月乃和熊(ツキノワグマ)のささやき

歴史好きオヤジが細々と大震災、水害、雪害の復興花火や図書館の蔵書の支援を続けていまふ。

ホテル戸田家 タヌキのお腹に抱かれて♪

2013-07-11 18:00:00 | 旅行・散歩・日記
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湯亭という露天風呂を目指して歩いていると、無料の貸切風呂がある。
特に予約も必要なく、貸切風呂に入り鍵をかけると、風呂との明かりが点き、先客がいることがわかるようになっているので、早い者勝ちらしい♪

おもしろいことに、貸切風呂は全て湯船が違っていて、番地形式で区分られている。
貸切風呂の大きさは、5番地の釜風呂以外はどれも大人二人が入れば満員なので、家族風呂として数人で入るには少々狭い。

1番地の貸切風呂はヒノキの湯船に、風呂の底に絵が描かれている


2番地の貸切風呂は冒頭のたぬき風呂。

3番地の貸切風呂は、しゃこ貝型の湯船
喜んで入るのは、どんな人だろうか・・・・

3番地と5番地の間にあるのは寿番地瓶風呂
”ことぶきばんち びんぶろ”とでも読むのだろうか。

5番地の貸切釜風呂は釜風呂
前の人の直後に入ると、きっと湯が半分になっているに違いない・・・

さて、月乃和熊(ツキノワグマ)は、どの風呂に入ったでしょ~か?

みなさんは、どの風呂にはいりたい?


ホテル戸田家の朝 2013-07-12につづく~
前の記事 ホテル戸田家 湯亭 2013-07-10

<JRで行く南紀・伊勢の旅関連記事>
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ホテル戸田家 湯亭

2013-07-10 18:00:00 | 旅行・散歩・日記
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ホテル戸田家 湯亭
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ホテル戸田家には、海を汚さないために石鹸やシャンプーを置いていない、湯亭という露天風呂がある。
風呂は丘の上にあって、下駄に履き替えて登っていく。

ちょこっとカタログから写真を拝借すると、男湯にはヒノキで湯船を舟形にした風呂や釜風呂に岩風呂がある。
景色も良くだれもいなかったので、釜風呂に石川五右衛門を気取り、「ぜっけ~かな、絶景かな」と言いながら入ってみた。
でも、釜風呂から上がるとお湯が半分になってしまった・・・

女湯は、ヒノキの樽風呂に岩風呂
それに、甕(かめ)風呂なるものがあり、、、

なんか入るのが大変そうなのであります。。。
カタログの写真だから、傘などは常設されていないと思いますよ。

ホテル戸田家 タヌキのお腹に抱かれて♪ 2013-07-11 につづく~
前の記事 皇室の方々も宿泊した”ホテル戸田家 2013-07-09

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皇室の方々も宿泊した”ホテル戸田家

2013-07-09 18:00:00 | 旅行・散歩・日記
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皇室の方々も宿泊した”ホテル戸田家”
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旅の二日目の宿は、皇室の方々、しかも秋篠宮様が3回も宿泊したという、ホテル戸田家だ!

竜宮城につれていってくれるかなぁ。あの遊覧船には、ちょっと乗ってみたかった・・・

結婚25年の祝として、カミさんに少々見栄を張ってグレードの高いホテルを選んでみたわけだが、安いほうの部屋を選んだのはいうまでもない。。。

でも部屋に入ると、結婚25年とのことで特別にケーキを用意してくれていたのであります!

しばし休憩の後は、お約束の温泉!
(浜の湯)


風呂の入口付近には、テレビドラマのサスペンスの撮影で宿泊した俳優や、テレビクルーの写真や骨董品がたくさん飾られていたのでした。

夕食は大広間で、山海のご馳走が整然と並べられたバイキング!


お祝いに特別に、赤飯まで用意していてくれて、


ステーキは松坂牛(であってほしい)、


特にノンベイの月乃和熊(ツキノワグマ)の目を引いたのが、江戸の昔にも日本橋で売られ、熈代勝覧にも描かれていた金山寺味噌。
お酒の肴にもなるし、文字通りのモロキュウとして食べるとまたおいしい。
伝統の味に舌包みを打ったのでありました。

夕食を楽しんでいると、カミさんがボソッと曰く、
「結婚25年は来年なのよね・・・」

ななっ!!
えぇ~~!!!!
・・・・・・・・・・・・・
戸田家さん、あいすまんこって。。。

<金山寺味噌関連記事>
熈代勝覧(きだいしょうらん)=弐拾壱の巻 水売り=


ホテル戸田家 湯亭 2013-07-10につづく~
前の記事 賀田神社の能舞台 2013-07-08


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賀田神社の能舞台

2013-07-08 18:00:00 | 祈願(神社仏閣)
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賀田神社の能舞台
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鳥羽の賀田(かた)神社は、なんの変哲もない田舎の神社に見えるが、戦国武将の九鬼嘉隆ゆかりの神社である。

