明日9/23は国民の祝日「秋分の日」です。国民の祝日に関する法律では、秋分の日は〈祖先をうやまい,なくなった人々をしのぶ日〉とされています。※春分の日は〈自然をたたえ,生物をいつくしむ日〉と定められています。
さて、秋分の日と春分の日は昼と夜の長さがほぼ同じです。昼と夜の長さが同じということは、太陽が真東から上り真西に沈むということです。古来より仏教では西方極楽浄土といって、極楽浄土は日本の西方向に沈む太陽のはるか向こうにあると考えられてきました。そんなこともあって、真西に太陽が沈む秋分の日をはさんだ7日間をお彼岸と言います。秋分の日は真西に沈む夕日を眺め、彼岸に思いをはせてみてください。※彼岸とは向こう岸の事、つまり先祖が居る極楽浄土のことです。 ※昼間の長さが一番長いのが「夏至(げし)」、一番短いのが「冬至(とうじ)」です。
まあ宗教的なことは深く考える必要はありませんが、 法律にも〈祖先をうやまい,なくなった人々をしのぶ日〉と定められている位なので、是非君たちのご先祖様の事をいろいろ考える日にしてみてください。先祖がいなければ君たちも生まれてこなかったわけですから… もちろんお墓がある人はお墓参りもぜひ
祝日(正しくは国民の祝日)は特に行事等の連絡をしない限りお休みです。では…「祝日ってなあに?」【参考】祝日は法律でその意味まで定められています。興味のある人は以下を見てください。
国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)
最終改正 令和2年1月1日施行
第1条
自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
第2条
「国民の祝日」を次のように定める。
元日 1月1日 年のはじめを祝う。
成人の日 1月の第2月曜日 おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。
建国記念の日 2月11日 建国をしのび、国を愛する心を養う。
春分の日 春分日 自然をたたえ、生物をいつくしむ。
昭和の日 4月29日 激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
憲法記念日 5月3日 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
みどりの日 5月4日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
こどもの日 5月5日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
海の日 7月の第3月曜日 海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。
敬老の日 9月の第3月曜日 多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。
秋分の日 秋分日 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。
スポーツの日 10月の第2月曜日 スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。
文化の日 11月3日 自由と平和を愛し、文化をすすめる。
勤労感謝の日 11月23日 勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
天皇誕生日 2月23日 天皇の誕生日を祝う。
第3条
「国民の祝日」は、休日とする。
2.「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。
3.その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。
附則
(省略)
・・・とまあ、こんな風に国が定めたお休みなのです。
国家行事みたいなものなので、できれば意味を知ってお休みしてくれた方が良いかな
では