キタデザインチームのブログ

リフォーム専門ならではのアイディアやアドバイスがいっぱいです。

リフォーム 石川 燃料電池

2011年06月01日 | Weblog

 こんにちは キタデザインチームの古川です。
先日、お客様から、『エネファームと太陽光のダブル発電を使いたいんだけど』とご相談がありました。
エネオスのCMでやってる『エネファームと太陽光発電でウホウホ』ってやつですね・・・

エコウイルガスエンジンで発電し、その時発生する熱でお湯も作るシステム。
エネファームは、家庭用燃料電池の総称で、ガス中の水素と空気中の酸素を反応させて発電し、そ排熱で
給湯するシステムです。どちらも、電気と一緒にお湯も作れるガスジェネレーションシステムです。
この排熱を利用して床暖房や温水ルームヒーターにも使えます。

 最近はオール電化でエコキュートが当たり前になってきて、ガスの設備ってどうなんだろう?って思いながら
不勉強な私は商品について調べているうちに、10年前に読んだ本のことを思い出しました。

      ↓遊んでほしそ~に本の向こうで見つめる愛猫ルパン
                

 『燃料電池が世界を変える』という本で2001年に父に『読め!』ともらった本です。
水素と空気の化学反応で電気とお湯が同時に出来、台所やバスルームで使うお湯のために
給湯器を設置したら、ついでに電気ができる
、そうゆう研究が進められている

当時は何の事だか??という感じで読んでいた本が、現実になっていることに、今更ながら驚きました

エネルギーは『買う時代』から『つくる時代』になり、最終的には家庭に1台づつマイカーのように発電機
を持つ時代がやってくる
書かれていた内容が現実になりつつあるように思います。     

 福島原発の事故で、原子力発電について疑問視されるようになりました。
上記の数字にありますが、原子力発電では電力33%作るために67%の熱が捨てられています。

 原子力発電所の捨てる巨大な排熱は河川や海の水で冷却され、発電所から出る温排水は水温を
上昇させ自然破壊に繋がります。

自宅で発電すれば80%前後のエネルギーが使え、資源の節約と排ガスの減少に繋がり
地球を窮地から救うという意識につながるのではないでしょうか?

 こういう問題が身近になった今、私たちは節電はもちろんですが、地球にやさしい設備の
ご提案や、補助金等、勉強しなければいけないことが沢山あると、改めて考えさせられました。

 

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