく引き返しました
山の中腹でバイクをとめ遠くを眺めると、ハルカスがくっきり見えました。→肉眼では良く見えたのですが
ハルカスが立つのはアベノですが、ちょっと北方向に歩くと西暦593年に聖徳太子(その時の名前は厩戸皇子:ウマヤドノミコ)が20歳で日本初の摂政となり(その時の天皇は女帝、推古天皇)建立を始めた「四天王寺」があります。
ということで…
きっと信心深かったあの時代の人々は、馬や牛に乗って、それとも徒歩なんかで何時間もかけ平気であのあたりまで出かけて行ったんだろうなあ。道中はどんな風景だったんだろうって、しみじみと考えてしまいました
※摂政について:天皇が幼少、女性、病弱などの場合天皇に代わり政務を行うこと(人)。日本の歴史上初の摂政が厩戸皇子(ウマヤドノミコ:後の聖徳太子)で、最も最近の摂政は大正天皇に代わって政務を行った裕仁親王(ヒロヒトシンノウ:後の昭和天皇)です。
現在の皇室典範でも摂政の制度は明記されているので、今後も摂政が生まれる可能性があります。
最近大きな問題となっている天皇陛下の生前退位...
今上天皇(きんじょうてんのう:今の天皇)が生前退位できるように皇室典範を改正するか、それとも皇太子の徳仁親王(なるひとしんのう)が摂政となるか…
どちらが正解かなんて私には判断できませんが、政府や有識者の方々には十分議論していただきたいと思います。日本が日本であり続けられるように…