しかしそれだけではない。
祭礼には奉納される神能楽は、宝永4年(1707)年ごろから盛んに行われ、使われている能面、能衣装は鳥羽藩主の稲垣氏が寄贈したものだ。

驚くのは、この能舞台は現在はほとんど見ることのできない組立式だということだ。


切妻造りの舞台は松の柱に杉板張りの本格的な組立て式の能舞台で、嘉永7年(1854)の墨書も見られることから、およそ250年も使われ続けている。

ここで、昔々武田を滅ぼした信長が、その領地を家康と巡回したときに、組み立て式の休憩所を使ったことを思い出した。

古くは、秀吉が美濃を攻めるときに造った一夜城も、組み立て式だったのだろう。

昔からつづく組立て解体の技術が、こんなところで継承されていたと思うと、とってもロマンを感じるのでありました。


皇室の方々も宿泊した”ホテル戸田家 2013-07-09につづく~~~
前の記事鳥羽の浮城 2013-07-07

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鳥羽の浮城

2013-07-07 12:00:00 | 歴史こぼれ話
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鳥羽の浮城
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戦国武将 九鬼嘉隆が築城した鳥羽城は、伊勢と志摩の国境とされた妙慶川を掘りとして利用し、四方を海に囲まれたように造られた海城(うみじろ)で”鳥羽の浮城”などとも呼ばれた。
城の周りの白い色の部分はすべて海で、水軍の城として造られていたので、大手門は海に向かっていた。

武家屋敷は相橋門(あいはしもん)を出て相橋を渡った城外にあり、その付近が当時を面影を僅かに伝える。



関ヶ原で家を二つに分けたのは、真田だけではない。
3万5千石の大名にまでなった大水軍を擁する嘉隆は、関ヶ原において九鬼家の存続を願い、西軍には嘉隆が与し、息子の守隆は東軍に与したことも遠因となって、以降は内藤、土井、松平、板倉と様々に城主が入れ替わり、享保10年(1725)に稲垣氏が移封されてからは、明治まで稲垣氏が鳥羽藩を治めた。

城址公園から鳥羽湾を望む


戦後、家康と談判に及んだ守隆の功績が評価され、嘉隆は許されることになった。
しかし、その知らせが届く前に、日本で最大最強の軍船を駆って水軍を率いた九鬼嘉隆は、九鬼家に害を及ばすことのないよう、家臣の換言を入れ自害して果てたのでありました。


賀田神社の能舞台 2013-07-08 につづく~~~
前の記事 九鬼水軍ゆかりの賀田神社 2013-07-06


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九鬼水軍ゆかりの賀田神社

2013-07-06 12:00:00 | 歴史こぼれ話
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九鬼水軍ゆかりの賀田神社
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旅行二日目の6月10日(月)15:30ごろ、JR東海 鳥羽駅に到着。

普通は鳥羽といえば、水族館とか真珠とかを見に行くのだろが、月乃和熊(ツキノワグマ)には、ぜひ訪れたい神社があった。

カミさんの迷惑を顧みず、鳥羽駅から徒歩数分にあるのが、賀田(かた)神社だ。


こちらの神社は、境内もさほど広いわけでもなく、どこの地方にでもある地元の神社のように見えるのだが、神亀元年(724)ごろの鎮座と歴史も古い。

鳥羽は九鬼水軍の本拠地で、戦国武将の九鬼嘉隆(くき よしたか)が、賀田神社のお告げで境内の松を切り出し、「鬼宿(きしゅく)」という船を完成させた。

これが後に、秀吉から日ノ本一(ひのもといち)の船と称賛されて、「日本丸」と呼ばれるようになった。

船は全長約46m、、幅約9mもあり、甲板上に三層の楼閣を設け、大筒を3門も備えた。
櫓は100挺もあって、武将、兵士、水主(かこ)の合わせて180人も乗り込み、朝鮮の役の出兵の際には、朝鮮軍の攻撃を寄せ付けない圧倒的な活躍を見せつけた。

途中で見つけた九鬼嘉隆水軍展の看板


この日本丸の驚きはこれだけではない。
九鬼嘉隆のイラストのアップ


この後、60挺櫓に縮小されながらも安政3年(1856年)まで、使用されていたという説もあり、これが正しければ、文禄の役の文禄元年(1592)から幕末近くまで、264年も使われていたことになるのだ!

