上空から降る雪を眺めていると、よくぞここまで無事に下りてきたなあ~という気持ちになります
さて、雪はどこから降ってくるのでしょう?
空から??「そら」そうだけど、実は「雪」のふるさとは雲なのです。
雲とは地表や海から蒸発した水が、上昇気流で空の高い所へと持ち上げられ水滴になり集まったものなのですが、水滴とともに雪の赤ちゃん(小さな氷の粒)もたくさん集まっているのです。しかも高度にもよりますが、寒い雲の中には冬だけでなく年中雪の赤ちゃんがいるんです。
そして雲は、雪の赤ちゃんが増えすぎささえきれなくなると、赤ちゃんを下界へと落とし始めます。気温の高い時は地表にとどく前にとけてしまい「雨」になりますが、気温が低いと(※だいたい下界の気温2~3度くらい)赤ちゃんは空気中の水分を結晶としていっぱい身にまとい、大人の「雪」へと育ちながら落ちてくるのです。
と言う事は、もともと雲を作っていた雪の赤ちゃんが降ってきたのですから、雪は「雲のかけら」みたいな物ですね
こんなことを考えながら空を見上げていると、雪もまたちょっと違って見えてくるかもしれませんよ!
道路に積もった雲のかけら!?
「雲って・・・ツルツル滑ります~え~ん」