最近はスーパー等のお店やレストランなどの飲食店でも入口に消毒用アルコールが設置されています。
●スーパーなどではアルコールで消毒し入店すると、もし自分が感染している場合、他の人に感染を広げることが少なくなりとても良いことだと思います。
●レストランなど飲食店の入口でアルコール消毒することは、やはり感染を広げる可能性を小さくできる事においては同様に良いことだと思います。
ただし・・・
アルコール消毒をしただけで食事をすることは・・・本当は間違いです。
それは・・・
濃度の高いアルコールはコロナウイルスの膜(ウイルスは細胞ではないのですが、細胞膜のような脂肪性の膜で覆われています)を溶かし確かに無毒化するのですが、消毒後の手のひらには膜が溶けて潰れたコロナウイルスの残骸はついたままです。それと、何よりも手のひらについた他の汚れは手に付着したままですし、ノロウイルスなどは殺菌されずそのままです。
なので
食事前には手についたコロナウイルスの残骸と他のウイルスや汚れを落とすためにも手洗いが必須です!
かん違いしている人がいますが、
コロナウイルス対策にはアルコール消毒より石鹸による手洗いの方が効果は高いのです!!
本来アルコール消毒というのは、手洗い場所が用意できないなどの場合の方法で、石鹸による手洗いに勝るものではありません。
今後・・・
コロナウイルス感染拡大が収束してもレストランなどでは消毒と称してアルコールを置き続けるかもしれません。しかし、毎年どこかで感染がおこるノロウイルスやその他のバクテリアなどはアルコールでは殺菌ができず必ず石鹸による手洗いが必要です。
レストランや食堂を経営している人がこの事を知らず、今後もアルコール消毒を万全と考え、アルコール消毒だけでお客様に食事をさせノロウイルスによる食中毒が発生すれば、営業停止あるいは禁止処分を受ける可能性があります。
※アルコール除菌スプレーのテレビCMで、某レストランの店長さんが、「うちでは全員がこれを手に吹きかけてから厨房に入っています!」にはちょっと驚きました。スポンサーから頼まれたテレビ側の演出ならいいのですが、アルコールを吹きかけただけの手で食材を触っていたらいづれ食中毒を発生させるのは目に見えています。厨房で調理にかかる前に石鹸できれいに手を洗うのが安全で正しい方法です
塾長の話だけではちょっとという人のために
厚生労働省のホームページから以下の必要個所を引用しました(すべてを読みたい人は、クリック厚生労働省)
2. 手や指などのウイルス対策
1.手洗い
手や指についたウイルスの対策は、洗い流すことが最も重要です。手や指に付着しているウイルスの数は、流水による15秒の手洗いだけで1/100に、石けんやハンドソープで10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らせます。
手洗いの後、さらに消毒液を使用する必要はありません。
参考:新型コロナウイルス対策ポスター「新型コロナウイルス対策 身のまわりを清潔にしましょう。」
2.アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)
手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。
アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化するものです。
また、手指など人体に用いる場合は、品質・有効性・人体への安全性が確認された「医薬品・医薬部外品」(「医薬品」「医薬部外品」との表示のあるもの)を使用してください。
<使用方法>濃度70%以上95%以下(※)のエタノールを用いて、よくすりこみます。
(※) 60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えありません。
ちょっと長かったかな?
ではまた教室で
【おまけ】
奈良の家は今壁を工事中です。
竹組をして、土壁、漆喰を塗る・・・かな?よくわかりませんが来春までかかりそうです
●スーパーなどではアルコールで消毒し入店すると、もし自分が感染している場合、他の人に感染を広げることが少なくなりとても良いことだと思います。
●レストランなど飲食店の入口でアルコール消毒することは、やはり感染を広げる可能性を小さくできる事においては同様に良いことだと思います。
ただし・・・
アルコール消毒をしただけで食事をすることは・・・本当は間違いです。
それは・・・
濃度の高いアルコールはコロナウイルスの膜(ウイルスは細胞ではないのですが、細胞膜のような脂肪性の膜で覆われています)を溶かし確かに無毒化するのですが、消毒後の手のひらには膜が溶けて潰れたコロナウイルスの残骸はついたままです。それと、何よりも手のひらについた他の汚れは手に付着したままですし、ノロウイルスなどは殺菌されずそのままです。
なので
食事前には手についたコロナウイルスの残骸と他のウイルスや汚れを落とすためにも手洗いが必須です!
かん違いしている人がいますが、
コロナウイルス対策にはアルコール消毒より石鹸による手洗いの方が効果は高いのです!!
本来アルコール消毒というのは、手洗い場所が用意できないなどの場合の方法で、石鹸による手洗いに勝るものではありません。
今後・・・
コロナウイルス感染拡大が収束してもレストランなどでは消毒と称してアルコールを置き続けるかもしれません。しかし、毎年どこかで感染がおこるノロウイルスやその他のバクテリアなどはアルコールでは殺菌ができず必ず石鹸による手洗いが必要です。
レストランや食堂を経営している人がこの事を知らず、今後もアルコール消毒を万全と考え、アルコール消毒だけでお客様に食事をさせノロウイルスによる食中毒が発生すれば、営業停止あるいは禁止処分を受ける可能性があります。
※アルコール除菌スプレーのテレビCMで、某レストランの店長さんが、「うちでは全員がこれを手に吹きかけてから厨房に入っています!」にはちょっと驚きました。スポンサーから頼まれたテレビ側の演出ならいいのですが、アルコールを吹きかけただけの手で食材を触っていたらいづれ食中毒を発生させるのは目に見えています。厨房で調理にかかる前に石鹸できれいに手を洗うのが安全で正しい方法です
塾長の話だけではちょっとという人のために
厚生労働省のホームページから以下の必要個所を引用しました(すべてを読みたい人は、クリック厚生労働省)
2. 手や指などのウイルス対策
1.手洗い
手や指についたウイルスの対策は、洗い流すことが最も重要です。手や指に付着しているウイルスの数は、流水による15秒の手洗いだけで1/100に、石けんやハンドソープで10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らせます。
手洗いの後、さらに消毒液を使用する必要はありません。
参考:新型コロナウイルス対策ポスター「新型コロナウイルス対策 身のまわりを清潔にしましょう。」
2.アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)
手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。
アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化するものです。
また、手指など人体に用いる場合は、品質・有効性・人体への安全性が確認された「医薬品・医薬部外品」(「医薬品」「医薬部外品」との表示のあるもの)を使用してください。
<使用方法>濃度70%以上95%以下(※)のエタノールを用いて、よくすりこみます。
(※) 60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えありません。
ちょっと長かったかな?
ではまた教室で
【おまけ】
奈良の家は今壁を工事中です。
竹組をして、土壁、漆喰を塗る・・・かな?よくわかりませんが来春までかかりそうです