また、別の話によると信長が毛利に対抗するために九鬼氏に建造させた、有名な「鉄甲船」の内の1隻が日本丸になったという説もある。
それだと、鉄甲船は天正6年(1578)6月に完成とされているので、船齢は278年にもなってしまう。

さて、真実は?
歴史ロマンであります♪


鳥羽の浮城 2013-07-07 につづく~~~
前の記事 くじら亭で(休憩) 2013-07-05

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くじら亭で(休憩)

2013-07-05 18:00:00 | つぶやき
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くじら亭で(休憩)
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6月10日(月) 紀伊勝浦のホテル浦島の桟橋から、紀の松島の遊覧船を楽しんで、観光桟橋で船を降りたら・・・

観光桟橋のお店がなんか変、、、

看板のとおり、「くじら亭」という土産屋さんなのだが・・・

お店の入り口のほぼ中央に女性が?なにやってんの?
よ~く見ると、海女さんの格好をした人形なのでありました。。。


九鬼水軍ゆかりの賀田神社 2013-07-06につづく~~~
前の記事 南紀6号 紀伊勝浦~鳥羽 2013-07-04

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南紀6号 紀伊勝浦~鳥羽

2013-07-04 18:00:00 | 旅行・散歩・日記
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南紀6号 紀伊勝浦~鳥羽
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2013年6月10日(月) 曇り

紀の松島の遊覧船を楽しんでいたら、小雨が降りだした紀伊勝浦。
ところがカミさんが笠を買ったら、止んでしまった。。。
やっぱり、カミさんは雨女だった・・・

さて、気を取り直して紀伊勝浦駅から鳥羽に向かって移動開始だ!



今日の宿泊は鳥羽。
鳥羽までは、多気駅で在来線に乗り換えて、のんびりとJRの旅だ。

南紀6号


南紀6号は、車内販売がないので駅前の弁当屋さんで弁当と飲み物を買い求めた。

紀伊勝浦はマグロでも有名なので、お昼はマグロステーキ弁当。


熊野灘に別れを告げ、

海沿いから山間に入り、
多気駅で南紀6号を降りて在来線に乗り換え、いざ鳥羽へ!

逆光で見にくいですが、右側が近鉄鳥羽駅で、左がJR東海の鳥羽駅。

紀伊勝浦からおよそ3時間かけて鳥羽に到着したのであります。

くじら亭で(休憩) 2013-07-05につづく~~~
前の記事 紀の松島遊覧 2013-07-03


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紀の松島遊覧

2013-07-03 18:00:00 | 旅行・散歩・日記
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旅行二日目。
雨こそ降っていないが、台風3号が紀伊半島に接近しているとのことで、雲が低く垂れこめている・・・

しか~し、そんなことでめげる月乃和熊(ツキノワグマ)ではない!
二日目の最初の観光は、紀の松島の遊覧だ。

選んだコースは、ホテル浦島の桟橋から遊覧船「オルカ号」に乗って、少々外洋に出ながら勝浦の湾内を一周して、観光桟橋に戻るコース。



紀の松島とは、島が点在し宮城県の松島のように、風光明媚な景色を作り上げていることから命名されたそうだ。




湾内はそんなに波もなく順調のようだが、湾を抜けると途端に波が襲ってきた。


本来は湾の外から紀の松島を望むのだそうだが、波が荒く縦揺れに横揺れに、まるでジェットコースターにでも乗ってるようだ。


波というか”うねり”大きくなってきたとき、水面でなにかが飛んでいる?
写真は取れなかったが、じっと目をこらしていると、羽?を広げて・・・こんな近海に飛魚がいるのだ!

南紀は古来から捕鯨が盛んだったそうで、その昔はこの岬からはクジラを獲る船がたくさん出たそうだ。

太地くじら浜公園に展示されている捕鯨船


海に浮かんでいる黒いものは、真珠の養殖だそうだ。
勝浦でも真珠の養殖が盛んだったんですね。

本当は、太地くじら浜公園で降りてクジラの博物館で遊んで、再び遊覧船で観光桟橋に戻る予定だったが、この日は波が荒く船を降りても良いが、次の観光船が見込めないとのことだったので、おとなしく観光桟橋まで戻ったのでした。


南紀6号 紀伊勝浦~鳥羽 2013-07-04につづく~~~
前の記事 ホテル浦島の朝 2013-07-02


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ホテル浦島の朝

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6月10日 月曜日の朝は曇り

今にも泣きだしそうな雲行きだが、波はおだやかに見える、窓を開けると早々と漁船が1隻帰ってきた。

昨夜撮った船の写真・・・・


朝になって窓を開けたら、それは沖合に浮かぶ中之島ホテル。ホテルの明かりだったのだ。
中之島ホテルは島全体がホテルで、まるで客船のようでありました。

さて朝食は、またまた山上館 33階の展望レストランでバイキング。
月乃和熊(ツキノワグマ)は洋食を選び、朝からついつい食べ過ぎてしまいました。

展望レストランから見た観光桟橋

昨日はあそこから船に乗ったのでありますな。

さて、旅行二日目も天候不順ながら、気合を入れて観光するのでありました。


紀の松島遊覧 2013-07-03につづく~~~
前の記事 ホテル浦島 浦島神社 2013-07-01

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